ウェールズのジョン・トシャック監督は、怪我のライアン・ギグスに代わってベラミーを代表キャプテンに指名しました。監督のコメントです。
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●トシャック監督
(Daily Post )「クレイグがフィールドで問題が多すぎるとは私は思っていない。彼が今までどれくらいレッドカードを受けている?私は何も心配していないし、彼をキャプテンにすることに関して考慮する必要も感じなかった。
しかし、赤いユニフォームを着た時の彼の情熱は疑うべくもない。私は、これが彼に来週の裁判所でのヒアリングよりも他に考えるべきことを与えるだろうという気がするね。
私には、彼が決して私を失望させないだろうという自信があるよ。私はずっと彼のことを知っているし、彼の我々に対する献身は常に一級品だった。
彼はチームメートに苛立つし、自分自身にも苛立つ。最近のテプリツェでのチェコ戦で0-0だった時、彼はいいチャンスを外して苛立っていたよ。彼は自信があって元気いっぱいの若者で、自分は得点をあげるべきだと感じており、仲間全員の前で謝罪をした。
彼のような男にとって、それは簡単なことではなかったよ。しかし彼は正しかった。彼は私にそういう話をさせることもなかった。
私はあの二人(テリー・マクダーモットとグレアム・スーネス)とは喧嘩をしたよ!
我々が(ギグスの)代わりは誰がいいかと考えたとき、クレイグがキャプテンとして最もふさわしいという結論に達した。ウェールズのユニフォームに対する彼の献身には、疑問をさしはさむ余地はないと私は思う。我々の若い選手たちにもそれが移って欲しいね。ライアン・ギグスの不在の時に誰がキャプテンになるかと考えたら、選択肢はそう多くはない。私はクレイグとこのことについて話したが、彼は非常に喜んでおり、私も同じだった。これが正しい選択だと確信しているよ。
ベラミーがウェールズ代表の試合から外れたり、気持ちを失うことは絶対にない。彼の献身に疑問の余地はない。」
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来週裁判所で行われる聴聞会というのは、2月にナイトクラブで起こった暴行容疑に関するものらしく、ベラミーは容疑を否定しているようです。しかしそういうごたごたがあるにもかかわらず監督がキャプテンに指名するというのは、本当に信頼されているんでしょう。
明日はホームでスロバキアと対戦です。今度こそチャンスをきっちりと決めて、監督の信頼に答えて欲しいです。そしてその勢いをクラブに持ち帰って欲しいですね。
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