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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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両キャプテン不在。そしてファーストレグではアンフィールドであれだけ試合を支配されながら、スタンフォード・ブリッジがこういう展開になることを誰が予想できたでしょうか。今までの両チームの対戦内容を考えればなおさらです。本当にフットボールはわからない。そして絶対にあきらめてはいけないんだ、ということを改めて思い知らされました。チェルシーに何度追いつかれても選手たちは最後の最後まで、絶対にあきらめてはいませんでした。

前半30分まで試合を支配していたのはレッズでした。マスチェラーノの存在は大きかった。しかし2点取られてから火がついて一気に試合の流れを押し戻に来た、チェルシーの試合運びはさすがでしたね。
キャプテンのポジションに代わって入ったのはルーカスでしたが、キャプテンのように前で決定的な仕事をするというより、左右に流れてマスチェラーノやアロンソが上がるスペースを作っていたと思います。ベナユンも中に入って行きやすそうでした。

点を取るべくバランスを崩して攻めに行き、そこでチェルシーに得点されたことは仕方がありません。それだけリスクを犯さなくてはならない試合でした。そこでしっかり4点を取ったことで、選手たちは折れない気持ちを明白に見せてくれました。CLは敗退しましたが、決して下を向くような結果ではありません。このシーズンのこれから、そして来シーズンに繋がって行く、非常に重い1試合でした。キャプテン不在の中、大きなチームになったことを改めて感じさせられました。

ドログバは今日も怖かった。キャラガーがドログバに吹っ飛ばされて1対1になったシーン、あそこで自分で打たれていたらその時点で試合は終わっていたかもしれません。ですがレジェスみたいなことをやっちゃいけません。すばらしい選手なのに、無用な時間稼ぎをするのには心底がっかりしました。と、最後に少しだけ毒を吐かせてください(笑)。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:7
アルベロア:6 シュクルテル:6 キャラガー:6 アウレリオ:7
マスチェラーノ:6 アロンソ:7
カイト:7 ルーカス:7 ベナユン:6
トーレス:6 
(SUB)リエラ:6 エンゴグ:5 バベル:6
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望んでいた以上の快勝でした!トーレスの先制点はうまかったですね~。あの後のこぼれ球のふかしっぷりもすごかったですが。前半でハットトリックしてもおかしくない内容でした。勝利への選手たちの気合がひしひしと感じられ、気持ちが良かったです。
後半は早い時間にもう1点決めて完全にセーフティーにし、トーレスやアロンソを休ませて欲しいと思って見ていました。あれだけ押していながら追加点が遅かったのは、詰めが一つ甘かったとも言えなくはありません。来週はチェルシー相手に3点を決めなくてはならないんですからね。アンフィールドの天気が良すぎたか?

アッガーの追加点のシュートはお見事、彼らしい得点でした。前への上がりでも彼らしいプレーを何度も見せていたと思います。しかし守備での軽いプレーが2度ほどあって、守備に関しての連携にちょっと不安を感じる場面がありました。チェルシー戦の起用について、ラファはどう判断をするでしょうか。

今日もインスーアは良かったですね。リエラとの連携が良く、お互いの位置を確認し合いながら中に入ったりサイドに流れたり、左を効果的に崩していました。前半の彼のすばらしいクロスは、カイトに決めて欲しかった!守備についても、さらっと相手のボールをカットするところなんか上手いですね。ファンがそういう場面を見逃さず、しっかり大きな拍手で称えるのはさすがです。

キャプテンが出場するまでもない試合になったのが何よりでした。ぽかぽか陽気の中、楽しそうに見てましたね。火曜の夜にはピッチの上で、今度は気合の入りまくった表情の彼が見られると思います。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:6 することはほとんどなし
アルベロア:7 ディフェンスではほとんどすることがなく、前線への上がりで役立った
アッガー:7 見事なゴール、早い時間にカードを貰う
キャラガー:7 2つのゴールに鍵の役割を果たす。最終ラインにとっては気楽な午後
インスーア:8 前半は特に、リエラとすばらしい連携をしていた
リエラ:7 後半は消えたが、前半はすばらしかった
マスチェラーノ:7 手堅い出来
アロンソ:8 中盤で時間とスペースを与えられ、楽しんでいた
カイト:6 いつも通りの精魂込めたプレー、しかし前半のヘッドは決めるべきだった
トーレス:8 2つのすばらしいゴール、先制点はまさに輝き
ベナユン:7 活動的なパフォーマンス
(SUB)ルーカス:6 遅い時間の投入
(SUB)エル・ザール:6 印象を与えるチャンスはほとんどなし
(SUB)エンゴグ:7 4点目は簡単なフィニッシュ
ここまでやられるとは!早い時間にトーレスのゴールで1点を決めながら、決して楽な展開にはさせてもらえませんでした。まだスタジアムにトーレスチャントが響いている時にドログバがレイナと1対1、レイナが良く止めました。あれはラファは激怒したでしょう。今日の守備は危なっかしかったです。チェルシーの寄せが恐ろしく早く、そこからの素早い攻撃への対応にばたばたしていた感がありました。中盤にマスチェラーノがいない、その穴が思いのほか大きかった。中はチェルシーが優勢で、レッズの方がサイドを使って攻撃し、右は良かったですがもう少し左からの攻撃が欲しい展開でした。バイタルエリアでパスを繋いで決定機を作っていたのはチェルシーの方で、前半1-1は幸運だったと思います。
点を取りにいかなくてはならない後半をラファはどうしてくるかと思いましたが、動く前にさらに2失点。そして交代策も今一つ機能しませんでした。

これで準決勝進出は相当厳しくなりました。誰かがひどく悪かった、というよりも全体に集中を欠く小さなミスが目立ったこの試合、理由はなぜかと考えてしまいましたが、どこかチーム全体がリーグ戦の方に気持ちが向いていたんじゃないか、そうとしか思いつきません。チェルシーの方がCLに賭ける気持ちが強かった、それがこれだけの大差を生んでしまったのではないかと思います。セカンドレグのためには1点でも返しておきたいはずなのに、2点をリードされてからのチームにはそういう鋼の意志は感じられませんでした。リーグ戦も差を覆すのは相当厳しいんですけどね・・・。

しかし、この対戦は終わったわけじゃありません!力では負けていないんですから、アウェイで逆の結果を出すことだってできるはずです。わずかの望みにチームがどれだけ強い気持ちを見せられるか。奇跡を起こすにはそれだけの気持ちが必要です。終了間際の、そして終了後のYNWAは選手の心にどう響いたでしょうか。

今日のMOTMはレイナです。彼はすばらしく集中して好プレーを何度も見せてくれました。彼が忙しい試合というのはあまりないんですが、今日は仕事をしましたね。しかし欧州戦50試合目は彼にとって苦い結果になってしまいました。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:6
アルベロア:7 キャラガー:7 シュクルテル:5 アウレリオ:6
ルーカス:4 アロンソ:6
カイト:6 キャプテン:5 リエラ:6
トーレス:7
(SUB)ドッセーナ:6 バベル:5 ベナユン:6
今季のクレイブン・コテージには何かが住んでいる、それを感じさせる試合でした。しかし今季のレッズも何かを持っている、それが彼らを上回りましたね。試合が終わった後のチームのベナユンに対する祝福ぶりが、この勝利がどれだけ大きいものだったかを物語っていました。
前半は、インターナショナルブレーク明けもチームが好調を維持していることがはっきりと見えました。自信を持った高速のパス回し、若干メンバーが入れ替わってもしっかりとそれが出来ていて、決定的なチャンスが何度も。いつ点が入ってもおかしくない状況で、後半には必ずゴールが決まると思いましたが、まさかロスタイムまで待たされるとは・・・!

後半になって勢いが落ちたのは、フルハムが下がって引き分けOKの試合をしたこと、そして疲労の影響もあるでしょう。今季良く見たことのある試合展開の気配を救ってくれたのが、インターナショナルブレークでいろいろと報道されたベナユンというのもまた大きいですね。ラファが彼を送り出した信頼、それに応えようとする意気込みが見えるプレーでした。ハムストリングもふくらはぎも、全く問題はなさそうです。

アロンソの疲労が心配でしたが、それを感じさせませんでしたね。彼が今すごく良い状態にあるのがわかります。ルーカスも良かったですね!そしてインスーア、リーグタイトルがかかっているこの試合で、彼の落ち着いたプレー振りには非常に頼もしさを感じました。前に上がるだけでなく、守備で全く負けていなかったのが良かったです。
今日のMOTMはベナユンでしょうが、個人的にはアウェイに赴いたKOPたちと言いたいです。今日の彼らは本当に良く歌い、敵地で最後までチームを支えていました。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:7 試されることはなかった
アルベロア:6 手堅いが、目覚しい活躍もなし
ドッセーナ:6 クロス
シュクルテル:7 脅かされることはなかった
インスーア:7 ボールを持って、オーバーラップで精力的
キャラガー:7 後衛を見事に統率
キャプテン:9 彼のチームの攻撃の心臓
ルーカス:7 必要とされることをやった
アロンソ:8 中盤で速さを指令
カイト:6 あまり貢献できなかったが奮闘
トーレス:6 良いチャンスを2回ミス
(SUB)アッガー:6 インパクトを与える時間はなかった
(SUB)バベル:7 何度か良いチャンス
(SUB)ベナユン:8 交代で入って決勝点
今日は、攻撃はG&Tだけじゃないんだというところを見せましたね。3試合連続4得点以上の破壊力、しかも相手はマドリー、ユナイテッド、ヴィラです。4点目はドッセーナの係かと思ったんですが、今日はキャプテンでした。狙い通りのゴール、技ありフリーキックでしたね。先取点のカイトのダイレクトボレーは、人のいるところをきれいに抜けてゴールに飛び込みました。2点目はキーパーからのボールに触ったのは1回、理想のゴールです。
ヴィラのプランは前線に高さのあるターゲットを2枚並べ、真ん中の勝負は避けてサイドを使い、そこから素早く中に当てるというプランでした。これが上手く行ってカリューが2回決定機を作りましたが、レイナがすばらしいセーブを見せてくれました。パンチングにアシストと前半大忙しで、彼のプレーがこの試合の流れを決定づけたと思います。個人的に彼が今日のMOTMです。
後半はすでに祝勝ムードで、アッガーの復帰、キャプテンのハットトリックというおまけつきです。中継も試合展開よりゴールシーンのラファのリアクション特集を流したりしていましたが、何点取ろうと全く変わらないラファお見事でした(笑)。

今日はリエラがすばらしかったですが、アルベロアも良かったですね~。A・ヤングをしっかりと抑えつつ自らも前線に上がり、ペナルティエリア内までボールを持ち込むことも何度か。そしてキーパーのボールをカットしたシーン、あそこは切りかえして自分で打たないと!彼が替わってキャラが右に入ってからは何度かA・ヤングに仕事をさせたところから見ても、その仕事ぶりが伺えます。
チームが絶好調というここでインターナショナルブレークというのが、ちょっと残念ですね。なんで怪我人が代表戦にはタイミングよくしっかり間に合うんだろう(苦笑)。ブレーク明けの4月は超過密日程が始まります。選手たちはとにかく怪我なく、コンディションを維持して戻ってくれることを祈ります。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:7 カリューから鍵となるセーブをした
アルベロア:8 前線に駆け上がることを決してやめなかった
アウレリオ:6 静かな日
キャラガー:7 いつもどおりの堅いプレー
シュクルテル:6 カリューにかく乱された
リエラ:8 常に脅威
アロンソ:8 すばらしいパス
ジェラード:9 ハットトリックヒーロー
マスチェラーノ:7 勤勉なパフォーマンス
カイト:8 アルベロアと良く連携
トーレス:6 元気がない
(SUB)アッガー:6 楽々
(SUB)ルーカス:6 得点すべきだった
(SUB)エンゴグ:6 ボールに向かう
良くやった!!!!うあああ嬉しいいいいい!!!アロンソの負傷欠場、そしてアルベロアの開始直前の負傷というハンデの中、オールド・トラフォードで1点リードされるという状況を良く跳ね返してくれました。彼らのファイト&スピリットは本物です。
立ち上がりのユナイテッドは、マドリー戦のレッズのように試合全体を制圧するという意図を持った猛攻を仕掛けてきました。そこをしのぐだけでなく、跳ね返してイーブンの試合に持ち込めたのが大きかったと思います。

トーレスの1点目のフィニッシュはすばらしかったですね!彼の速さ、強さ、フィニッシュの落ち着きを見せつけるゴールでした。そして2点目のPKに繋がったキャプテンへのスルーパスも絶妙。キャプテンは、あのオールド・トラフォードの凄まじい逆風の中で良く決めてくれました。彼がキャプテンを世界一幸せな男にしましたよ、toshiさん!

ユナイテッドは、キャラの右サイドをいやらしいほど執拗に突いて来ました。左はロナウドに厳しく寄せてほとんど仕事をさせませんでしたが、ユナイテッドは後半左右を入れ替えてきましたね。これで彼らの中に向かってくる攻撃が増え、非常に苦しい時間帯が続きました。いつ得点されてもおかしくないような感じでしたが、ここは良く凌ぎ切ったと思います。正直、運もありましたね。あの段階でゴールを決められていたら、試合は果たしてどう転んでいたか。

しかし控えがスコールズ、ギグス、ベルバトフっていうのは反則でしょう。ファーガソン監督が勝負をかけて来たちょうどその時にビディッチの退場、そして追加点、あれがものすごく大きかった!あそこで勝負ありでした。その後のキャプテンのシュートミスはご愛嬌で(苦笑)。しかしバベル、自分で行くかと思ったらパス出しましたね。

この試合はレイナがちょっと不安定でした。先制されたPKは、彼が飛び出す必要のないボールだったと思います。しかし良い飛び出しで何度かピンチを救ってもくれました。4点目はいいアシストでしたね!ドッセーナには何かが憑いているんでしょうか???

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:6 常にハッピーというわけには見えなかった
ヒーピア:8 非常に強力に見えた
アウレリオ:8 すばらしいフリーキック
シュクルテル:7 常にチャージ
キャラガー:7 手堅いパフォーマンス
リエラ:6 スペースを作ろうと試みる
ジェラード:9 またすばらしいパフォーマンス
マスチェラーノ:7 ハードワーク
ルーカス:6 ボールを動かし続けた
カイト:5 試合に参加できず
トーレス:9 常に相手に問題を引き起こす
(SUB)ドッセーナ:8 すばらしい4点め
(SUB)エル・ザール:5 遅い時間の投入
(SUB)バベル:7 危険に見えた
ラファは0-0OKの試合をすると予想していました、ゴメンナサイ。彼のプランは今日もどんぴしゃりでした。マドリーを相手にここまで攻撃フットボールを展開できるとは、感慨深いです。1試合目の戦術的守りも見事、2戦目の中盤を支配しての攻めも見事でした。同じ相手にここまで違う試合をして、それで2試合ともきっちりと勝利できる、これはラファの力が大きいでしょう。
開始4分までの猛攻は凄まじく、出だしにマドリーに強烈な往復ビンタを張った感がありました。カシージャスにすごいセーブを連発され、それでも攻撃の手を緩めずに決めたトーレスのあの先取点は大きかった。彼の今日の気合の入り方は半端なかったです。コンディションも全く問題ないようで、交代の80分ごろまで良く動けていました。

とにかく今日は攻めに関してはキャプテンです。攻撃を組み立てて自らも決められる、彼の力をまざまざと見せつけました。あのダイナミズムは代われる選手はいませんね。もうCL得点王獲っちゃってください!

前がかりに攻めていても相手のカウンターはきっちり遅らせる、その仕事をマスチェラーノがほぼ完璧にやっていましたね。1戦目ほど守りに人数をかけない分ラウルにゴール前で仕事をさせていましたが、それでもしっかり無得点に抑えられたのは良かったです。そして左に行ったロッベンには怖さはありませんでした。アウレリオとアルベロアも良かったですね~。アルベロアが間に合ったのは本当に良かったとつくづく思いました。

余裕を持って交代で入ったスピーリングはいい経験を積めましたね。彼はキャプテンと交代しましたが、位置的にはむしろアンカーに近い所に入って、ルーカスがやや前目という感じでした。しかし彼も機を見て攻撃に出て、良いプレーを何度か見せてくれました。

個人的にMOTMはマスチェラーノです。しかし両チームで言えばカシージャス。ニューカッスル戦のギブンを思い出しました。彼がいなかったら一体何点入っていただろう・・・今日は恐ろしいほどシュートが枠に飛んでいました。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:7
アルベロア:7 キャラガー:8 シュクルテル:8 アウレリオ:7
アロンソ:7 マスチェラーノ:8
カイト:7 キャプテン:9 バベル:7
トーレス:8
(SUB)ドッセーナ:7 ルーカス:6 スピーリング:7
サンダーランド戦後の両監督のコメントです。
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●ラファ(公式HP)
「先日の敗戦の後で、この3ポイントを獲得したことと良い試合をしようと努力したことは、明らかに非常に重要でした。前半は難しかったですね・・・彼らは前線で非常に良いチャンスがありましたが、私たちはボールをキープし続け、後半にゴールを決めた後は試合がよりオープンになりました。

私たちは勝たなくてはなりませんでした。ミドルズブラ戦の前には自分たちがとても良い位置につけているとわかっていましたからね。あの敗戦には非常に落胆しましたから、サンダーランド戦で勝利することで強い精神力を見せなくてはなりませんでした。
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