今季何度もあったように、前半のうちに試合を決めておきたかったですね。前半の出来はすばらしかったんですが、後半になって相手のプレスというか勢いに押し込まれてしまい、何度か同点のピンチを招いてしまいました。しかしこれがFAカップの魅力とも言えます。前半のアロンソはすばらしい出来で、試合を作っていた彼を負傷で欠いたのが痛かった。代わって入ったルーカスも良いプレーを見せていましたが、中盤でロングレンジの起点が作れなくなった分、逆に細かいパス交換で相手を押し込むようなプレーが欲しかったです。
キャプテンは気合が入っていましたね!年末のごたごたを吹き飛ばしてやるという意気込みに満ちていました。文句なく、彼がこの試合のMOTMでしょう。トーレスが復帰して、早速のコンビでまるでお年玉のようなめでたい1点を決めてくれました。アウレリオも復帰しましたが、彼をハーフで投入し、インスーアを後ろのままにしておいたのが面白かったです。
バベルの右サイドはちょっと苦しかったですね。しかしリエラと左右を入れ替えても今ひとつ、プレーに判断のミスが多くボールロストしてしまう場面が目につきました。ベナユンがボールを持つ前から周りを見ていていろんなアイディアを持っているのに対して、彼はボールを持ってから考えている感じがします。自信を失って思い切りの良いプレーが出来ないのならば、半年間のローンでもっとプレッシャーのないところで頑張ってもらうこともありなのかも、残念ですがそんなことも思わせるプレーでした。本当は彼に昨シーズンのような働きをして欲しいんですが・・・。
アロンソの怪我は非常~~~~に気がかりです。今シーズンの好調を支えているのは彼なので・・・。足の甲を7針縫ったそうですが、中足骨に異常はないのか、とにかく公式の発表を待ちたいと思います。
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