新オーナーは何をする？

BBCに語った新オーナーのコメントです。
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●ジョン･W･ヘンリー新オーナー（BBC）
「私の名前の前に『シェイク』はつきません。我々が1ドルを使う時は、賢明でなければなりません。長期的な意味をなさない契約に、金を使う余裕はありません。私たちは、利口で、大胆で、攻撃的でなければなりません。

私が何を考えているか？これがどれほど大きな仕事になるか。学習曲線がどれだけ急角度を描くか。これは簡単には行かないでしょう。他のビッグクラブと遜色ない戦いをするつもりなら、目の前に大きな挑戦が待ち受けていることを我々は認識しています。長いハネムーンを頼んではいません。これは我々が入って行くコンタクト･スポーツで、その道のりは時に険しいものになるかもしれません。それを認識しています。
我々はどんな約束もするつもりはありませんが、耳を傾け、考慮するつもりです。

エバートン 2-0 リバプール

ピッチ外での大勝利に続いて、ピッチの上でもぜひ大勝利して波に乗りたかったんですが、そう上手くは行きませんでした、残念無念！まずはホジソンのコメントからです。
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●ホジソン（公式HP）
「これはいつも、勝利が難しい試合になるんだ。我々は早い時間に、相手の猛攻撃にさらされて苦しんだ。彼らはいつもここグディソンでそれをやる。我々にプレッシャーをかけ、ボールを持つのを困難にした。しかし前半の終わりに近づく頃は、我々は良くなり始めた･･･互角以上の試合をやり始めていたよ。
チームの形は良かったと思うし、今日のパスと動きの質は良かったと思う。後半には我々は十分にボールを保持し、試合の後半1/3はかなり長い時間を相手陣内でプレーしていた。相手に多くの問題を起こしていたと思ったが、2点リードしたチームに守りに入られていては、1対1の決定的なチャンスというのは決して得られないものなんだ。

ヒーローインタビュー

クラブのオーナーシップ交代という大仕事を終え、新オーナー、ジョン･ヘンリーと、ブロートンのインタビューです。
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●ジョン･ヘンリー インタビュー（公式HP）

まず最初にジョン、リバプール･フットボールクラブへようこそ。

ありがとう。とうとうここにいられて、私は本当に幸せですよ。

NESVが我々のクラブの新オーナーになり、喜びは大きいでしょうか？

信じられないくらい嬉しいですね。アメリカにいるパートナーたち皆と話をしましたが、彼らもものすごく喜んでいますよ。

クラブ売却完了！！！

リバプールFCのNESVへの売却がアナウンスされました！ロンドンのSlaughter and May法律事務所内で、新オーナージョン･W･ヘンリーの口から現地時間午後4時20分、正式に発表されました。詰め掛けた記者団からは、大歓声と拍手が沸き起こりました。

午後1時から開かれたテキサスの法廷で、オーナーズは売却差し止め請求を取り下げました。これにより、クラブ売却差し止め命令が解除され、クラブはNESVへの売却手続きに進みました。

オーナーズの代理人弁護士は「とんでもない詐欺だ、＄1.6bも損をさせられた、訴えてやる。クラブは長いことそれに悩まされることになるぞ。オーナーズはRBSに借金を返すからと誓約したのに拒否された。ずっとクラブを保有していたかったのに！」と捨て台詞を吐きました。もう言ってろ言ってろ、最後までうそをつき通しの彼らでした。

遡ること木曜の夜、ミル･フィナンシャルはプレミアリーグに、オーナーとして適正かの審査を申請をしたそうです。しかしPLは、クラブの役員会を通じてでなければ受け付けられないと拒否しました。彼らはぎりぎりまでクラブを取得する道を探っていたが、それはLFCとNESV間の「水も漏らさぬ契約」に阻まれて実現できなかったと言われています。

やったあああああああ！！長い長い戦いに、とうとう勝利で終了のホイッスルが鳴りました！これも役員会、クラブ、サポーターたちの長く粘り強い努力の賜物です！彼らに心からお礼を言いたいです。
ようこそ新オーナー、レッズをよろしく！！！

ロスタイム突入

木曜にはロンドンとテキサスの法廷で、それぞれ動きがありました。まずはリバプールからの公式ステートメントです。
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●リバプールFC公式ステートメント（公式HP）
リバプール･フットボールクラブは、本日ロンドンで行われた法廷審問後にステートメントを発表した。
「リバプール・フットボールクラブの独立取締役たちは、本日の午後、高等法院でフロイド判事が出した判決に喜んでいます。その内容は、ヒックス氏とジレット氏は明日（15日）の午後4時までに、テキサスに提出した差し止め命令を取り下げるよう命じています。
売却プロセスの完了に向かって、もう一歩重要なステップを踏み出したことを、我々はうれしく思っています。」

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反撃は始まるか

クラブはオーナーズへの反撃を開始するようです。まずはブロートンのコメントから。
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●ブロートン（SKY SPORTS）
「彼ら（オーナーズ）は、あらゆる術策を試みています。しかし信頼を持ち続けてください。我々は努力を続けます。私はまだ（今朝は）何も聞いていません。時間がなかったのでね。
（NESVへの売却に今も自信はあるかと聞かれて）私は変わらず自信を持っています。」

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エコー紙によれば、LFCはテキサスが出した差し止め命令に対して、24時間以内に異議申し立てを行う見込みと言っています。弁護士たちは木曜の深夜3時まで、対応に関して協議を続けたそうです。

オーナーズが提訴

現地時間8時からロンドンの法律事務所で、役員会が開かれています。これには英国入りしていたジョン･ヘンリー氏も加わり、また、元アーセナルの取締役であるKeith Edelmanも加わっています。彼はエミレーツ･スタジアムの建設とネーミングライツに深く関わった人物だそうです。

一方、テキサス州立裁判所はオーナーズの申請により、LFC売却を阻止する緊急差し止め命令を出しました。やっぱり手を打ってきやがった。ヒックスは、ブロートン、パースロー、アイルの3人とRBS、NESV、さらにLFC取締役のナッシュを相手取った＄1.6bの損害賠償訴訟も準備していると報じられています。

（公式HPからステートメントが出たので、追記しました。）

祝！勝利！

！！！祝！！！

勝ちました！勝訴です！
判決を出したのは5分遅刻したこの人------------＞＞
Floyd判事　コントのおじさんではありません！！

まだ終了ホイッスルがなったわけではありません。この後ヒックスは上訴と反訴で対抗してくると思われます。しかし、ものすごくでかい先制ゴールをぶち込みました！最後まで気を抜くことなく、勝利に向かって突っ走るのみ！行け、ホームチーム！

レッズファンが固唾を呑んで判決が出るのを待っているまさにその頃、ルーカスは「鉱山作業員救出をTVで見ている、全てがうまく行きますように！」とつぶやいていました。そしてツイッターで激しくあちこちから突っ込まれると、「リバプールのニュースも見ているよ」と返してました。いい味出してます彼。

※追記　コントのおじさん（仮名）は、続いて上訴不許可を言い渡しました。早っ！H&Gが上訴したいなら、控訴院に上訴許可の申立てをしなければならないそうです。パースローは、「これはクラブにとってすばらしい日だ。うまく行けば、リバプールはこれから10年間フットボールに集中できる」とコメントをしています。

※さらに追記　今後の見通しについて。今回のRBSの判決で法的根拠を得られたので、LFCは売却合意が正当であるという「確認判決」を得る法的手続きを取らないかもしれない、と見られています。今日午後8時から役員会を招集し、そこでいちおうシンガポールとミル･フィナンシャルの件も議題に乗せ、改めてNESVへの売却手続きを一気に進める見込み。もちろん、この会合にはヒックスとジレットも出席を認められます。

オーナーズが控訴審に上訴を申し込む可能性は残されています。それをすることで、売却手続きは遅れるかもしれないそうです。オーナーズが何か最後の悪あがきをすることは、十分に予想されます。彼らは敗訴したのでこの裁判の裁判費用も課せられるそうです。

判決が出た時、J･W･ヘンリー氏はこうつぶやきました。
「良くやったマーティン、クリスティアン＆イアン。良くやったRBS。良くやったサポーターたち！」