スアレスについて、ケニーのコメントです。また、選手たちも試合後にいろいろコメントをしています。
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●ケニー
(テレグラフ紙)
「彼(スアレス)はいつも試合に出ていたいんだ。出来る限り長く試合に出場し、得点したいと思っているんだよ。
彼は(ファンのアイドルに)なる途中じゃない、もうそこまで到達している。ストーク戦で交代で入って初ゴールを決めた時からそうだ。彼の掛け値なしの100%の献身があるから、ファンは彼を好きになったんだ。彼らはああいう選手を愛するんだよ。私たちのサポーターは、私が今まで出会った中で最も賢い人々だ。私に言わせれば、誰かが良い仕事をした時は彼らにはそれがわかるんだよ。
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公式HPより、7番のシャツを着たスアレスをケニーになぞらえる記者の質問に)誰もがそれぞれの独自性を持っており、あの子を誰か他の人間と比較するのは良くないと思うね。彼はルイス・スアレスだ。彼はすばらしい選手であり、ここに以前在籍していた他の選手と比較するのはフェアじゃない。彼は私と仕事をすることで何か利益を得ているか?わからないね・・・私はスペイン語を話せないし!彼があのアイディアをどこから得ているのか私にはわからないんだが、彼はアイディアにあふれており、どうプレーすればいいかはっきりとわかっているよ。」
●ケリー
(Liverpool Echo)
「もし選ばれたら、ダービーでプレーするのを僕は本当に楽しみにしているんだ。昨シーズンはベンチに座っていたんだけど、厳しい試合だったね。彼らは好スタートを切り、僕たちにプレッシャーをかけていた。僕たちは勝利を狙いに行くけど、ダービーの日はいつでも難しいよ。
僕自身はいい感じだ。ハムストリングの負傷が問題ないよう、今週はメディカルスタッフが僕のことをすごく良く見てくれていた。ウルヴズ戦は確かめながらやる感じで、それができていたと思う。ここ2試合をしっかりとプレーでき、これまでよりもフィットして来たと感じているよ。
(ウルヴズ戦は)早い時間帯に得点できたのが大きかったね。そしてルイスが追加点を決めた。3点目を決められなかったのはアンラッキーで、決まっていれば勝利が確定できたのに、それが出来なくて残念だった。でも僕たちはプロフェッショナルで、試合をしっかり終わらせた。
ルイスのゴールはすごかったね。彼は今、高い水準でプレーしている。彼はトレーニングでも同じプレーをしている。彼がチームにいてくれるのはすばらしいよ。
僕たちは良く守り、試合を終わらせた。3ポイントを獲得したことが肝心だった。僕たちはこの勝利から積み上げて行くことができる。ダービーに向かう時に、勝利を得られたのは良かったね。あそこでは本当にタフな試合になるだろうから、僕たちには勝利が必要だった。
僕たち全員、トレーニングで懸命な努力をし、来週に向けてしっかりと準備しておかなければならない。
(ウルヴズ戦では)僕たちには後ろについていてくれるファンがいた。そしてスティービーの復帰は観客を特に盛り上げたよ。スティービーが復帰して、ボスには選手選びの問題がもっと増えるだろうね。でも僕たちみんながそれは一緒だ。」
●エンリケ
(Liverpool Echo)
「彼(スアレス)がどれだけすごいか、僕は毎日目撃しているよ。彼が好調なら世界最高のストライカーであることは、周知の事実だ。もちろん彼はまだ若いし、また学ぶべきことはたくさんある。しかしこの調子を続けて行けば、これから長い間最高の選手の一人になるだろうね。
(スアレスとキャロルは)お互いを上手く補い合えると思う。アンディが得点できなかったのはアンラッキーだった。最後のチャンスでは、おそらく彼は技を使い過ぎようとしたんだろう。でも次は得点を決めると思うよ。エバートン戦は、彼が得点を決めるための試合としては完璧だ。
ダービーは大一番だが、最も重要なのは3ポイントだ。チャンピオンズリーグの出場権を取れる位置にいたいのなら、こういうタイプの試合に勝たなければならない。インターナショナルブレークの前にもう3ポイントを重ねられたら、上手くやっていると言えるだろう。
ウルヴズ戦ではもっとゴールを決めるべきだったが、肝心なのは、僕たちが多くのチャンスを作っていたことだ。」
●ルーカス
(Liverpool Echo)
「ダービーを迎えるところだから、勝利がすごく重要だった。僕たちはまだまだ改善しなければならないところがたくさんあり、それは認識しているよ。しかし僕たちは軌道を元に戻した。
これからアウェイで重要な大一番を迎える。エバートンは優秀な選手を何人が失ったけど、彼らはそれでもとても優れたスカッドで、良いシーズンスタートを切っている。
ダービーはいつでも難しいよ。間違いなく、今週中はみんながその話で持ちきりだろうね。タフな試合になるだろうが、しっかりと準備をしてあそこで3ポイントを獲りにいかなければならない。
ダービー、それからインターナショナル・ブレークがあり、その後はマンチェスター・ユナイテッド戦だ。これから重要な週が続く。でも昨シーズンと、そして今シーズン、僕たちはどのチームであろうと倒せることを証明した。自信を持って試合に挑むつもりだよ。
(ウルヴズ戦では)かなりのチャンスがあったにも関わらず、そのうちの2つしか決められなかった。ちょっとアンラッキーな場面もあったね。ポストを2度叩いたし、相手キーパーが何回か好セーブをした。失点してからはさらに難しくなった。相手はロングボールを多用して来たけど、僕たちはしっかり対応したよ。
後半にも4回決定機があった。ああいうチャンスがあったということは、僕たちが多くのチャンスを作り出していたということだ。それはポジティブだけど、僕たちはもっとフィニッシュの精度を上げなければならないね。
スティービーがピッチに入ってからの10~15分間でもたらしたインパクトは、誰もが見たと思う。彼は何度かチャンスを作り出した。彼がピッチに立つと、みんなの自信が増すんだ。彼はそういうとても重要な選手で、彼に何ができるかは僕たちみんなが知っている。彼の復帰はすばらしいことだ。うまく行けば、フィットネスはどんどん上がって行くだろう。彼がフィットして、これからのシーズンに良いプレーをして欲しいと僕たちは思っている。
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ガーディアン紙より、ヘンダーソンについて)僕は若手選手を非難しないよ。数年間は僕がその立場にいたからね。彼は英国人で、すでにプレミアリーグに適応している。でもクラブが変わり、リバプールという大きな所に移籍した時は難しいんだ。彼は良いプレーをしていると思うよ。もっと出場時間が増え、やるべき役割をもっと理解すれば、彼の自信は増すだろう。
僕たちはとにかく彼を励まし、成長し続けるために自信を与えなければならない。彼が優れた選手になる資質を持っているのが僕たちにはわかるけど、彼はまだ若い。僕たちは彼に自信を与え、辛抱強くなければいけない。そうすれば、彼が優れた選手であることがわかるだろう。彼が一生懸命努力するのが好きだってことは、練習を見ていればわかるよ。それが肝心なんだ。毎日懸命な努力を続けて行けば、チャンスはやって来る。僕たちが彼を急かさずになじむ時間を与えれば、彼は絶好調の自分を見せる用意ができるだろう。」
●カイト(ガーディアン紙)
「チームから外れればがっかりするよ。子供の頃から、チームから外れた時はいつもがっかりしていた。チームに入って貢献したくてたまらないからね。しかし、そのことで僕の決意はさらに強いものになる。僕は自分自身を証明し続け、できる限りトレーニングで頑張り、プレーチャンスを得た時には高い水準のパフォーマンスをしっかりと出さなければならない。
今の競争は厳しいが、それはクラブにとってはすばらしいことだ。今はそれだけ大勢のトップクラスの代表選手たちがいる。成功するためには11人よりもっと大勢の優秀な選手が必要だってことを、選手たちは最終的には理解するんだよ。
最初にここに来た時、僕たちには非常に優れた、大きなスカッドがあった。しかし今シーズンの前の2シーズンは、僕たちにはその前の3シーズンのような選手層の厚さが失われていた。クレイグ・ベラミーのような選手は、すでにとても強力なスカッドへのさらに強力な補強で、チームにとって良いことだ。僕たちは明らかに能力が増し、選べる選手も増えた。獲得した選手たちによって、今の僕たちはすばらしいスカッドになったと思う。だから大きな野望を持ち、自分たちに自信を持つべきだね。」
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スアレス、いろいろ気を使われていますね(笑)。ケニーの「ああいう選手がレッズファンに愛される」というのは、個人的には非常に共感できました。ルーカスのヘンダーソンについてのコメントは、彼が語るとすごく重みがあります。彼も批判を受けてきましたが、レッズファンたちは彼のチームへの貢献をずっと評価し、彼自身がしっかりと成長してくれました。ヘンダーソンも、そういうファンとルーカスのような先輩がそばについていてくれれば、きっと順調に成長してくれるでしょう。
カイトの発言は、ベテランならではの自負と、なおかつ彼らしい気配りがにじみ出ていますね。彼はマージーサイドダービーのような試合には非常に強い男なので、週末は彼をスタメンで起用して欲しいです。ぜひともっ!
エンリケはこれまでチームにすごく貢献をしてくれていますが、コメントはスアレスやキャロルへの賞賛ばかりで、彼も良い人ですねえ。「CL出場権を獲るためにはこういう試合の勝利が必須」というのは、その通りだと思います。エバートンはシティとの試合をふがいないプレーで落しましたが、だからこそこのダービーでの巻き返しに燃えているでしょう。エンリケとベインズの、プレミア屈指の左サイドバック対決も見ものです。エバートンのファンサイトが、これまでの
二人のスタッツを比較する記事を載せています。
ディフェンス
オフェンスとパス
PGはPer Gameの略で、1試合平均の数字です。この記事が結論として書いているのは、次の通りです。土曜の試合はこの二人がキープレーヤーとなるだろう。エンリケの強みは、対人で相手を破る能力とタックルで、空中戦はちと弱い。ベインズの強みはロングレンジのパスとプレースキック。前に出た時の背後を突かれるカウンターが弱点、だそうです。
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無題
失礼致しました~;
Re:無題
無題
ルーカスはいつのまにか頼れる兄貴みたいになってますね。次のキャプテンはレイナかと思ってましたがフィールドプレイヤーだしルーカスもいいんじゃないかと思うようになりました。
ケリー、エンリケの両サイドバックは安定していていいですね。ジョンソンが復帰したら彼を右サイドハーフにコンバートしてもいいんじゃないかと思っています。両サイドから強力な攻撃ができますし、カウンターの威力も増すと思うので。
一度試してほしいです
Re:無題
ルーカスは最近は貫録ついて来ましたよね。セレソンでも兄貴格で頑張ってるのかな、私としては彼にセレソンのキャプテンマークを巻いて欲しいと思います。あそこは年功序列でしたっけ?
ジョンソンのサイドハーフは、私は実は個人的に反対なんですよ。サイドハーフになったら普通の選手になってしまうような気がしません?あの攻撃力はサイドバックだからこそだと思うんですよね~。でも一度見てみたいという意見には大賛成です!
ダービー戦へ
既存の戦力に新戦力を取り入れていかないと、チームが完成するのに時間がかかりそうなので。
ボルトンの日程は地獄ですね
Re:ダービー戦へ
エバートン戦はカイト必須でしょう!キャプテンも出たくてうずうずしていると思いますが、スタメン間に合いますかね。ここでスタメン起用すると、そのあとカペッロが喜んで持って行きやしないかも心配だし、うーん難しい。
無題
今度は失敗しないように、また登録しなおします。
それにしても今度のダービーは楽しみですね。左サイドバック対決を制して是非とも勝ち点3を!!
Re:無題
3番対決は楽しみですね!お隣さんは前線の高さが武器なので、ベインズに仕事をさせないのはすごく重要ですよね!!
無題
そしてルーカスは優しいですね。
twitterでも優しいですよね。
私は30日にKLMでジョンレノン空港に向かいます。
席は前から4列目って分かりました。
グディソンパークのスタジアムツアーも参加です。
メルウッドも行ってみます。
心の中で一所懸命応援してきますね!
もしちょっと思い出してくれたらブログの方を覗いてみてください。
今回は現地でちょっとブログの更新予定です。
もちろん撮りたての写真!
ただ、いつもお世話になってるホテルに1ヶ月前に宿泊した人が、無線LANが故障中だったって!
調べたら直ったらしいのでホテルの変更はしてないけれどちょっと不安です(^_^;)
あっ!私も掲示板の方がいいかな・・・
Re:無題
コメントはどちらでも構わないですよ!
現地からブログ更新していただけるというのはすごいですね、ぜひチェックさせてください。ライブ感あふれる記事を期待します^^。でも旅は自分が楽しむのがまず一番ですから、無理しないでくださいね。
無線LANは私が以前リバプールで泊まったホテルでも、故障中になったことがありました。「つながらないんですけど」って言ったら、「故障なの、ごめんなさいね」の一言でした。そんなもんですよね~。