ルーニーの骨折という衝撃から2日、イングランド代表には、今まで負傷していた選手が戻ってくるなど明るいニュースも出てきました。
エリクソン監督は「WC期間中に間に合いそうならルーニーを連れて行く」と発言しましたが、ファーガソン監督はそれに異を唱えているようです。
イングランド代表候補に関する怪我の情報を集めてみました。
●ルーニーについてのファーガソン監督のコメント
(Red Issue)「スベン(エリクソン監督)は6週間後にはあの子を連れて行くと言っているようだ。さらに2週間後にはワールドカップの準決勝で元気にプレーしているということらしい。途方もない夢だね。
他の選手たちは全て、完璧なコンディションだろう。彼らは事前に2ヶ月間のプレーとトレーニングの時間がある。あの舞台でプレーする選手は100%フィットしていなくてはならない。
実際、あの子が6週間も休んで、それから2週間後には戻ってワールドカップの準決勝でプレーしているかもしれないなんてばかばかしい話だ。
あの子がドイツに行けるように我々はベストを尽くすつもりだ。しかし、診断をするのも我々だ。
何がどうなっているのか確かめたい人々がたくさんいる。しかし、我々は皆を落ち着かせなくてはならない。
私は土曜の午後にウェインと話したよ。彼は明らかに少しまいっていたが、私は彼に何が起こっているのかを話した。誰にも確かなことはわからないが、しかし今のところ、回復に必要な時間から見て、ルーニーがワールドカップに出場できる見込みについて私は疑問を持っている。
勇敢な選手がタックルを受けた後に起き上がれなかったら、そこに偽りはなく、彼は痛んでいるのだとわかる。私はウェインにもそう思ったよ。彼は数週間はギプスをはめ、治療の経過を見るために定期的にスキャンを受ける予定だ。
私は数週間前に、20歳の若者にああいうプレッシャーがかかっているのは見たくないと発言した。それがもっと経験ある選手ならやり過ごせるだろう。デビッド・ベッカム、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ジョン・テリー、リオ・ファーディナンド、ギャリー・ネビルのような選手ならばね。もしもイングランドがウェイン・ルーニーを失うなら、彼らは他の選手たちからインスピレーションを得なくてはならない。
この怪我は彼にとって厳しい打撃だよ。彼は自分が大きな大会を逃しつつあるのを知っている。」
もう一人のストライカー、マイケル・オーウェンは2日から練習を再開。先週の土曜の試合で感じた痛みは、メディカルスタッフによると「この種の怪我で復帰したときによく感じる痛み。プレーしていくうちに消えるだろう。」とのことで、深刻な問題ではないようです。
●オーウェンのコメント
(epsonstar.com)「すごく安心したよ。同じ怪我をした選手たちから聞いていたんだけど、彼らは最初にカムバックした時にそういう痛みを感じるのはまったく普通のことだと言っていた。
もしも痛みがあと数日で治まるなら、僕は日曜日のチェルシー戦のメンバーに入りたい。僕がワールドカップに何か問題があるなんて思う理由はもうないよ。」
また、アシュリー・コールはサンダーランド戦で65分に交代出場。木曜のプレミアシップ、マンチェスター・シティ戦でスターティングメンバーに入る見込みです。
●アーセン・ベンゲル監督
(Football365)「アシュリーは良くやった。中盤でプレーし、フィジカル的にもシャープになっているようだ。残り2試合のうちの一つは確実にプレーするだろう。我々は木曜の夜と日曜の午後に試合するが、その中の1試合でプレーするだろう。彼はどんどん良くなっており、90分プレーする準備もできている。彼はリザーブで2試合をこなしたが、90分プレーするのに全く問題はない。」
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もうこの時期に誰も怪我して欲しくないです。2002年のキャプテンの時や高原の時のような衝撃は勘弁して下さい。もうお願いします、ほんとに。
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