ワールドカップで右ひざ前十字靭帯を断裂したオーウェンは、9月にアメリカで手術を受ける予定。2度の手術が必要との事で、先に軟骨の修復手術を受け、靭帯の手術は9月までずれ込むことになりました。復帰は少なくとも来年の3月以降になる見込みです。
(ガーディアン紙より)--------------------------------------------------------------
●Freddy Shepherd(ニューカッスル会長)
「我々は、この問題が非常に深刻だとは信じません。Richard Steadman(担当外科医)は世界一の医師ですし、彼がマイケルは2度の手術が必要と判断したのなら、それを彼に執刀してもらうことを非常にうれしく思っています。
(FAの保険制度による補償について)いったんワールドカップが終われば、我々はFAと賠償について話し合う予定です。我々はフェア・プレーを期待しています。」
●Nicholas Goddard(主席顧問整形外科医)
「外側軟骨の損傷は特に深刻なものではありません。多くの外科医は、前十字靭帯の修復手術と同時にこの損傷も修復するでしょうが、靭帯を後に回す選択をする時もあります。
これは、マイケルの回復を遅らせてしまうという意味では後退ですが、私の感じでは、2度手術を受けるよりも1度で済ます方が、彼のカムバックは数ヶ月遅れるでしょう。一見矛盾したように思えるかもしれませんが、それはこういうことです。手術を2段階に分けることによって、筋肉の状態を回復する「prehabilitation」として知られているものを、患者が受けることができるようになるのです。」
●FAスポークスマン
「私たちは、適切な保険制度を持つ非常に数少ない協会の一つであることをお知らせしたいと思います。私たちはイングランド選手たちに実のある保険を提供します。それは全てのイングランド代表選手ををカバーします・・・少なからぬ金額が掛かるものです。」
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オーウェンは来シーズンのほとんどを欠場することになりそうです。また2度の手術ですか・・・。頑張って元気な姿を早く見せて欲しいです。
FAの補償制度では、オーウェンの週給103,000ポンドのちょうど50%がクラブに支払われるそうです。日本にも同じような制度はあるんでしょうか?日本サッカー協会は激しく儲かっているようですし。