前半:
カバリエリ
デゲン キャラガー アジャラ インスーア
エル・ザール キャプテン プレシ バベル
ネメト ボロニン
後半:
グラクシ(78分マーティン)
デゲン(65分ケリー) シュクルテル サン・ホセ インスーア(65分マスチェラーノ)
カイト ルーカス スピーリング ベナユン
パチェコ エンゴグ
試合結果は何ですが、若手の頑張りが見られて楽しい試合でした。パチェコが今回はさらに良かったですね。攻撃のアイディアが豊富なところを見せ、前線からよく動いてチェイスもしていました。右サイドに流れたエンゴグからのパスをパチェコがスルーし、カイトがシュートしたシーンも良かったです。フィジカルな試合でああいうプレーを90分できるか、ぜひ見てみたいです。彼には特にベナユンの動きからいろんなことを吸収して欲しいですね。ベナユンは後輩に面倒見がいいそうなので、きっといろいろなことを伝授してくれるでしょう。
後半20分からのメンバー交代で、右SBにケリー、左SBにはスピーリングが入りました。その時にCBの左右を入れ替えたのは、シュクルテルにスピーリングをフォローさせる意図からかもしれません。スピーリングは守りで一杯という感じでしたが、右のケリーはまずまずだったと思います。少なくとも、デゲンが右の時よりもカイトが前線にいることができました。デゲンとカイトの右は、あれが90分続いたらさすがのカイトも死ぬんじゃないかと、ちょっと心配になりました。
この夏のプレシーズンでは、ラファはCBとGKに若手を多めに呼んでいます。第3キーパーと第4CBを若手から選ぶつもりなんじゃないか、と思って見ています。CBについてはケリーが一歩リードしている感じですが、今回の試合のアジャラも良かったですね。彼はいいロングフィードを持っているようです。
キーパーについては何とも言えませんが、今回の試合では、グラクシがリスタートからの素早いスローでカウンターを狙うシーンがありました。惜しくもエンゴグにうまく渡りませんでしたが、昨シーズンのゴールに繋がったレイナのプレーを思い出しました。
スペイン組とドッセーナ、アッガーもチームに合流。アッガーはあくびばっかりしているし、トーレスとリエラは楽しそうにパンを分け合っているし、ベンチは非常にのどかな雰囲気でした。EUROの大会中にスペイン代表が厳しく食事を制限され、選手たちが口を揃えて「腹が減って死にそうだった」と言っていましたが、リバプールの合宿も食事制限は厳しいんでしょうか。
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