ミッドウィークの試合がないのは、代表戦も入れるとほとんど2ヶ月ぶりでしょうか。選手の皆さん本当にお疲れさまです。プレミアの選手というのは1年の4分の3を走り続けるマラソンランナーのようですね。しかもその間中ぶちかましあったり削りあったり(笑)。
本当なら今週はCLの試合があったかもしれないんですが、まあ過ぎたことは置いておいて、他のチームの試合を注目したいと思っています。
個人的にはプレミアで唯一残っているアーセナルに頑張って欲しい。チームの状態もマドリー戦あたりから上向きですし、チームの置かれた状況が去年のリバプールに似ていて他人事と思えない・・・。そんなわけで、アーセナルvユベントスのニュースをちょこっと拾ってみました。
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●負傷・欠場情報
・ソル・キャンベルは足首の怪我は回復したものの、今度はつま先を痛めてユベントス戦は欠場の見込み。
・リュングベリはふくらはぎの負傷で欠場、レジェスはハムストリングの負傷で出場は微妙。アデバイヨルはカップタイド。
・デル・ピエロは土曜のローマ戦で腿を傷めて欠場。ネドベドはイエロー累積で出場停止。
●その他の情報
・前回の対戦は2001/2002シーズンの2次グループリーグ。アーセナルはハイバリーで3-1で勝利、その後トリノで0-1の敗戦。この時は両チームとも準々決勝進出を逃している。
・アーセナルは現在CLで6試合連続無失点。7試合連続になるとACミランの記録に並ぶ。
・イエローカードを受けたら次節出場停止になるのは、
アーセナル:トゥレ、レジェス
ユベントス:カモラネージ、コバチ、ヴィエラ、テュラム
●選手や監督のコメント
ヴィエラ
「9年もハイバリーでプレーしていたんだから、感情を動かされないわけがない。あそこにはたくさんのいい思い出がある。僕は、きっと暖かく迎えてもらえると思っている。
アーセナルのプレースタイルをもしもイタリアのチームになぞらえるとしたら、ミランが近いかな。彼らは"フットボール"をすることを好み、何人かすばらしい個性を持つ選手がいる。彼らのプレースタイルはフィジカルよりもテクニックを基本にしている・・・しかし我々は、彼らを打ち負かすのに必要なものを備えている。
(両監督について)ベンゲルはどちらかと言うと控えめでカペッロの方が感情を表に表すけど、どちらもフットボールに対して同じだけの情熱と洞察力を持っている。
彼らが今シーズンあまりうまく行っていないことにはちょっと驚いている。アーセナルは質の高いチームだからね。しかしシーズンは長いし、まだ彼らには多くの試合が残されている。
彼らはとてもいいチームで、しかも今調子がいい。しかし、我々の方がより優れていることを見せなくてはならないね。」
ベンゲル
「我々の中盤と彼らの中盤の対決はおもしろくなると思う。彼らにはパトリック(ヴィエラ)だけでなく、エメルソンとカモラネージもおり、ユベントスの中盤は強力だ。
私は、セスクはヴィエラとは違うスタイルの選手だと感じている。セスクの方が機動性に優れ、ヴィエラの方が対人能力が高い。彼らはこの試合のことを同じように理解しているが、そのプレーでの表現のしかたはちょっと違ってくるだろう。
我々にとってパトリックは驚くべき選手だったが、セスクもそうなることを私は確信しているよ。」
カペッロ
「アーセナルにはいい選手がたくさんいる。しかしもちろん、ヴィエラはいつも私の助けになっているよ。この段階でCLに残っているのは全て優れたチームだと私は信じている。アーセナルの攻撃は強力だ。特にティエリ・アンリが絡むとやっかいだろう。」
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