出場メンバーは下記の通りでした。
カバリエリ(78分グラクシ)
ジョンソン(46分デゲン)、ケリー、サン・ホセ(60分アジャラ)、ドッセーナ(60分インスーア)
カイト(46分ベナユン)、スピーリング(46分プレシ)、ルーカス(46分マスチェラーノ)、バベル(46分リエラ、86分キャラガー)
ボロニン(60分ジェラード)、エンゴグ(60分トーレス)
前半に注目したのはルーカスとスピーリングでしたが、彼ら2人ともとても良くやっていたと思います。縦の関係になるのかと思いましたが、お互いにバランスを取りながらプレーしていましたね。スピーリングはちょっとパスミスもありましたが、積極的に攻撃に絡んで行こうという姿勢が見えました。ルーカスは時々効果的な上がりを見せつつ、うまくバランスを取っていたと思います。
しかし前半は何と言ってもバベルが良かったですね!FWか?と思うぐらいどんどん中にポジションを移して、攻撃に絡んでいました。先制点になったボロニンへのパスは、右サイドに流れて出したものです。ボロニンはバベルが前に出ている分やや下がり目で繋ぐプレーをしていましたが、ここという時にはゴール前にしっかり飛び込んでゴールを決めるあたり、ベテランの味ですねえ。
ジョンソンも彼の良さを出していたと思います。ライン際をえぐってクロスを出すより、中にドリブルで持ち込むプレーが好きなようですね。その場合カイトとどうバランスを取るか、そしてボールを奪われた場合の処理をどうするか、もう少し詰める必要がありそうです。ボールを奪われてピンチになる場面が一度ありました。
後半は睡魔に負けて夢うつつで見ていました。さすがにあの時間は厳しい・・・。そして内容がカオスに見えたのは、自分がカオスだったからかもしれません(苦笑)。プレシはどこだ?と思っていたらCBの位置に入っていたり、ケリーは右サイドやっているのか?と思ったら実はセンターのままだったり。デゲンの位置取りが中途半場で、ケリーがサイドまでカバーしているように見えましたが・・・。しかし彼は良かったですね。第4CBは誰か獲るのではなく、右サイドもできる彼で行って欲しいと感じました。まだ10代の選手ですから大きなギャンブルではあります。ラファはギャンブル嫌いですから厳しいかな。
トーレスの調子が上がっていませんね。攻撃は彼の力が肝ですから、ぜひ本シーズンまでには本来の調子を取り戻して欲しいです。週末はアトレティコ戦ですから大丈夫でしょう。
レイナはラファによると少し「問題」があってメルウッドに残ったようですが、大事はなさそうです。万一開幕に間に合わなくてもカバリエリがいますからね。今日はいいセーブを見せました。リエラは足首を捻って負傷交代しましたが、これも深刻なものではないようです。