公式HPに、ボロニンのディナモ・モスクワへの移籍が完了したことがアナウンスされました。また、エクレストンは2013年6月までの
契約延長にサインしました。これはめでたいニュースです。
マキシ・ロドリゲスに関して、
AS紙は月曜にメディカルチェックのためにリバプールに飛ぶ予定だったが、悪天候から遅れたと報じています。一日遅れて火曜にリバプール入りするだろうと言っています。マドリーを発てなかったマキシは、アトレティコで最後の練習を共に行ったそうです。はーやく来い。
リバプールの理事会の一員だった、オーナーの息子ヒックスジュニアの辞任が公式HPに発表されています。事の発端は先週末、あるファンが両オーナーとヒックスジュニアに送った1通のEメールでした。
エコー紙の負債に関する記事の一部をコピー&ペーストしたものだったんですが、それにジュニアは一言「バカ」と書いたメールを返信しました。さらに続けて、「驚いたなクソ野郎。地獄に落ちろ。お前にはうんざりだ。」と書いたメールを、なぜかクラブの2人の役員にカーボンコピーした上でそのファンへ送りました。それからしばらくしてから、「かっとなってやってしまいました。すみません。」というメールを送ったんですが、サポーターズユニオンが辞任要求運動を展開し、今回の辞任となりました。どうせならオヤジを道連れにしてくれれば良かったのに、最後まで使えないジュニアでした。
アロンソがThe Peopleにレッズ移籍を決断した理由を語りました。その内容を、SKY SPORTSが紹介しています。
●アロンソ
(SKY SPORTS)「ギャレス・バリー獲得へ動いていたことを僕が受け入れるようになれるまでには、時間がかかった。正直言って、それが僕の将来の道を変えたよ。僕はそれを乗り越えたけど、起こったことを受け入れるまでには時間が必要だった。
リバプールを離れるのは、僕の人生で最も厳しい決断の一つだった。しかしバリーの件があって、マドリーが僕の獲得に乗り出して来た時、自分は出て行きたいとラファに告げなくてはならないと心の奥底で感じていた。
リバプールに加入した時は、僕はまだかなり若かった。そして僕は、今あるような選手としてだけでなく、1人の人間としても成長したよ。
人はこのリバプールのチームのことをいろいろと言っているけど、昨シーズンにタイトル争いをしたチームと多かれ少なかれ変わってはいない。今シーズンのリバプールは負傷に関してひどく不運だけど、彼らはふたたび連勝を開始している。彼らがトップ4の位置を確保すると、僕は確信しているよ。
悪い結果が出ている時には、勝利の道に戻るのは必ずしも簡単じゃない。しかし彼らはそれを何とかやり遂げている。そしてこれからが上昇して行く時だ。彼らはすばらしい戦力を有し、トップ4でフィニッシュすることは必須命題だ。僕は彼らはそれをやり遂げると思う。
僕は選手たちの誰にもアドバイスを提供するつもりはないよ。僕が彼らに何をすべきか言う必要なんかないからね。しかし友情は提供するつもりだ。僕は今でも、リバプールのスペイン人選手全員と会ったり話したりするだけじゃなく、他の選手たちとも話をしているんだ。スティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガーとは、定期的に連絡を取り合っているよ。僕はリバプールで長い時間を過ごし、あの2人とは生涯の友達になった。
(ラファについて)彼がリバプールに成功をもたらすことのできる優れた監督であることに、何の疑問もない。彼は他の大勢の監督と同じような手法は取らないけど、彼のやり方で成功を収めているのは否定しようがない。彼は感情的に距離を取るんだ・・・選手は選手で彼は監督、それが彼の好むやり方だ。それは受け入れなくてはならない。
ラファのフットボールでの実績を僕は尊敬し続けるだろうけど、それよりも大事なのは、彼が僕にリバプールに加入するチャンスをくれたことを、重く感謝し続けるだろうということなんだ。クラブは僕にとてもたくさんのものを与えてくれて、すばらしい友人も何人かできた・・・そしてリバプールのファンたちは、すばらしいを超えているよ。
僕にとってはそういう厳しい決断だったけど、心の中では、去るべき時なんだとわかっていた。僕にとっては常に特別な場所となるだろう。そして、時間が許せばいつでも戻ってチームの試合を観戦して、旧友たちに会うつもりだよ。」
アロンソが見に来た時には、旧友たちは逆に彼に「お前んとこ何モタモタやってんだよ」と言えるように頑張らなくてはなりませんね。過去の選手のことを今さら取り上げるな、と思う方がいたら申し訳ありません。ラストはエコー紙より、未来の選手パチェコのコメントです。
●パチェコ
(Liverpool Echo)「長い間目標にして来たファーストチームデビューを果たせて、嬉しかったよ。フィオレンティーナ戦でプレーし、それからプレミアリーグでは勝利チームの一員としてプレーした。ものすごく楽しかったよ。
フィオレンティーナ戦のチームに入ったのには驚いたけど、おかしな一日でもあったね。自分がメンバーに入ることは全然予想していなかったんだけど、ダビド(エンゴグ)が具合が悪くなって、それでクラブは午後2時ごろに僕に電話をかけて来て、すぐメルウッドに来るようにと言ったんだ。そういうわけで、僕には緊張する時間もなかったんだよ。実際試合前には完全にリラックスしていたし、何もかもを楽しめた。
あの驚くべき日で唯一がっかりしたのは、試合に負けたことだったね。ファンは本当にすばらしかった。僕のような若い選手を、彼らは助けようとしてくれるんだよ。
ラファは僕に、ラインの間でプレーすることと、いつもどおりの仕事をやれ、自分たちがボールを持っていない時はハードワークをするようにと言った。楽しんで、リザーブでやっているようなプレーをしろと言ってくれたよ。
クラブが僕に、クリスマスの時期にここに残ること、休暇は取れないよと告げたのは、僕の人生でこれまで受け取った中で最高のプレゼントだった。ボクシングデーにプレーすることは、僕にとって夢だったんだ。
(カーリングカップはU19代表召集のために出場できなかったことについて)代表に呼ばれたら、行かなくちゃならないからね。とにかく僕はちょっと不満だったよ。ファーストチームと一緒にここに残って、デビューを果たしたかったんだ。でも母国のためにプレーしなくちゃならなかった。そういうこともあるんだよね。
フェルナンドと並んでプレーするというのは、毎回がスペシャルだよ。若手にとって、それがスペインから来た選手ならなおさら、驚くべきことなんだ。彼は世界最高のストライカーの1人だ。世界で唯一ではないとしてもね。
チャンスが来たら、そこでできる限り学ばなくちゃならない。彼のプレーを見て、同じことができるように頑張るんだ。彼はこのクラブで驚くべき仕事を続け、あれだけたくさんのゴールを決めている。いつか僕も同じ事をやりたいよ。
彼は僕の力になろうとしてくれて、アドバイスをくれるんだ。彼がそうしてくれるたびに、僕が言えるのは「ありがとう」だけなんだよ。できればここに長い間留まって、懸命な努力を続けて、アドバイスを聞き続けたい。そうなると思うよ。
監督は僕に満足していて、僕の持つ能力はこれだと話してくれている。今はもっと懸命に努力を続けて、リザーブリーグの優勝に貢献しなくてはならないね。そして次のシーズンには、僕の目標は、できるだけたくさんファーストチームでプレーし、自分のキャリアを前進させることだ。」
去る選手もいれば、新しく加入する選手もいて、上がって来る選手もいます。そしてリバプールフットボールクラブは続きます。新天地で頑張る選手たち全員の幸運を祈ります!
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無題
これで、みんなもスッキリして欲しい。
個人的には、right time to leaveと
doesn't operate the same way to a lot of other managersの部分がポイントでした。
今やアロンソの居ないマドリーって、
あんまり成り立ってないもんね。ひとつ上の
レベルの選手になった気がします。
ヴォロニンに行き先が見つかったというのも
歓迎です。何となくベンチが気まずそうだったんで。ユナイテッド戦でエンゴグのゴールの時
一人だけ笑って無かったです。はい。
もう一花咲かせてくださいね。
後、一人くらい趣味のいい選手が獲れれば新鮮な風が吹きそうですねえ。
Re:無題
ボロニンは本当にベンチに居ずらそうでしたね~。新しいクラブで主力となれるように頑張って欲しいです。
こんにちは
実は私も今のところ今シーズンのベストショットだと思っていてブログのトップに載せてみようかと考えていたところでした・!(笑)
ヒックスJrのニュースは気になって見ていましたが結局後任もヒックス仲間のようで何も変わらなそうですね。。
あとアロンソの件はいまだに誰もが本っ当の真相を知りたい・と思っている事ですよね(笑)結局こうなるしかなかったんだと思うしかないという感じですね。。でもアロンソの話を聞いて、キャプテンたちとは生涯の友達だと言ってるし、リーグ優勝を果たす時にはアロンソも一緒に泣いてくれるんじゃないかな・なんて思いました・。早くそんなときが来てほしいです。
Re:こんにちは
アロンソは、リバプールがリーグ優勝することを心から願ってくれていると思います。その中に彼がいてくれれば・・・ってのはもう仕方ないことだから考えないことにして、前進あるのみ!
それからtoshiさん一押しのラウリ、無事復帰していきなりハットトリックしましたね!体ごと飛び込んだヘッド、シュートの跳ね返りをボレー、スルーパスを受けて1対1をきっちり決めて、と3つとも全く違うゴールで、彼のゴールゲッターの才能を感じさせました。toshiさんが早くトップでとおっしゃっているのが、なるほどなあと思いました。少なくともユースよりひとつ上でやらせてあげないと、ちょっともったいないですね。回復中に鍛えたのか胸周りが厚みを増したように見えたし、ブッチマンとの相互理解がばっちりです。これからにワクワクしますね!
無題
アロンソについては今も引きずってます。アロンソもいっしょにリバプールでプレミア制覇したかったですね。CL制覇できたのは良かったですけど。
移籍について、ルイス・ガルシアもいっしょに連れてくればいいのに。サブだとしても、リバプールに来れば今よりは出場できると思うのですが。
Re:無題
ルイガルはラシンでもサブでの起用みたいですね。アーセナル戦での大怪我がなければまだ赤いシャツを着ていたかも、と今でも思います。
無題
アロンソのコメントはこれで何回目でしょうかね?自分的には移籍してから間もない時期にこんなに何回も前の所属チームついてコメントしてくれているプレイヤーの人って記憶に無いのです、大抵は前のチームについての事はアンタッチャブルで喋りたがらないパターンが多い気がします。
毎回内容を読んでいるとアロンソのREDS愛をつくづく感じます、そして改めて大事なメンバーを失ってしまった事に気付きます、アロンソのテクニックやスキルの重要度は今更言うまでも無い事ですが、このREDS愛、スピリッツを持ったメンバーを失った事はあまりにも大きな損失です。
最近キャラがREDSでプレーする事のプレッシャーに耐えられない選手がいるという発言をしていたと思いますが、正しくこのプレッシャーに耐えられる選手はそれ以上のスピリッツを持っていると思います、そしてアロンソはその大切な物を持ったメンバーでした。
少しは状態が上向いて来た気がしてますが未だピッチ内外でかなりガタついてます、この苦境を乗り越えるには最後は気持ち、これからのシーズン後半このスピリッツが無ければ勝てないし闘えない、単細胞的な考えですが自分はそう思っています。
Re:無題
無題
是非また観戦しにきてくれるといいですね(・∀・)ノ
Re:無題
無題
彼の正直な気持ち(大体わかってはいたけれども)よく伝わりました。
今でも、ジェラ達と連絡を取り合うと聞くと本当に涙が出るほどうれしいです!
実は私がサッカーを好きになったのは名波と中田がきっかけでした。その名波の引退試合を見てきたのですよ日曜日。
まったく次元は違うかもしれないですが、私生活云々ではなくて、心の底からお互いを認め合った関係て、究極だと思うのです。それが、ジェラとシャビの間にもあった。私が、リヴァプールにほれ込んだ原因は、彼らのその関係を感じ取ったからでもあるのです。紆余曲折、そして別れがあって、でもそれは決して切れることはないと思います。
世界一のサポータとそしてレッズを愛し、今もスタジアムにきて応援してくれる数々の選手たちと、恥ずかしながら、自分もその思いを同じくしつつ、彼らの活躍を見守り続けたいと思います。
(今でもある、ラファへの憤りは封印しましょう・・)
Re:無題
あれだけのメンバーが集まって4万の観客が集まる、そういうプロフェッショナルの関係を超えた絆と同じようなものが、きっとリバプールとアロンソの間にもあるんだと思います。「いつかもう一度赤いシャツ」とは言いませんが、白いシャツでいいからアンフィールドのピッチに立って欲しい。本当は今シーズンのそれに期待していたんですが、来シーズンこそ!そのためにはレッズはこれから気合を入れて行かなくてはなりませんね。