今週中には2人目の子どものお父さんになる予定のキャプテン。ルーニーが怪我をしたあの試合の数時間前、メルウッドでニック・タウンゼントにちょっとしたインタビューを受けていたようで、その内容が
インディペンデント紙のサイトに掲載されています。始めは自分のお気に入りについて、それからイングランド代表について。
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●キャプテンの好きなもの
食べ物:「イタリアン」
飲み物:「ビールって言ったらだめなんだよね?じゃあLucozade。(イングランドのスポーツ飲料)」
服装:「カジュアル」
音楽:「ポップ」
男優/女優:「ロバート・デ・ニーロとジェシカ・アルバ」
映画:「スカーフェイス」
最後の質問「あなたの夢のワールドカップ2006決勝は?そしてそれはどんな試合になりますか?」
「イングランド対ドイツ、3-0で、ジェラードがハットトリック」
●イングランド代表での自分のポジションについて
「(攻撃的中盤の位置でプレーしたいということについて)それこそ僕が感じていることだよ。リパプールではそのポジションでプレーしている。でも自己中心的な考え方はしていないよ。そう望まれるなら、自分自身よりもまずチームのことを考える。
先日もそのことについて考えていた。僕は代表で40キャップだけど、自分の得意なポジション(攻撃的中盤)では45分しかプレーしたことがない。僕は、自分がリバプールでのようなプレーを国際舞台でもできるとわかっている。でも、皆はちょっと我慢しなくちゃならないよ。
そうだね、フラストレーションを感じている、っていうのは正しい言い方じゃないね。一部の人は、僕が国際レベルではリバプールでやっているほどのパフォーマンスを見せていないと非難してきたけど、クラブでいいプレーができているのは、毎週僕の好きな(攻撃的)ポジションでやっているからだよ。あのポジションだと自信を持ってできる。僕はこう信じているんだ。「スティーブン・ジェラードが最も力を発揮できるポジションでプレーしたら、彼のベストのフットボールができるだろう。」ってね。
明らかに、フランクは代表のあのポジションですばらしい仕事をしているよ。でもそれはこういうことなんだ。イングランド代表では、僕のポジションはいつも自分が実際にプレーしているのとは変えられる。でも、ウルグアイ戦(フランク・ランパードは怪我で欠場)では、リバプールでプレーしているのと同じように好きなポジションで45分間プレーできた。楽しかったよ。
でも、中盤の違うポジションの仕事はできないと言っているわけじゃない。ラファも、シーズンの大部分を僕を右で使ってきたし、それは楽しかったよ。僕は、違う役割でプレーしてくれと言われて不機嫌になるタイプの選手じゃない。僕は与えられた仕事に取り掛かり、自分のベストを尽くすだけだ。僕は、このレベルでは自己中心的になることは許されないと思っている。自分のことばかり考えていては外されてしまうだろう。
(2002年ワールドカップを怪我で欠場したことは)僕のキャリアの中で最も悪い時のひとつだった。家で座って、皆がワールドカップに行って楽しんでいるのを見てたんだからね。それは僕がずっと夢見てきたことだった。だから、あのワールドカップのことを考えないように心の中で押えつけていても、前に飛び出してくるんだ。
僕たち代表は才能あふれる集団だと僕は思う。僕たちが自分のプレーをして、ほんのちょっとの幸運が味方して、皆がフィットしていれば、ワールドカップでうまく行くと信じているよ。」
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ロバート・デ・ニーロファンとは知りませんでした。しかも好きな映画はスカーフェイス。渋すぎる(笑)。
イングランド代表のポジションについては
以前にもコメントをしていましたが、やはり中盤の前目のプレーを望んでいるようですね。ランパードと組むときにはキャプテンがやや下がり目のポジションを取りますので、役割は守備重視になります。
個人的にはその位置でも十分持ち味を出していると思うんですが、そこでポカしたこともあるからちょっといやなのかも知れません(笑)。
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