チャンピオンズリーグ準決勝、セカンドレグまであと6時間あまり。決勝に行けるチームのひとつがもうすぐ決まります。
ファーストレグは1-0で勝利したアーセナルですが、ホームであったことを考えれば決して有利とはいえないスコアです。守って勝ちきるにはちょっと難しい得点差なので、ベンゲルさんはこの試合、点を取りに前に行くのではないかと思いますが、どうなるでしょうか。
BBCのサイトより、両チームの選手や監督のコメントです。
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●アーセナルMF フレディ・リュングベリ
今はかなりの痛みと共にプレーしている状態なんだけど、フットボーラーは時にはそれをしなくちゃならない。ねじったりターンしたりすると足がすごく痛む。足が腫れて血がたまってしまうんだ。試合の後にはいつもそれを叩き出さなきゃならない。
痛いんだけどね、プレーできないってほどじゃない。もちろん、良くはないけどね。
1試合の間に10回くらいは痛みを感じるかな。でも僕があえて受けている痛みだから。
●アーセナル アーセン・ベンゲル監督
我々はユベントスとレアル・マドリーを相手に精神力を見せてきた。我々はもう一度それをする必要がある。
今度のスタジアムは小さいから、熱気は高まり、より威圧感を感じるだろう。彼らはファーストレグと同じようにプレーをしてくるだろうが、臆病さは減り、ファン・ロマン・リケルメはより影響力が増すだろう。彼はホームでより個性、精神力、決定力を発揮する。
●ビジャレアルFW ディエゴ・フォルラン
決勝に行くまであとたったの90分だ。僕たちはその90分に全てを出し尽くさなくてはならない。うまく行けば、僕たちはハイバリーよりもはるかにいいプレーができるだろう。1戦目を落としたことはうれしくはないが、まだチャンスはある。僕たちは楽観的にならなくては。
●ビジャレアルMF ファン・ロマン・リケルメ
僕たちがチャンピオンズリーグの決勝にたどり着けなかったら、誰も僕たちのことを記憶に残さないだろう。時間がたてば勝者のみが記憶に残るということを、僕たちは良く知っている。そして僕たちは絶対に忘れられたくない。この試合でさらにもっと、厳しく、美しくプレーすれば、勝者になれる。いい試合ができれば、決勝にいけるチャンスはあるんだ。
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先週末のスパーズ戦では、アーセナルはメンバーを少し落として挑み、結果はドロー。ベンゲルさんのチャンピオンズリーグに賭ける気持ちが伝わってくるスタメンでした。
結果として、4位に入るのはかなり苦しくなってしまいました。ますます去年のどこかのチームに似てきた(笑)。でも、去年のリバプールは、たとえ優勝しても来季の出場権が得られるかどうかわからず、「とりあえず勝っとくしかない」状態。今年は、4位のチームがUEFA CUPに回ることは決まっているようですね。
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