「アシストが必要」byレイナ

トーレスについて、レイナがコメントをしています。また、キャプテンがブラックバーン戦について語っています。
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●レイナ（ガーディアン紙）
「ストライカーっていうのは、とにかくゴールなんだ。彼らは得点を決めたがり、フェルナンドがブラックバーン戦でやったような決勝点を決めたがる。彼は今から、以前のような自分をまた作り上げていけると思うよ。彼に起こっていたことは、程度の差こそあれ、バルセロナでビジャに起きていたことと同じだ。

彼らは2人ともすばらしい選手だけど、ストライカーがゴールを決めていない時は、世間はいつも彼らに対して落胆する。それはフェアじゃない。僕たちが本来彼をアシストすべきところを、しっかりやっていたとは思えない。特にここ数週間はね。彼には全くどうすることもできなかった。ちょうどこの間の試合のように、彼は試合を決められるタイプの選手だということを、僕たちは知っている。しかし、彼がたった一人で何かをやり続けてくれると期待することはできない。僕たちは彼にボールを送らなければならない。それが大事なんだ。」

●キャプテン（Liverpool Echo）
「この3ポイントは、皆に驚くべき効果をもたらしただろうね。フェルナンドがスコアシートに名前を刻み、ジョーがそのお膳立てをしたのを見られたのはすばらしかった。僕たちはここ最近の2試合（ブラックバーンとナポリ戦）のパフォーマンスを、新たなスタートとして役立てなければならない。しかし、選手たちが最もやってはならないのは、僕たちがフィールド外にちょっと問題を抱えていたという事実を、隠れみのに使うことだ。
僕たちがリーグのこの順位にいるのは、自分たちが十分に良くはなかったためだ。もちろん、ピッチ外の問題が解決し、ファンたちが喜んでいるのを知れば、うれしいし元気が出るよ。

とにかく結果を続けて出すことが肝心で、僕たちはこれから、自分たちにそれをやれるだけの力があるかどうか、確かめることになるだろう。それがこのチームのチャレンジだ。
もしそれができれば、あっという間に順位表を駆け上がっていけるはずだ。3、4勝を一気に重ねれば、とても健全なポジションにつけるだろう。

まだ序盤で、これから試合はまだたっぷりある。（来週末の）ボルトンで自分たちがやれるはずのプレーをしたら、本当に良いプレーができるはずだ。もうたくさんだよ･･･僕たちは連勝を重ねたい。

順位表のボトムハーフに自分たちがいたら、（日曜の試合の終盤のような不安定さを見せるのは）当たり前だと思う。昨日はとにかく3ポイントが全てだった。パフォーマンスは重要ではなく、勝利を得ることが必須だったんだ。僕たちが70分間ものすごかったのは、大きなボーナスだったよ･･･それ以上さ。僕たちは順位表を駆け上がって行くと、僕は確信している。

あのゴールを許したのは残念だったけど、僕たちはそこから巻き返すとてつもない精神力を見せ、2点目のゴールを奪った。大勢の選手たちが一人ひとり、大きな自信を持ち帰ったよ。」

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そうです、レイナの言うとおり、トーレスに対するチームのサポートが足りませんでした。それでもストライカーは点を決められなければ叩かれる、辛いポジションです。でも逆に決めれば、どんなサポートをたくさん受けていても一人でいいとこ取りできますからね。これから彼がゴールを量産できるように、キャプテン、よろしくアシストお願いしますよ！レイナでもいいけど。

そのレイナについて、ミラー紙に「なにぃ？」なニュースが。ファーガソン監督が、彼をユナイテッドのNO1キーパーにと狙っているという記事です。レイナはクラブの長期的な方針について懸念を持っていて、NESVと話し合いを持つ予定。そして彼は新キーパーコーチ、マイク･ケリーに対しても不満を抱いていると書いています。

書いている移籍金が￡12mという冗談みたいな数字で、ちょっと前なら「ハッハッ、ないない」で済ませられた記事なんですが、今はちょっとばかり心配。先日のスペイン代表のEURO予選で彼がベンチ入りしなかったのは少なからずショックだったし、彼自身もショックだったのではないかと思います。まさかユナイテッド入りすることはないでしょうが、スペインから話が来たら揺れるんじゃないかなあと思ったり･･･。NESVと良い話し合いができるといいですね。

日曜のブラックバーン戦はキルギアコスがすごく良いパフォーマンスで、公式HPのファン投票でもMOTMを獲得しました。それはすごくうれしいことですが、そこで考えてしまったのが、今の最終ラインのベストの組み合わせは果たして誰？ということでした。右はジョンソンが復帰したら彼で、左はコンチェスキーとアウレリオが競い合うとして、CBの2人は誰がベストなんでしょうね。今まではメンバーがどうとかよりもまず戦い方だろうと思っていましたが、ブラックバーン戦のような試合ができるなら、いろいろと考えて想像をめぐらせてみたくなります。

私は、シュクルテルが4人の中で最もオールラウンドな選手だと思っているんです。高さはそこそこあり、足元も結構上手くて良いパスを出したりできるし、スピードもあります。でも全部そこそこというのがちょっと辛いのと、どうも判断の悪いミスをするんですよね。キルギアコスは空中戦の強さが抜群だし得点力としても期待できますが、スピードに難あり、そして組み立ては全く期待できない。アッガーは逆に組み立てならば抜群で、高さもそこそこあり、カバーリングが上手くてラインの統率もできます。しかし怪我がち。キャラは何と言っても経験と統率力でしょう。でも年齢から来るものでしょうが、スピードと判断の衰えは感じられます。さて、この4人のどの組み合わせがベストなんでしょうか？

私は個人的に、まずアッガーは入れたいです。現代フットボールは最終ラインからのビルドアップが必須で、これからますます必要とされると思っているので、彼のような選手がCBに入るチームを作ってもらいたいです。
その相棒は？と考えると、すごく辛いのですが、キャラはもうサブに回る時がそろそろ来ているのではないかと。そうすると、相棒はシュクルテルとキルギアコスのどちらかということになります。キルギアコスの高さはものすごい魅力ですが、これからを考えるとシュクルテルを選びます。経験を増すことで、特に空中戦での判断力を磨いてもらいたいです。

相手によって組み合わせを選ぶという方法もありますが、最終ラインはGKも含めて水も漏らさぬ連携を作って欲しいので、できればメンバーはある程度固定したい。悩みどころですね。ホジソンはアッガーはよほどのことがない限りCBで使わないんだろうなあ･･･冬に彼がトランスファー･リクエストを提出しないことを祈るのみ。