プレストン戦後の、選手たちと監督のコメントです。
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●キャラガー
(ITV)「タフな試合だったよ。俺たちはいつも下部リーグのチームを相手にする時は問題を抱えるようだが、ありがたいことに勝ち進んだよ。終了間際に危ないところが2度あって、プレストンは大きな賞賛に値する。
(プレストンのゴールがファウルになったシーンについて)あの選手がヘッドを入れるまで、俺はフラッグが上がったのに気がつかなかったよ。しかし彼は俺が起き上がるのを止めようとしていたし、俺の位置のために相手全員がオンサイドになっていることはわかっていた。
(SKY SPORTSより)過去数年に渡って、俺たちの(FAカップでの)記録はいいものではないね。最後まで勝ち抜いて優勝するか、早い段階で敗退するかのどちらかのようだ。本来ならやるべき、準々決勝や準決勝までコンスタントに勝ち上がるということができていない。チャンピオンズリーグではほとんど毎年それをやっているんだが、FAカップでも同じことを始めなきゃならない。
ヒルズボロの悲劇から20年になる。そのことは俺たち全員がはっきりと認識しているよ。俺たちにとって、そのことがこの大会に特別な重要性を加えている。優勝に向かっていくことが、命を落とした人々へのこれ以上はない弔意になるだろう。」
●サミー・リー
(SKY SPORTS)「彼(キャプテン)は偉大なフットボーラーだ。彼はものすごいパフォーマンスをやってのけた。彼についていろいろと書きたてられていたが、我々は彼がとてつもないプロフェッショナルであり、手本となるプロフェッショナルだということを知っている。クラブはスティービー・ジェラードを全力でサポートする。
しかし彼はこのクラブのすばらしい奉仕者であり大使だ。我々は彼を完全にサポートし続けるつもりだ。彼はものすごい男だよ。」
●アラン・アーバイン監督
(Lancashire Evening Post)「(プレストンのゴールがファウルになったシーンについて)セント・レジャーがゴールしたとき、ラインズマンがフラッグを上げていることに私は気がついていた。最初はオフサイドの判定だと思って頭に来たよ。しかしすぐに、それがジェイミー・キャラガーに対するジョン・パーキンのファウルであることに気がついた。あの判定には私は何の問題も持っていない。おそらく彼は最初は立ち上がろうと格闘していたんだが、キャラガーを引っ張ってしまったんだろう。キャラガーとパーキンの間に接触があり、その時にはジョンのシャツにもいろいろと動きがあった。しかしそういうことは起こるんだし、いつでもペナルティが得られるわけじゃない。私はそのことで飛んだり跳ねたりはしなかったよ。
人は、我々の選手たちはスティーブン・ジェラードが出場することに落胆したと言っていたし、私は最初フェルナンド・トーレスがベンチにいるのをうれしく思ったよ。しかし反面、選手たちはこの抽選が決まって以来興奮していた。彼らはリバプールのビッグスターたちとの対戦を願っていたからだ。彼らにとっては勉強だよ。ショーン・セント・レジャーにとって、トーレスと対戦するということはすばらしい勉強だった。
スティーブン・ジェラードが良いプレーをするだろうということは知っていたよ。彼はファンタスティックなトップクラスの選手であり、そういうプレーをするだろうということはわかっていた。彼がそれ以下のプレーをしたところを、私はほとんど見たことがない。」
●メラー
(Daily Mail)「彼がフットボールのピッチに立ったとたん、まさにスティーブン・ジェラードさ。彼がトーレスに易々とゴールをお膳立てしたあのやり方が、その証明だよ。彼は自己中心的になることもできたけど、すばらしいキャプテンのパフォーマンスをした。
あらゆることを考慮した上で、僕は彼が世界最高の選手だと思う。クリスティアーノ・ロナウドが個人としてすばらしい選手であることは知っているけど、ジェラードは全てを兼ね備えている。彼は悪い試合はしない。5つか6つの違うポジションでプレーでき、どこでやってもピッチの上で最高の選手に見える。そういう万能さと能力を持つ選手は、世界にも大勢はいない。
リバプールは、僕が移籍して以来大きく進歩しているね。彼らのパスは信じられないよ。僕たちはこれまでにないぐらい懸命に頑張ったけど、試合後には仲間全員がドレッシングルームでへとへとに疲れていたよ。僕たちはお互いの顔を見合わせて、こう言っていたんだ。『もうリバプールとはやりたくない!』
彼らは3つの大会を戦えるだけの選手層を持っている。リーグタイトルがおそらく今シーズンの最も重要なものだろうし、ラファが選手たちをフィットさせておくことができれば、彼らにはすばらしいチャンスがあるだろう。」
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FAカップ4回戦はエバートンとホームでの対戦が決まりました。これで、1月19日、24or25日とマージーサイドダービーを2戦連続アンフィールドで戦うことになります。これはキャラは燃えるでしょう!なんたって、対戦表が決まったらまず真っ先にマージーサイドダービーの日程を探す男ですからね。プレストン戦はRSBでスピードで抜かれるちょっと危ない場面がありましたが、4回戦ではぜひ磐石の守りを見せて欲しいと思います。
メラーはいい奴ですね~。怪我明けだったようで体は重そうでしたが、彼らしい良いプレーも見せてくれました。プレストンのためにゴールしたい、でもセレブレーションをするのはとんでもない、と試合前に言っていましたが、幸か不幸かそれは実現しませんでしたね。
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無題
いやぁおもしろい試合でした。危ないところも少しありましたけど今年のリバプールは頼もしいですね!驚きのほぼベストメンバーでぼこぼこにしちゃうのかと思いきやそこはやはりリバプール!観客全員を最後まで楽しませてくれました。でもそのおかげでアロンソ&マスチェ怪我しちゃいましたけど・・・足の甲を7針ですか(痛いなぁ)二人とも軽症な事をいのるばかりです。
それにしてもキーン・・・大丈夫でしょうか?コンディションや能力ではなく周りの信頼がまったく得られてない気がします。この試合でも決定機を外したときにカメラにぬかれたトーレス&レイナの表情が印象的でした。個人的に不満な所はとってもらえないファールをアピールしすぎなとこ!!さっさと立ってボール追えよと何回思ったか。こんな選手じゃ無いと思いますので次はがんばってほしいです!!
Re:無題
キーンはおっしゃるとおりでしたね、ゴールを決めていい感じになって来たか、と思ったんですが、どうも周りと合いません・・・チームメートに注文をつけ過ぎでちょっとうざがられているんじゃないだろうか、と密かに心配しています(苦笑)。本当にこんな選手じゃないはずですよね!
まあでもキーンは大人だしまだ1年目だし、そんなに心配してはいないんですが、バベルの方がちょっと心配です。2年目で彼も焦っているのかなあ・・・。