ガラタサライ戦は3-2で薄氷の勝利でした。両監督とクラウチのコメントです。
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●ラファ(公式HP)「クラウチはすばらしいゴールを決め、非常にいい動きをして彼がどんなにいい選手かを見せてくれました。
私たちにとって重要なゴールでしたが、私は奇妙な試合だったと言わなくてはなりません。私たちは早いテンポで非常にいいスタートを切り、いいクロスをペナルティボックスに入れて得点を決めました。それから20分後、私たちは仕事は終わったと感じて問題が始まったんです。
私が後半にモモ・シソコを入れたのは、私たちは中盤の真ん中でもっと試合をコントロールする必要があると感じたからです。終盤には望んでいたような試合のコントロールができずに心配しましたが、重要なのは勝利を収めたことです。私たちが予想していたようには行きませんでしたが、ポイントを重ねられました。
私たちは今グループの中で非常にいいポジションにいます。このまま行ってホームの試合で勝利を収めなくてはなりません。」
●エリック・ゲレツ(ガラタサライ監督/BBC)「我々は敗北してもしょうがないプレーをした。前半が悪すぎた。後半は我々は目覚めてすばらしい30分間のプレーをしたが、3つ目のゴールをあげることはできなかった。2つのチームの大きな違いは、リバプールのチームは全員が声を掛け合っていたが、我々のほうは十分なコミュニケートをしていないということだ。もっとお互いに声を掛け合えることができれば、かなりの問題は解決することができるだろう。」
●クラウチ(公式HP)「コップエンドであんなゴールを決められたのは、僕にとって特別な瞬間でした。僕のこれまでのリバプールのキャリアで、最高だったと言わなくてはならないでしょう。こんなゴールはたくさん決められるものではないですよ。普通はスタンドに飛んで行ってしまうんですが、ありがたいことにあのシュートはネットに入って、僕たちに勝利をもたらしてくれました。
もちろんいつだってプレーしたいですから、最近の試合でベンチにいることでフラストレーションを感じてましたよ。でも、こういう規模のクラブにいれば、時々はスタメンから外れるだろうということはわかっています。呼ばれたときにはしっかりと準備ができていなくてはなりません。
今夜、僕たちは前半にはいいプレーが出来ていたんですが、3点目を決めて、たぶん試合は終わったと考えてしまったんだと思います。取り戻そうという彼らの頑張りで、終盤は少し危なかったですね。
大事なのは、僕たちが試合に勝って3ポイントを取れたということです。今夜の終わりで重要なのはそのことです。
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トルコのチーム相手に逆イスタンブールをやらかしてしまうかとひやひやでした。グループリーグだから3ポイント取れて満足すべきなんでしょうが、これがノックアウトステージの試合だったら、アウェイゴールを2つも許して1点差勝利は非常に厳しい結果になります。
守備がやっと安定してきたと思ったんですが、前がかりに攻めていたのと3点差でおそらく気が緩んでいたことで、相手に易々と前を向かせてしまいました。特にサイドのチェックの甘さがまずかったと思います。選手を入れ替えても結局最後まで守備の建て直しがしっかりできず、危ない場面を作られていたのがこれからに向けて心配です。
しかしクラウチのゴールはすごかった!アッガーやアロンソのロングシュートもびっくりしましたが、これにも驚きました。これでクラウチが波に乗ってくれるとうれしいですが、ラファは守備の建て直しと前線のセレクション、両方に頭を痛めることになりそうです。
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