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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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前半を見た段階では、とてもこんなスコアで終わるとは思えませんでした。ボールを保持しても決定機まで至らず、大きなチャンスを作ったのはバーンリーの方でした。敵地で相手に引導を渡すことに気が進まないと感じているかのうような、そんな前半でした。
後半に試合が変わったのは、何か変更を加えたのではなくキャプテンのラッキーなゴールでした。あれでバーンリーはさらに前に出てこざるを得なくなり、スペースが生まれました。それから、カイトが負傷で下がってバベルが中に入り、ベナユンが左に入ったのが、地味に効いていたんじゃないかと思います。カイトもバベルもワントップで等しくほとんど存在が消えていましたが、下がって来るカイトに対してバベルは前目に貼っていたので、相手DFはバベルのスピードを警戒して位置を下げざるを得ず、中盤との間にスペースが開いたのでは、と感じました。2点目はそのスペースをマキシが上手く狙って、いい展開を作りました。マキシのパスにうおおとなって受けたアクイラーニが滑ったのになああとなって、その時に画面左端から魔法のようにキャプテンが踊り出て、ズバゴーンと右足の一撃を決めたのにはそりゃあもう、興奮しまくりました。キャプテンお帰り。
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カルデロンのピッチは芝が深めでボールは転がらないし不規則に跳ねるし、ものすごくやりにくそうでした。ホームの選手たちでさえやりにくそうでしたからね。長い距離を移動してコンディションが不安なアウェイのチームを、やや重の芝でさらに痛めつけてやろうというのは王道か。そのためかミスの多い、どちらもぴりっとしない感じの試合になりました。
結果は良いとは言えませんが最悪でもなく、アトレティコは「これでいいんです」と言うでしょうし、リバプールも「勝負はホーム」と言うでしょう。アウェイゴール欲しかったですけどね。ベナユンはオンサイドでしたが、ぎりぎりだったしアウェイだし、まあ仕方がないと割り切ります。
旅の途中のルーカスとラファのコメントです。
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●ルーカス(Liverpool Daily Post)
「楽な旅にはならないだろうけど、今はできる限り休みを取って、試合に備えなければならないね。これだけ長い距離を遠征するんだから楽じゃないけど、僕たちは受け入れて準備をし、旅のことや試合のことは考え過ぎないようにしないと。
もちろん火山噴火のことは知っていたけど、これはどうしようもないからね。とにかく敵地へ行き、そこで全力を尽くすだけだ。UEFAは試合を延期しなかったから、僕たちがやれるのは、アンフィールドに良い結果を持ち帰って決勝にたどり着くことだ。
僕にとっては、ここに着てからの最大の試合なんだ。昨シーズンはチャンピオンズリーグでチェルシーとすごい試合をしたけど、今回はトロフィーを勝ち取るチャンスだ。
トーレスのオフィシャルサイトに、手術後のインタビューが出ています。
※ベナユンのコメントを追加しました。
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今シーズンの最後の最後に、またつまずいてしまいましたね・・・

まだこれからワールドカップが待っているから、僕たちはポジティブであり続けなくてはならない。怪我で厳しい1年を過ごして、あまり試合でプレーできず、もっとゴールを決められなかったのはものすごく残念だ。僕たち全員が、全てを完璧に進めようとして頑張ったけど、物事は僕たちの望んでいたようにはならなかった。これから僕たちに残された期待は、南アフリカに向けてフィットするように努力することだけだ。

楽勝、と言っていいでしょう。目の覚めるパフォーマンスではないとしても、効率的な試合運びで全く危なげなく、3点と3ポイント、クリーンシートを手にしました。トーレスを欠いた不安はチームに全く感じられませんでしたね。なんでこういう試合が序盤から出来なかったのか?という問いは今はなしにして、チームの自信あふれる試合を喜びます。

トーレスを欠いてラファはエンゴグとカイトの2トップにしましたが、この2人のコンビは良く連携できていたと思います。1人孤立させなければこれぐらいやれる、そういうところをエンゴグは見せてくれました。マキシからすばらしいクロスが入り、それをボレーで決めたゴールはお見事。カイトは少し休みがあって完全にフィットネスを取り戻し、今日の動きはいつもの彼でした。そしてサイドのマキシとベナユンが非常に効いて、この2人とキャプテンが前へのチャンスを作っていました。先取点に繋がったキャプテンのパスは良かったですね~。胸で決めたベナユンがセレブレーションを押しとどめて、自分の元クラブに敬意を表したのには気持ちを感じました。改めて彼はいい人です。
公式HPより、トーレスが手術で今季はアウトと報じられました。
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●LFC広報(公式HP)
「フェルナンドは今日(日曜)の早い時間にスペインの専門医の診察を受け、右ひざの軟骨裂傷について手術が必要と診断されました。今日これから手術に入ります。手術前ですのでコメントはできませんが、通常であればこういう手術は復帰まで6週間というところです。」

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土曜日にスペインのラジオCadena Serで報じられていたところでは、「トーレスが今小さな手術を受ければ彼は1ヶ月ほどプレーはできないが、WCと、おそらく来シーズンには右ひざは完璧な状態でプレーできる。しかし現状でもプレーは可能で、ラファはおそらくトーレスの手術に合意しないだろう。」ということでした。これに関して、現地フォーラムでは盛んに議論されていました。「スペインは手術させたいだろうが、給料を払っているのはリバプールだ」「来シーズンのために手術させるべき」「まだ4位の可能性もヨーロッパリーグもある」「ELはヨーロッパのカーリングカップだよ」「トーレスが決めること」・・・などなど。

スペインの報道どおりだとしたら、ですが、個人的には手術の選択は正しいと思います。今無理をさせて得られるかもしれないものより、来シーズンにフルに働けることを考えてもらいたい。トーレスはカルデロンでものすごくプレーしたかったでしょうが、彼とラファが話し合っての決断でしょう。可能性が残っているのがCLやリーグタイトルだったら?そう仮定の話をするよりも、来シーズンにそれを現実のものにしてもらいたいと思います。

今シーズンの彼は出だしの顔面肘打ち流血から始まって、本当に怪我に泣かされたシーズンでした。鼠径部の負傷はなんとか手術は回避しましたが、右ひざにはこれで2度メスを入れることになります。昨シーズン悩まされたハムストリングについては、今シーズンは大丈夫でした。しかしこれだけ満身創痍となると、彼の起用法について少し考えなくてはならないのでは、と思います。
彼が一番生きる形がワントップであることは明らかですが、あれだけ相手からドツかれ蹴られ張り倒され、それで過密日程の1シーズンをフル稼働しろというのは無理があるのかもしれません。2トップを併用してヘスキーのようなガタイのいい選手に盾になってもらうとか、ヨヴァノビッチを用心棒にして変なことをした相手DFは脇に呼んでシメてもらうとか、そういう工夫が必要じゃないでしょうか。それである程度ゴールレートが下がったとしても、常に起用できる状態でいてくれた方がよほどいいです。あるいはプロテクター代わりに、プルシェンコのような着ぐるみでも着てピッチに立つとか?

ところで彼はどうやってスペインまでたどり着いたんでしょうね。CLに勝ち残っているチームはバスや列車での長い移動になり、前々日の出発を強いられるようで、1戦目ホームのチームが俄然有利になりました。ELの開催についてはまだUEFAの最終判断は出ていません。

それからパースローについて、下の記事で「金融取締役」と訳していましたが、正しくは「経営担当取締役(マネージング・ディレクター)です。お詫びして訂正いたします。他の役員についても触れておくと、記事に出ているのはフィリップ・ナッシュ(財務担当取締役・・・フィナンシャル・ディレクター)、イアン・アイル(商業担当取締役・・・コマーシャル・ディレクター)です。
公式HPで、ブリティッシュ・エアウェイズ会長のマーティン・ブロートン氏のLFC新会長就任が正式にアナウンスされました。と同時に、現在のオーナーズがクラブを売却する意向であることも正式に発表されました。これからブロートン会長は新オーナーが決まるまで、その交渉を統括することになります。当初は14日に発表かと見られていましたが、ヒルズボロのセレモニー後になり、よりによって飛行機が大変なことになっていて本業で多忙なこの時に重なってしまいました。トーレスも治療のためにスペインにとんぼ帰りする予定が、英国に足止めとなっています。火山めえ・・・と言っても、こればっかりは仕方ないですね。クラブも地球も動いています。
シュクルテルのオフィシャルサイトに、彼の恋人Barbora Lovasovaの独占インタビューが掲載されています。
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まず一番最初から始めましょう。お二人のなれそめは?

そう、インターネットが私たちを結び付けてくれたの。私たちには共通の友人がいて、彼もフットボーラー(ヴァランシエンヌのフィリプ・シェボ)で、その友人が、マルティンが私の写真を見てからずっと私と会いたがっていると言ったのよ。そしてフィリプは彼に、私にショートメッセージを送るように言ったの。私は彼が誰なのか、何の手がかりも持っていなかったわ。マルティンは写真を持っていなくて、フィリプが言ったのは彼が自分の友人だということだけ。私たちはメールのやり取りを始めて、マルティンがデートしないかと言って来たの。その時も私は、自分がいったい誰と会うことになるか知らなかった。彼が有名なフットボーラーだなんてわからなかったし、誰もなかなか信じられないと思う。でも実際に現れた彼は、とても親切で面白い人だったわ。私たちが初めて実際に会った時のことは、とても素敵な思い出よ。

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