ウルヴズ戦について、
タイムズ紙の記事です。
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少なくともチームにとっての利点が一握りはある、価値ある優れたゴールキーパー、そういう選手を言い表す適切な決まり文句はほとんどない。ウォルバーハンプトン・ワンダラーズとのぶつかり合いの対戦でリバプールが最大のポイントを得るのに力になったのは、ペペ・レイナのセーブではなく、試合を決定付ける判定を引き出す、彼のこれまでには見せたことがない能力だった。
選手たちがマッチオフィシャルの判定に異議を唱えるのは現代フットボールに良く見られる光景だが、そのために彼らが70ヤードも走って来ることはめったにない。アンドレ・マリナー主審がスティーブン・ウォードに2枚目のイエローカードと、続いてレッドカードを提示しそこねた時、レイナはそれをした。それは二つのものを浮き彫りにしていた・・・レイナの情熱、そしてリバプールの死に物狂いさを。