ワールドカップまであと1ヶ月。ここに来てイングランド代表をゆるがす大きな出来事が。フェリポンがどうしたとか言ってられません。
マンチェスター・ユナイテッドからの公式発表によると、ルーニーの怪我は「右足第4中足骨付け根の骨折。全治6週間の見込み」だそうです。足の甲の、薬指にあたる部分の骨折です。聞いた話によると第3、第4中足骨は比較的治りが早いそうですが、フィットネスの回復も考えると、ワールドカップは非常に厳しいのではないでしょうか。
EURO2004でも彼は右足第5中足骨を骨折しており、その時はプレーに復帰するまでおよそ10週間がかかりました。イングランド代表の初戦は6月10日のパラグアイ戦、今からちょうど6週間後です。4年前のベッカムのように高圧酸素治療カプセルに入れても猫をゴロゴロ言わせてもなんでもいいですから、イングランドの英知をかけて、出来うる限りのことをして欲しいです。
●ファーガソン監督 「彼は重い打撃を受けている。」
●モウリーニョ監督
「イングランドはあの子が必要だろう。ワールドカップもあの子が必要だ。パウロは彼に触れてはいない。あの最悪の怪我は、コンタクトで起こったものではない。ルーニーがテリーにしたタックルは汚いものだったが、10針を縫って彼は大丈夫だ。」
また、バーミンガム戦で試合に復帰し、後半およそ30分間をプレーしたオーウェンについて、チームからのコメントです。
●グレン・ローダー監督
「オーウェンは戻ってきたが、彼は100%の満足はしていない。しかし鋭い痛みはなかったようだ。ルーニーに今日あんなことが起こった後だから、私の発言で皆がヒステリーにならないことを願うよ。マイケルがワールドカップに行けないだろうと言う時期はもう終わった。懸念はある・・・それ以上ではない。
もしも彼が今週とても良く鍛えていなかったら、彼はきっと30分はもたなかっただろう。
ルーニーとオーウェンがプレーしないイングランドなんて考えられない。」
●オーウェン
「まだ足は本当じゃないね。プレーして10分後には違和感を感じた。でも2度目の手術が必要だった時のような痛みではないよ。
外科医のところに行って見てもらわなきゃならない。それまでは、どのくらい深刻なものかはわからないね。まだ、完全に回復したとは感じていないよ。
痛いかって?どう表現していいかわからないな。しびれがあるんだよね。」