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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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残暑厳しい折、お嘆きや憤慨の諸兄も多いことと存じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日はヴィラのゲームプランにぴったりばっちり、悲しいほど見事に嵌められてしまいました。立ち上がりの押している時間に先制点を決めていれば全く違う展開になったでしょうが、逆に守る相手に先制されたのが何よりまずかったですね。キャラからキャプテンへのパスをシドウェルに読まれてインターセプトされ、彼がまたうまく前に繋ぎました。そこからのカウンターをルーカスがファウルで止めたんですが、後ろの人数が足りていたから信頼して任せても良かったと思います。
前半はどうも、そういうインターセプトや足元のボールをさらわれるというシーンが目につきました。それだけヴィラが集中してしっかりと狙っていたということでしょう。そういうアグレッシブな守りをする彼らをうまくいなすことが出来ず何度もカウンターを許し、前半終了間際にはセットプレーにしてしまいました。あれはミスジャッジだったと思いますが、あんな風にレイナが激昂するのはめずらしいことです。なんだかいやな雰囲気だと思ったら、その通り決められてしまいました。
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完敗の3日後は完勝でした!これだからリバプールファンはやめられない。試合開始直後から点を奪いに前に出て、その押し込んだ時間にきっちりと決められたのが大きかったですね。
その後はちょっとした連携のずれからのミスが目立ち、相手にボールを渡して自ら苦労する展開を作っていました。1-0のままだとどうなるかわからない、そんな重い雰囲気の中でのジョンソンの2点目、あれで試合は決まりました。良く反応して難しいボレーをきれいに決めましたね~。彼の身体能力の高さがよくわかりました。ストライカーでさえ移籍して最初の得点を決めるまで苦労することがしばしばなのに、DFの彼が2試合目であっさりと得点するというのは、何か持っているものが違うのかという気さえしました。今日の彼は本当にすばらしく、間違いなくMOTMの働きです。

後半には立て続けに相手のセットプレーになりましたが、レイナがまた良く止めてくれました。まるでカシージャスのような反応。その後は前半の連携ミスも改善され、ボールが良く廻って完全に試合を支配しました。3点目のキャプテンの鬼トラップはうっとりです。トーレス、カイト、エンゴグと前線の選手がしっかりと得点し、ニューフェイスのジョンソンも初得点し、怪我あけのリエラをピッチに送る余裕があり、今日の試合は完璧でした。

ラファはシステムを変更するかどうかがこの試合の一番の興味でしたが、変えませんでしたね。ルーカスがその信頼にしっかりと応えるプレーを見せてくれて、きっとラファは喜んでいると思います。キャプテンが気持ちポジションを下げ、ボールを貰いに行くことで中盤から前線へボールがスムーズに廻っていたと思います。ベナユンの存在感も大きかったですね。

アジャラの先発デビューは正直非常に不安でしたが、彼は本当に良くやったと思います。少々判断に迷っている場面もありましたが、ストーク相手に空中戦で負けていなかったのは合格です。公式HPではキルギアコスの移籍がほぼ完了し、週末前にメディカルチェックに入ることが発表されました。これでアジャラのチャンスは減るかもしれませんが、まだ18歳、これからどんどん経験を積んで欲しいと思います。しかし彼は、なんでいつも5分前にフラれて帰って来たような顔をしているんだろう・・・。

トーレスはゴールこそ決めましたが、まだ100%の動きではないようです。彼なら追いつける、と思うボールに一歩足りない感じでしたね。しかし9針も縫う怪我をしながら包帯も巻かずテープも貼らず、交代まで全力の仕事をしてくれたことを称えたいと思います。結構腫れていて視野にも影響あったと思うんですけどね。あの気合があれば、100%になるまであとほんのわずかでしょう。

気持ちよく勝ってくれると嬉しいですねえ。しかしたった1敗で凹んでいられないのと同じように、たった1勝で浮かれているわけにもいきません。今日は相手の中盤のプレスが緩くそこでボールを楽に持てましたが、同じような繋ぎをプレスのきつい相手にどうやれるか。
・・・などとえらそうに書きながら、本音は浮かれまくっています。3連覇のチャンピオンが昇格チーム相手に星を落としたんですから、なおさら!

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:8 後半立ち上がりでデラップのシュートを見事にセーブ、2-0の段階で非常に重要なものだった
インスーア:5 前半の決定機を外したのはいただけないが、それ以外はしっかりと仕事
アジャラ:5 時々苦労していたが、彼を正しく導くシニアの選手たちがいてくれた
キャラガー:7 負傷しているにも関わらずしっかりとしたプレーで、デラップからのクロスに対して生命線
ジョンソン:9 マン・オブ・ザ・マッチの働き・・・すばらしい攻撃のプレーで、1ゴール1アシスト
キャプテン:8 4得点中3得点に関わり、彼がマン・オブ・ザ・マッチでない理由はジョンソンがすごすぎたから
ルーカス:7 驚くほどしっかりしたプレーで、立ち上がりにもう少しでゴールを決めるところだった
マスチェラーノ:5 いくつかの不安定なパスは悪かったが、走ることを決して止めなかった
カイト:7 トーレスが下がった後の前線でも、どちらのポジションでも良かった
トーレス:7 良くゴールを決め、9針縫う怪我にも関わらず常に脅威となっていた
ベナユン:6 先発に値する仕事をし、何度か巧みな走りをしてベニテスを喜ばせた
(SUB)リエラ:5 怪我からの復帰でインパクトを与えるのに苦労していた
(SUB)エンゴグ:7 適切な時に適切な場所にいて、ロスタイムにホームの空のネットにボールを突き刺し、きっちりと仕事をした
(SUB)ボロニン:6 代わって入ってから何度かいいタッチを見せた
待ちに待った開幕戦は、黒星スタートとなりました。世界中のファンが、今頃がっくり肩を落としているはずです。内容が良くても勝てない、そういう不運な試合は必ずどこかであります。しかし今日は内容的にも完敗でした。前半スパーズがシュート10本に対してレッズは1本、これが全てを物語っています。昨シーズンのラストゲームと同じ相手にここまで違う試合になるのは、誰でも「いったいどうした?」と言いたくなるでしょう。

レイナが頑張ってくれていなければ、もっと悲惨な内容になっていたかもしれません。ジョンソンはサイドに新しい攻撃力をもたらしてくれていたし、インスーアも良くやっていました。先発で良かったと言えるのはこの3人くらいでした。センターバックの2人が不安定だと、ここまでチームがぐらぐらするんですね。特にキャラ。どうした。いったいどうした。縫うほどの怪我をしながらプレーを続けた気迫は賞賛したいですが、ピッチに立つ以上それなりのパフォーマンスは見せなくてはなりません。CBの2人とも怪我で調整不足だった上に、試合中に負傷してしまった、それが大きく影響したゲームになりました。

前半の内容を見てこれはラファも動かなくてはならないだろう、と感じたんですが、キャラとシュクルテルの左右を入れ替えただけでした。後半開始からベナユンを入れて欲しかったですね。彼が入って試合ががらりと変わりました。ラファはバベルを先発起用することで、彼に信頼を示して奮起を期待したんだと思います。しかしそれは見事に外れてしまいました・・・バベルが自信を失っていなければいいんですが。

トーレスも駄目だった。キャプテンは本来の動きではなかった。しかし個人の出来がどうと言うより、チームになってない!お互いを信頼している?と聞きたくなるようなボール回しでした。CBはもっと中盤の2人を信頼してボールを預けて欲しい。スパーズの積極的なプレスと攻撃のスピードにばたばたして、ボールを落ち着かせるところがありませんでした。これはアロンソの抜けた穴なのか・・・。

ポジティブなところを探すとすれば、サイドバックの攻撃力が確実に上がっていることでしょうか。そして、アッガー、アウレリオ、リエラ、アクイラーニが入って来れば、ベンチの厚みは格段に増すと思います。しかし今日の出来を見る限り、CBの補強は必要なようですね。ラファの中ではケリーは右サイドバックで、センターはアジャラということがはっきりわかりました。
どんよりするような開幕戦でしたが、チームはいい試合を一つすればがらっと変わりますからね。シーズンはこれから!

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:7 キーンのシュートを何度か好セーブ
インスーア:6 すばらしいパフォーマンスではなかった
ジョンソン:8 リバプールのベストプレーヤー
シュクルテル:5 前半の負傷後はお粗末
キャラガー:6 最高の出来ではなかった
キャプテン:7 後半は印象的
ルーカス:4 姿を消していた
マスチェラーノ:6 タフな午後
カイト:5 試合にインパクトを与えず
トーレス:6 ハードワークをしていたが輝けず
バベル:5 輝いていなかった
(SUB)アジャラ:6 タフな試合
(SUB)ボロニン:5 PKは貰えなかった
(SUB)ベナユン:6 バベルより良かった
失点はどちらも右から。1失点目はアジャラがアグエロに付ききれず、ヘッドを許してしまいました。「しっかり捕まえとけ!」と言いたいところですが、アグエロはああいうのが上手いですから、ちょっと若い彼には荷が重かったかもしれません。2点目はグレン・ジョンソンがボールホルダーにつられ、位置取りがまずかったと思います。フォルランがまた、ああいう風にいいところに走りこんで来るの上手いですね。結局相手に少ないチャンスをきっちり決められてしまいました。

攻撃に関してはいくつかいいチャンスを作っていたし、決め切れなかったのはやや不運でした。トーレスの動きが良かったですね。キャプテンからのスルーパスが出た時は「決まった!」と思ったんですがシュートはポストに。しかしああいう攻撃ができていれば、今度は得点に結びつくでしょう。

ルーカスが良くやってましたね。アロンソが去って彼に気合が入っているのがわかります。今日の前半は特に前への意識が感じられました。しかし、後半の半ばにキャプテンがセンターの位置に下がってから、ビシビシいいスルーパスが前線に通り始めました。それを右サイドにポジションを移していたルーカスが上手く反応し、落ち着いてゴール。ああいうのを見ていると4-4-2もいいんじゃないかとふと感じてしまいましたが、やはりオプションとしてはありでも、基本的にキャプテンとトーレスの関係は動かせないでしょう。アロンソがいなくなった今、4-2-3-1の並びは同じでも、攻撃のスタイルをもっと変えていかなくてはなりません。アロンソがいた時は両ウィングは左右に開き、彼がボールを持った時にはパスが出てくることを信じて前方のスペースに走り込んでいました。しかしそこにパスが通っても、引いてくる相手は中をがっちり塞いでいるので、「サイドまでは通るんだけどその後がね・・・」ということが多かった。アロンソの代わりにルーカス、あるいはアクイラーニのどちらが入るにせよ、彼らはもっと自身の機動力を生かし、ショートパスのワンツーを受けて前に出て行くようなプレーの方をやりたがるでしょう。そのためにはもっと選手間の距離を近くしなくてはならないし、お互いを見て連動した動きが必要だと思います。両ウィングにそれを期待したんですが、あまりなかったように感じました。これからに期待します。

CBについては、「良く頑張りました」のハンコを押してあげたいですね。てっきりケリーが先発で入ると思っていましたが、アジャラとは・・・ラファだなあ(笑)。キャラが負傷交代した時はサン・ホセを入れたし、ケリーについてはもうわかっているからいいと考えたのか、それとも別の理由か。とにかくサイドに入った今日のケリーは良かったです。彼はこのプレシーズンで確実に自信をつけましたね。少なくともラファは、RSBの控えはデゲンよりも彼を使うつもりなんじゃないかと思いたい。これからそこを補強するという可能性もありますが・・・。

それから、エスパニョールのハルケの訃報を知りました。ついこの間キャプテンマークを巻いて元気に対戦していた選手が、こんな風に突然逝ってしまうというのは、信じられないの一言です。先日の試合では安定した守りを見せつつ、いい起点のパスを供給していました。開幕直前のこの時に突然守備の要であるキャプテンを失い、クラブ、選手たち、そしてあの新スタジアムで楽しそうに応援していたファンたちがどれほどのショックを受けているか・・・。彼らがそれをしっかりと乗り越えられることを願います。R.I.P.
出場メンバーは下記の通りでした。

カバリエリ(78分グラクシ)
ジョンソン(46分デゲン)、ケリー、サン・ホセ(60分アジャラ)、ドッセーナ(60分インスーア)
カイト(46分ベナユン)、スピーリング(46分プレシ)、ルーカス(46分マスチェラーノ)、バベル(46分リエラ、86分キャラガー)
ボロニン(60分ジェラード)、エンゴグ(60分トーレス)

前半に注目したのはルーカスとスピーリングでしたが、彼ら2人ともとても良くやっていたと思います。縦の関係になるのかと思いましたが、お互いにバランスを取りながらプレーしていましたね。スピーリングはちょっとパスミスもありましたが、積極的に攻撃に絡んで行こうという姿勢が見えました。ルーカスは時々効果的な上がりを見せつつ、うまくバランスを取っていたと思います。
しかし前半は何と言ってもバベルが良かったですね!FWか?と思うぐらいどんどん中にポジションを移して、攻撃に絡んでいました。先制点になったボロニンへのパスは、右サイドに流れて出したものです。ボロニンはバベルが前に出ている分やや下がり目で繋ぐプレーをしていましたが、ここという時にはゴール前にしっかり飛び込んでゴールを決めるあたり、ベテランの味ですねえ。
ジョンソンも彼の良さを出していたと思います。ライン際をえぐってクロスを出すより、中にドリブルで持ち込むプレーが好きなようですね。その場合カイトとどうバランスを取るか、そしてボールを奪われた場合の処理をどうするか、もう少し詰める必要がありそうです。ボールを奪われてピンチになる場面が一度ありました。

後半は睡魔に負けて夢うつつで見ていました。さすがにあの時間は厳しい・・・。そして内容がカオスに見えたのは、自分がカオスだったからかもしれません(苦笑)。プレシはどこだ?と思っていたらCBの位置に入っていたり、ケリーは右サイドやっているのか?と思ったら実はセンターのままだったり。デゲンの位置取りが中途半場で、ケリーがサイドまでカバーしているように見えましたが・・・。しかし彼は良かったですね。第4CBは誰か獲るのではなく、右サイドもできる彼で行って欲しいと感じました。まだ10代の選手ですから大きなギャンブルではあります。ラファはギャンブル嫌いですから厳しいかな。
トーレスの調子が上がっていませんね。攻撃は彼の力が肝ですから、ぜひ本シーズンまでには本来の調子を取り戻して欲しいです。週末はアトレティコ戦ですから大丈夫でしょう。

レイナはラファによると少し「問題」があってメルウッドに残ったようですが、大事はなさそうです。万一開幕に間に合わなくてもカバリエリがいますからね。今日はいいセーブを見せました。リエラは足首を捻って負傷交代しましたが、これも深刻なものではないようです。
エスパニョールの新スタジアム、こけら落としの試合は完敗でした。選手全体の動きが重かったですね。時差ぼけが抜けきっていないのか、プレシーズンの負荷が一番かかっている時期なのか、とにかく本来の動きではなかったと思います。その中でキャプテンだけがいい仕事をしていたのは、アジアツアーに出ていないからか。ポストにバーに1回ずつぶつけましたから、次は中に入れてくれるでしょう。キャプテンとトーレスがピッチに同時に立ったのは今季初めてでしたが、トーレスの動きも重く、二人のいい連携はほとんど見られませんでした。

この試合で注目していたのは、グレン・ジョンソンの右、ルーカスがどれだけ気合を見せるか、そしてCBの若手がどれだけやれるか、の3つでした。そして結果は1勝2敗。ルーカスはマスチェラーノの動きが特に疲れている感じの中で、非常に良くやっていたと思います。ジョンソンは期待していただけに、今日の出来には正直落胆しました。カイトとの連携はまだまだこれからですね。そしてCBは、ラファは後半開始からケリーを出してくると思ったんですが、なぜそうしなかったのか謎です。サン・ホセも頑張っていましたが、ラインを合わせることやポジショニング、ファーストチームにはまだ足りないところが見えました。
メンバー交代は、たぶんこんな感じです。誰が誰と、というのはちょっと自信がありません。

カバリエリ(46分グラクシ 78分レイナ)
デゲン(62分スピーリング) キャラガー(62分ケリー) サン・ホセ(46分インスーア) アッガー(78分アロンソ)
ベナユン(62分カイト) マスチェラーノ(62分パチェコ) ルーカス(62分プレシ) バベル(46分リエラ 78分ドッセーナ)
ボロニン(62分ネメト) エンゴグ(62分トーレス)

得点 45分ボロニン 55分リエラ 73分・83分ネメト 79分トーレス

この試合は、とにかくカイトでした。キャプテンマークを巻いての活躍は、すごいの一言。ほとんどの決定機に絡んでいたんじゃないでしょうか。ウィングらしい突破に加えて、クロスやラストパスの精度もすばらしかった。

今日はいつもと違うポジションでプレーする選手が大勢いて、それを見るのも楽しめました。アッガーの左SBは初めてじゃないでしょうか。最初はバランスを考えてかあまり上がらず、キャラがサン・ホセと左右を入れ替えたのはアッガーを上げるためだったのか、その後は前に出るチャンスも増えました。しかし彼はやっぱりセンターにいて、そこから上がって行ってくれる方がいいですね。

スピーリングは今日は右SBでしたが、彼はなかなか良かったです。少なくとも左よりはやりやすそうです。プレシはCBに入りましたが、ほとんど試されるようなシーンはありませんでした。
パチェコのCMは、思いのほか良かったですね。そういえばセスクもバルサっ子なんだよなあ、と彼をちょっと連想させるようなプレーでした。相手がほとんど攻撃に出る余裕がなかったこともあって、どんどん前に上がってネメトやカイト、トーレスと絡んで、見ていて楽しい攻撃の形を作っていました。ネメトも良かったですね!ゴールも良かったですが、トーレスへのアシストもうまかった。(※追記 アシストはカイトで、その1つ前のパスでした)トーレスはあと2点ぐらい取れた感じです。

パチェコ、ネメト、エンゴグ、それぞれ違う良さを持つ若手FW3人、彼らの中で一歩抜け出してくるのは誰でしょうか。これからがものすごく楽しみです。
さて、これでいったん彼らはメルウッドに戻り、それから8月にスペインとノルウェーへ遠征です。ラファは若手の誰を連れて行くでしょうか。彼らFW3人に加えて、ケリー、グラクシ、スピーリングあたりは入りそうです。ハミルを連れて行ってくれないかなあ・・・プレシーズンの間に、一度はファーストチームの中でプレーする彼を見てみたい。キャプテン、ラファにプッシュしてくれませんかね。
またしても遅ればせながら、タイ代表戦の感想を。メンバーは下記の通りでした。

前半:
カバリエリ
デゲン キャラガー アッガー インスーア
カイト ルーカス プレシ バベル
ネメト エンゴグ

後半:
グラクシ(79分レイナ)
ケリー シュクルテル(54分ドッセーナ) サン・ホセ ジョンソン
エル・ザール(57分アルベロア) スピーリング マスチェラーノ バベル(80分リエラ)
パチェコ(80分トーレス) ボロニン

グレン・ジョンソンは、なかなか本職の右でデビューのチャンスが来ませんね。シーズン初ゴールを決めたのはバベルでした。キャラガーのロングパス一発にワントラップして余裕のゴール!しかし全体的にまったりした印象の前半で、これというチャンスは他にあまりなかったように思います。ルーカスが良かったですね。前半中ごろ、バベルに出したスルーパスは特に印象に残りました。

後半開始早々に、残念ながら2人の負傷者が出てしまいました。エル・ザールが相手と交錯して右ひざを痛め、直後にシュクルテルがハムストリングを負傷。診断によるとエル・ザールは内側靭帯を痛め、シュクルテルと共にメルウッドに帰って詳しく検査を受ける予定です。痛めた後も走ることができていたので、それほどひどく痛めたわけではないと思います。しかし2人とも、しばらくは離脱ということになりそうな感じです。

急に2人が負傷退場して少しピッチ上が混乱し、いったんはドッセーナがCBの位置に入って「おぉぉ?」と思いましたが、アルベロアが右に入ることでケリーが中に廻り、ドッセーナは左のウィングに。CBが若手の2人になって興味深々でしたが、失点シーンでは2人ともボールにつられてワンツーを決められ、ゴールを許してしまいました。しかしそれ以外は良くやれていたと思います。

戻って来たスペイン組は、さすがの貫禄でした。前後半通して唯一使われたバベルがさすがに暑さと湿気で疲労したのか、あまり上がれなくなったところをアルベロアがうまく使っていましたね。リエラは右サイドに入り、いつもの左と違って中へ中へと入って行くプレーを見せていました。あれが左でもできたらいいのに・・・。そしてトーレスは格の違いを見せましたね。彼が入ることで周囲にもダイナミズムが生まれ、立て続けにチャンスを作っていました。ボロニンに出したスルーパスは、あれは決めないと!トーレスが入るまではパチェコとボロニンが前線で組んでいましたが、二人とも似たタイプだけに、パチェコはどう動いていいか戸惑っている感じに見えました。

この試合全体から受けた印象は、やはりファーストチームの選手たちは違うな、ということでした。プレシとルーカスは1歳しか違わないんですけどね。若手が割って入るためには「そこそこ」ではだめで、「こいつを使え!」と誰にも思わせるような活躍が、こういうプレシーズンの試合では必要なんでしょう。それが見たい・・・。シンガポールでの試合では、パチェコとトーレスのスペインコンビをぜひ実現させて欲しいです。

なお、足首の負傷のために出場しなかったベナユンとアロンソは、シンガポールでは元気に練習に参加していて、問題はなさそうです。
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