リバプール 2-1 ブラックバーン

勝ったあ！ほぼ2ヶ月ぶりのリーグ戦勝利です！試合後のホジソンのコメントです。
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●ホジソン（公式HP）
「フェルナンドは今日良いプレーをしてくれた。彼はものすごく良いプレーをしたよ。私の意見では、彼が今シーズンチームのためにやってくれた、ベストパフォーマンスだと思う。とても良いことだ･･･すばらしいパフォーマンスで、相手に何度も問題を起こしていた･･･そして実際、ネットに一発を叩き込んだ。今夜の彼はとても喜んでいるだろうし、我々が本来いるべきである順位に入るつもりならば、彼に多くのゴールを決めてもらうことが必要なんだ。

（なぜ今までは本来の調子から程遠かったのか、という問いに）私にはわからない。ワールドカップから戻って来た時、彼は非常に元気がなかった。周り中から批判を受ければ、ちょっと元気がなくなるものだよ。
彼は明らかに、ワールドカップの間中受けていた批判の多さに影響を受けていた。そしてもちろん、そういう批判は、今度はクラブとチーム、私自身とリバプールに関わる全員に向けられた。皆が期待していたようなポイントを獲得できずに、我々がシーズンをスタートさせたためにだ。
おそらく彼は、たった今そこから脱出し始め、再びプレーの喜びを見出したところだ･･･彼のエネルギー、彼の激しさをね。

我々はトレーニングでそれに取り組んでいるが、選手にそれを吹き込むことはできない。そういう話をし、要求し、彼に求めることはできるが、試合が実際に始まった時に、それを見つけなければならないのは彼自身だ。今日は彼はそれを本当に、本当に良くやってくれたよ。

今日の我々のプレーの要素は、これまで負けたり引き分けたりした試合の中でもはっきりと目に見えていたものだ。だから私は、何もかもが突然すばらしくなったなどとは言いたくない。しかしスコア以上の内容で、チームのプレーぶりには非常に、非常に満足だよ･･･特に開始からの70分間はね。選手たちがボール回しや動きで見せた自信は、我々の順位を考えれば全く驚くべきものだった。

我々は皆にはっきりと示した。これが我々の試合であり、我々はそれをやり、相手にプレッシャーをしっかりとかけ、ボールを失った時には素早く圧力をかける。
パスと動きは良かったと思う。これまで以上ではなかったとしても、その鋭さは増していたよ。よりクロスを上げ、そのクロスに合わせてより大勢の選手がボックス内に入り込み、非常に多くのコーナーキックを得て、そのコーナーキックは脅威になっていた。それは見ていて良いものだね。

今日、選手たちに問われているものは大きかった。勝たなければならない試合で、『我々に勝利が必要な試合だ』と言うのは非常にたやすい。しかしそこには、我々を止めたいと思っている相手が存在する。そして、もしミスをしたらそれがどんな悪い結果をもたらすか、それを考えないようにするのは難しいものだ。
良い一週間だったよ。ナポリで良いパフォーマンスをし、今日はそれを裏づけすることが大事だった。それができて、私は本当にうれしいよ。

相手の同点弾の決まり方は、今シーズンの我々がこれまで一つか二つ与えてしまったような決まり方だった。ああいうゴールが決まると、『なんでまたあんな風に決まってしまったんだ？』と思うものだ。私がうれしかったのは、試合を取り戻そうした選手たちの素早い反応ぶりだよ。首をうなだれ、『なんてこった、またかよ』と思うような選手は誰もいなかった。ぺぺ･レイナはボールを持つと、追いつこうと素早く動き出した。これからに向けて、非常に、非常に好材料だ。

我々は自分たちに頭をうなだれていることを許すつもりはないし、闘いを続けなければならないだろう。我々はこのリーグの危険な位置、非常にお粗末な位置で今シーズンをスタートさせてしまったのだからね。我々がいたい場所からは程遠いところにいる。

残念ながら、終盤の20分間は不安が生じたね。不本意な順位にいて、そこから抜け出そうと必死になっているチームに起こりがちなことだ。
1点差の勝利というのは、いつもほっとするよ。知ってのとおり、その試合に勝利できないのはとんでもなく不公平だとしても、フットボールは公平なものではないからね。そういうことは起こり得る。1本もシュートをしていなかったチームを相手に、93分に失点してしまうことだってあるんだ。終了のホイッスルを切望するよ。最後の15分～20分に我々のプレーに大きな不安があったことは疑いようがなく、それは我々がボトム3にいるために、そういう考えを頭の中から振り払えないせいなんだ。

（監督就任前に、この仕事の範囲を認識していたかと問われて）全てがそうあるべき状態ではないことは、私はわかっていた。特に、誰が新オーナーになるかわからないままでクラブは不安を抱え、選手獲得の資金があるかどうかもわからない。スカッドの厚さと質に疑問があることもわかっていたが、実際に選手たちと仕事を始めてみるまで、そういう疑問が正しいかどうかはわからない。
クラブに加入する際、問題はない、すばらしい選手たちがいるからと言われた経験を私はこれまで何度もして来た･･･そして実際に入ってみると、とても良いとは言えなかったりね。
またはクラブに加入する際、選手たちはお粗末だ、X、Y、Zの選手はプレーできないと言われたこともあった。そして実際に入ってみると、少しも悪くはないと感じることもある。

私は状況を承知でここに来た。我々にかかる期待が、すぐに達成可能なものより大きいかもしれないことも承知して、ここに来たんだ。そして、それに対処する唯一の方法は、フィールドの上でのプレーに取り組むことであり、しっかりと組織し、全選手が自分の仕事を理解することだと考えていた。
我々は少しばかり謙虚さを見せ、自分たちが昔のリバプールではないのなら、そうなるために懸命に努力しなければならないということを、受け入れる必要がある。

（トーマス･ワーナーを始め、NESVの役員たちが観戦していたことについて）今夜の彼は間違いなく、満足しただろうね。次に彼が来た時にも、良いパフォーマンスを見せられることを祈ろう。それは次のボルトン戦後になると私は信じている。」

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いい勝利でした！しっかりとプレスをかけて素早い攻めができていることに、開始5分ですでに驚愕していました。何でこれが今までできていなかったの？前半は0-0でしたが、それでも今季最高のパフォーマンスだったと思います。最終ラインから闇雲にロングボールを蹴りこむのではなく、中盤を支配し、素早いパス回しができ、選手たちが連動して前がかりに攻め込み、相手を圧倒していました。決定的なシュートがロビンソンに弾かれるたびにわめいて疲れました（苦笑）。ブラックバーンは押されて苦し紛れにロングボールを前に蹴り込むばかりで、それはキルギアコスががっちり跳ね返してくれました。なんだか今まで見ていたのと真逆な展開に、画面が涙で曇ったり（※誇大表現）。

トーレスは前半はあんまり良くありませんでしたね。今日の彼は少なくとも、ボール供給のなさを嘆くわけにはいきませんでした。それだけに、2点目の決勝点を決めてくれたのはものすごくうれしかったです。選手たちの群がりようが、チームがどれだけ彼のゴールを待ちわびていたかを物語っていましたね。上の写真の中に私も飛び込んで行きたかったです、このあとこの上に、思いっきりキルギアコスが飛びかかって来るんですけどね（笑）。あんまりうれしかったのでもう1枚、美女と野獣な2ショット。

この試合は中盤の2人がしっかりとチームの真ん中で試合を作ることができ、それが非常に良かったと思います。特にルーカスが試合をコントロールし、何度かすばらしいパスを前に供給している姿に、画面が涙で（※また誇大表現）。MOTMはキルギアコスと迷うところですが、ルーカスのクラブベストパフォーマンスを評価して、彼にあげたいと思います。それからメイレレスも良かったですね！彼の動き回るスタミナに驚愕しました。加入した時は一番の不安はスタミナじゃないかと思っていたんですが、なんのなんの、全くそんなことはありませんね。ヤクザキックをかますような熱い選手だということも初めて知りました、でもあれはもうやめてね。

それからマキシにも触れておかなければなりません。彼は右のワイドなエリアを使ったり中に入ったり、攻撃にすごく効いていたと思います。やっぱり彼にはああいう風に、前目で仕事をしてもらいたい。キャラも右でがんばって良く上がってましたね。でもやっぱり、サイドはケリーの方がいいと思う･･･すまんキャラ。

今日はチーム全体のハイプレス、ハイスピードがすばらしかったと思います。今までいったいどこに隠してたんだって感じでしたね、ホジソンは本当はこれをやりたかったんでしょうか？？？この１勝で彼には少し時間が与えられたかもしれませんが、それをこれから生かせるかどうかも彼しだい。報道によれば監督の契約解除ができるのはオーナーが変わってから２８日以内だとブロートンが語っているそうなので、それが事実とすれば残りはリーグ３試合。変化を期待しつつ見守りたいと思います。

●SKY SPORTSのレーティング
レイナ：7　必要なことは全てやった
キルギアコス：9　そびえ立つパフォーマンス
コンチェスキー：7　左サイドで安定
キャラ：7　ディウフとすばらしいバトル
シュクルテル：7　楽な午後
キャプテン：8　常にプレーに関わる
ルーカス：7　きっちり手堅く
メイレレス：7　1試合通して勤勉
トーレス：8　重要な決勝点
ジョー：8　プレーが改善
（SUB）シェルベイ：6　印象を与える時間はほとんどなかった
（SUB）エンゴグ：6　顔見せ程度のプレー時間