またしても遅ればせながら、タイ代表戦の感想を。メンバーは下記の通りでした。
前半:
カバリエリ
デゲン キャラガー アッガー インスーア
カイト ルーカス プレシ バベル
ネメト エンゴグ
後半:
グラクシ(79分レイナ)
ケリー シュクルテル(54分ドッセーナ) サン・ホセ ジョンソン
エル・ザール(57分アルベロア) スピーリング マスチェラーノ バベル(80分リエラ)
パチェコ(80分トーレス) ボロニン
グレン・ジョンソンは、なかなか本職の右でデビューのチャンスが来ませんね。シーズン初ゴールを決めたのはバベルでした。キャラガーのロングパス一発にワントラップして余裕のゴール!しかし全体的にまったりした印象の前半で、これというチャンスは他にあまりなかったように思います。ルーカスが良かったですね。前半中ごろ、バベルに出したスルーパスは特に印象に残りました。
後半開始早々に、残念ながら2人の負傷者が出てしまいました。エル・ザールが相手と交錯して右ひざを痛め、直後にシュクルテルがハムストリングを負傷。診断によるとエル・ザールは内側靭帯を痛め、シュクルテルと共にメルウッドに帰って詳しく検査を受ける予定です。痛めた後も走ることができていたので、それほどひどく痛めたわけではないと思います。しかし2人とも、しばらくは離脱ということになりそうな感じです。
急に2人が負傷退場して少しピッチ上が混乱し、いったんはドッセーナがCBの位置に入って「おぉぉ?」と思いましたが、アルベロアが右に入ることでケリーが中に廻り、ドッセーナは左のウィングに。CBが若手の2人になって興味深々でしたが、失点シーンでは2人ともボールにつられてワンツーを決められ、ゴールを許してしまいました。しかしそれ以外は良くやれていたと思います。
戻って来たスペイン組は、さすがの貫禄でした。前後半通して唯一使われたバベルがさすがに暑さと湿気で疲労したのか、あまり上がれなくなったところをアルベロアがうまく使っていましたね。リエラは右サイドに入り、いつもの左と違って中へ中へと入って行くプレーを見せていました。あれが左でもできたらいいのに・・・。そしてトーレスは格の違いを見せましたね。彼が入ることで周囲にもダイナミズムが生まれ、立て続けにチャンスを作っていました。ボロニンに出したスルーパスは、あれは決めないと!トーレスが入るまではパチェコとボロニンが前線で組んでいましたが、二人とも似たタイプだけに、パチェコはどう動いていいか戸惑っている感じに見えました。
この試合全体から受けた印象は、やはりファーストチームの選手たちは違うな、ということでした。プレシとルーカスは1歳しか違わないんですけどね。若手が割って入るためには「そこそこ」ではだめで、「こいつを使え!」と誰にも思わせるような活躍が、こういうプレシーズンの試合では必要なんでしょう。それが見たい・・・。シンガポールでの試合では、パチェコとトーレスのスペインコンビをぜひ実現させて欲しいです。
なお、足首の負傷のために出場しなかったベナユンとアロンソは、シンガポールでは元気に練習に参加していて、問題はなさそうです。
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無題
まぁ開幕は右でしょうが、このまま左で使い続けられると、才能が潰れてしまいそうな気がします。ユーティリティーを求めるのもいいですが、GJは右固定で問題ないと思います。
左ならアルベロアを回せばいいですし。
ただインスアしかいなかったから、しょうがなく左に回しているのか、本気でシーズン中に使う気なのか。
ラファの考えはわかりませんが、早くカイトとの連携を深めるべきだと思います。
次の試合でも左ならちょっとラファを疑ってしまいます。
Re:無題
今はまだメンバー構成もバラバラなので、連携を考えていくのはエスパニョール戦ぐらいからだと思います。今は、まずマッチフィットネスを作ることと若手のテストでしょう。