エクアドル戦前日の監督コメント

日曜日のエクアドル戦は、キャリックを中盤の底に置く4-1-4-1システムになる見込み。ワントップにはルーニーが入り、クラウチは控えに回るようです。また、練習を再開したギャリー･ネビルはその翌朝に再び痛みを感じ、復帰が遅れてしまいました。代わりに右サイドバックに入るのは、キャラガーではなくハーグリーブスのようです。
怪我も頭の痛いところですが、一番の敵になりそうなのは気温。BBCによると、キックオフ時の予想気温は34℃で、ドイツの天気予報は「ワールドカップ期間中最も暑い、焼けつくような一日」になると言っています。エリクソン監督の試合に向けてのコメントです。
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●エリクソン監督（BBC）
「私は選手たちに長い間、これは我々のチャンスであり、君たちのチャンスであり、もう2度と訪れないかもしれないと話してきました。いったい何が起こるか誰にわかります？次のワールドカップは4年も先のことです。今は大きなチャンスの時です。私はそのことを、出場資格を得て以来ずっと話してきました。

私は常にポジティブです。私は、我々は勝つだろうと思います。「もし」という言葉は試合の前には存在しません。それは試合の後に使う言葉です。我々はいいフットボールをし、そして勝つ、それだけです。敗北ということは全く考えていません。
私は常に代表での信頼について話してきました。彼らは自分たちが勝てると信じており、4年前の日本ではそれは同じではありませんでした。
我々はエクアドル戦では最初の3試合よりもいいフットボールができると、私は固く信じています。

「ゴールをジブリルに捧げる」byキューウェル

キューウェルが同点ゴールを決めて、オーストラリアが決勝トーナメント進出！キューウェルとラファのコメントです。
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●キューウェル（公式HP）
「ゴールをあげられて本当に嬉しいよ。でも、僕はこのゴールを友人であるジブリルに捧げたい。彼は、足を骨折しなければこのワールドカップでプレーしていたはずだった。僕は彼が最善の状態で早く回復することを祈るよ。フットボーラーにあんなことが起こるのを、誰も見たくない。
彼は僕の親友だから、僕にとってすごくつらい出来事だった。あのゴールは彼のためのものだった。

僕が故障が多いから、みんなは僕を非難したり不満を言ったりするようだね。でも僕は自分にどんな能力があるかわかっているし、チームメートも同じだ。僕を非難する人たちは、僕のことを知らないんだよ。でも、こういう夜はそんなことを全て忘れて、ピッチに出てフットボールを楽しむことができる。

僕は右足でも結構ゴールを決めている。僕の左足は最近働いていなかったから、2年間の練習の成果じゃないかな。

決してあきらめないという姿勢がこのチームにはあるよ。」

●ラファ（公式HP）
「キューウェルはオーストラリアの歴史上最も重要なゴールを決めました。私はうれしいです。彼は自分の国が上へ進んで行くチャンスを生み出しました。私は彼のパフォーマンスを見守ってきましたが、彼は調子がよく、フィジカルも上がってきているようですね。
彼はチャンスを生み出し、ゴールを決め、オーストラリアがグループリーグを勝ち抜けた大きな力になっています。」

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おめでとう、キューウェル！怪我で苦しみ、2年続けてクラブのカップ決勝を早々に交代してしまった彼が、ワールドカップという大舞台で結果を出せたことを本当に嬉しく思います。イタリア戦でも頑張れ！
日本のワールドカップは終わりました。あの敗戦はものすごくショックですが、リバプールの選手たちはまだまだ戦っています。彼らの活躍を期待しています。

オーウェンは前十字靭帯断裂

オーウェンの怪我は、正確には前十字靭帯断裂で、回復には少なくとも6ヶ月を要するとのこと。治療のために既に飛行機で英国に戻っています。（BBC）
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●オーウェン
「こんな怪我をしてしまうなんて、本当にひどいショックだよ。怪我をした瞬間、これはまずいことになったとわかった。
ドイツにみんなを残して去るのは本当に残念だ。でも、僕は彼らが勝ち進んで成功を成し遂げると確信している。僕はこれからの彼らの全ての試合をしっかり追いかけて、全力でサポートをするつもりだ。願わくば最後のベルリンまでね。
僕の今の一番の目標は、ニューカッスル･ユナイテッドのためにできる限り早く回復することだ。」

●ニューカッスル会長　Freddy Shepherd
「我々は、マイケルができるだけ早く治るように、あらゆることをするつもりです。彼は事態の収拾のためにニューカッスルに帰ってくるところです。しかし、４、５ヶ月以内に彼の復帰を見ることはできません。」

●ニューカッスル　グレン･ローダー監督（デイリー･テレグラフ）
「なぜサー･アレックス･ファーガソンがオールド･トラフォードであんなにルーニーの様子に一喜一憂しているか、今はみなさんわかったでしょう。」

オーウェンは全治5ヶ月

SkySportsによるとオーウェンは十字靭帯損傷で全治5ヶ月。イングランドは決勝トーナメントをFW3人で戦うことになりました。
また、鼠径部を怪我して交代したリオ･ファーディナンドの怪我は軽傷のようです。SkySportsより、ファーディナンドの怪我に関するコメントです。
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●エリクソン監督
「私は大きな怪我とは思っていません。（試合中）治療を試みたんですが、好転しませんでした。しかし彼はすぐに良くなるだろうと思います。
彼はハーフタイムにちょっと鼠径部に違和感があったことを、我々は知っていました。それで彼は手当てを受けていたんですが、我々はリスクを犯したくはなかったんです。」

●ファーディナンド
「鼠径部に刺すような痛みがあって、ハーフタイムにそれを感じたんで、監督は後半に問題があったら知らせろと言ったんだ。それで、そうしたわけさ。
前半のほうがチームとしてうまく戦えたね。ジョーイ（ジョー･コール）がすばらしいゴールを挙げた。それからの後半は俺たちはぜんぜん違うチームになってしまった。
セットプレーに関して、俺たちは前後半通してやり方がうまく行っていなかったと思う。普段から普通にやってることなんだけどね。」

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うわああああショックです。怪我でずっと苦しんで、やっと本調子になってきたっていうのに･･･。他の22人、オーウェンの分までがんばってくれ!!!

オーウェンの負傷は深刻？

イングランドはスウェーデン戦を引き分け、グループ1位通過を決めました。しかし、オーウェンが負傷して早々に交代。怪我の状態に関する試合後の監督や選手たちのコメントです。
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----BBCより---
●エリクソン監督
「おそらく、彼はこの大会にはもう出られないかもしれません。確かではありませんが。私には、全くいい状態には見えません。」

●デイビッド・ベッカム
「怪我は重傷だと思う。僕たちは、明日ドクターがどういう診断をするか見守るだけだ。悲しい出来事だよ。マイケルはこういう大きな大会で必要とされる選手だからね。彼にとっても僕たちにとっても不幸な出来事だ。」

●アラン･シアラー
「彼からメールを受け取ったよ。すごく痛いらしいが、ひどい怪我でないことを願っているそうだ。」

スウェーデン戦プレビュー

既にグループ勝ち抜けを決めたイングランドは、スウェーデン戦では警告を1枚貰ったジェラードとクラウチを温存する見込み。しかし、エリクソン監督はできれば引き分けか勝利で1位抜けをしたいと考えているようで、同じく警告を1枚貰っているランパードはスタメンで使うようです。

●怪我人、ベンチ情報
・ギャリー･ネビルはふくらはぎの怪我で欠場。練習にもまだ復帰できていません。
・ジェラードとクラウチは1枚警告を貰っているため、ベンチからのスタート。代わりにウェイン･ルーニーとオーウェン･ハーグリーブスがスタメンに入る見込みです。
・スウェーデンのズラタン･イブラヒモビッチは鼠径部の痛みのために欠場は確実のようです。代わりにはマルカス・アルバエクが入る見込み。

●エリクソン監督のコメント（BBC）

「対戦相手は、ルーニーがスタメンだというニュースは聞きたくないでしょう。彼は練習でやる気満々です。至る所でタックルしていますよ。
彼のワールドカップでいいプレーをしたいという気持ちは、ものすごいものがあります。イングランドにとって彼がプレーするということは重要です･･･チームとファンの両方にとってね。ファンはウェイン･ルーニーがプレーするのを見たいでしょう。トッテナムやチェルシー、エバートンのファンもウェイン･ルーニーがプレーするのを見たいと思っています。マンチェスター･シティのファンでさえ、イングランドのためにウェイン･ルーニーがプレーするのを見たがっています。

キューウェルは出場停止？

デイリー･テレグラフ紙によると、キューウェルがブラジル戦におけるマルクス･メルク主審への抗議について、ペナルティを受けるかもしれません。FIFAの委員会が懲戒の対象という結論を出せば、グループ最終戦のクロアチア戦は出場停止になります。

●FIFAコミュニケーション･ディレクターMarks Sieglerのコメント
「FIFAはハリー･キューウェルに関する懲戒手続きを開始しました。これは、彼がレフェリーを数回侮辱したという主審のレポートによるものです。彼は6月20日までに返答をし、決定はオーストラリアのグループ最終戦の前になされるでしょう。」

●キューウェルの試合後のコメント
「選手は試合に負けていてフラストレーションを感じていて、全てのレフェリーはそれを我慢している。レフェリーにとってハードな試合だったけど、彼はいい仕事をしたよ。」

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ブラジルだけがグループの勝ち抜けを決め、最終戦はもう一つの勝ち抜けを決める重要な試合になりました。初めてのワールドカップでそれに出られずに、もし敗退してしまったとしたら、キューウェルにとって非常に悔いが残る大会となってしまうでしょう。なんとか懲戒処分が回避されるといいんですが。
日本にとってはオーストラリアが勝つと望みがなくなるんですけども･･･。

「アルゼンチンはいいチーム」byキャラガー

デイリー･ポストより、18日の練習後のキャラガーのコメントです。（icLiverpool）
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イングランドがワールドカップを勝ち取るチャンスは、リバプールがイスタンブールでチャンピオンズリーグを勝ち取った時よりも大きい。別に、その時の俺たちのチームや、俺たちの選手に失礼なことを言ってるわけじゃないけど、それは疑いようのない事実だ。あの時俺たちが勝つ可能性は70対1とか80対1だった。何だって起こり得るってことさ。このチームは、俺たちがあの戦いに挑んだ時よりも明らかに勝つチャンスがある。

これはフットボールの勝ち抜き戦なんだ。リーグ戦のやり方でワールドカップをやるなら、おそらくブラジルかアルゼンチンが1位で終わるとみんな言うだろう。でも、そうじゃない。
審判の判断や一人の退場が、試合を1、2分で変えてしまう。それはフットボールの勝ち抜き戦ではしばしば起こり得る。