ヤ、ヤ、ヤラレターーー。ガクッ。時代劇でやられる越後屋の手下のように、ばっさりあっさりと切り捨てられてしまいまいした。ここまで完膚なきまでに叩きのめされると、ぐうの音も出ません。ホワイトハートレーンでいい気にさせるのはもうおしまいにしたかったんですが、悔しいな。
スタメン発表を見た時はてっきり4-4-2でヘンダーソンが右、ダウニングが左だと予想したんですが、ホイッスルが鳴ってみると、ダウニングが右で中盤はヘンダーソンをトップ下にしたトライアングル、スアレスが若干左めという並びでした。中盤の真ん中を厚くしてここを制圧し、両翼高めで攻撃的に行って、相手を押し込んでしまおうというプランだったのではないかと思います。実際開始1分30秒ごろまでは、シュクルテルも積極的に前に上がり、その意図が垣間見えました。しかしたったの1分30秒。その後はスパーズの、前線からしっかりプレッシャーをかけ、中盤はすばやいパス回しで相手に詰める時間を与えず、サイドに開いた時には個人のスピードを使うという、早い攻めに翻弄されてバタバタと守勢に回るばかりでした。
本来であれば、ベイルのところはルーカスやヘンダーソンがシュクルテルのフォローをする役回りだったのかもしれませんが、相手の中盤の早いパス回しに対応するのでいっぱいいっぱいで、サイドまで手が回らないという感じに見えました。ダウニングにカイトのような鬼守備は期待できないので、シュクルテルは本職ではないポジションで四苦八苦させられることに。逆サイドも、スアレスがいちおう左サイドだったんでしょうが、彼はウィンガーではなくFWのポジションを取っているので、左はほとんどエンリケが一人、バランスがうまく取れていないように見えました。
先制点は、デフォーを追って右サイドに行ったアッガーが転んで肋骨を痛め、入れ替わってシュクルテルがセンターに入りましたが、右に行っているアッガーは怪我のために詰め切れず、サイドに広大なスペースが空いたところから始まりました。ダウニング、ルーカス、ヘンダーソン、誰もそこにフォローに行っていませんでした。それでもゴール前にはこれでもかってくらい人数は足りていたんですが、時間もスペースもないモドリッチに、目のさめるような豪快シュートを決められました。あのゴールは敵ながらあっぱれ。
その後おそらくは指示でポジションを修正して、ヘンダーソンが右、ダウニングが左に移りました。しかし相変わらず中盤は相手に支配され続けて防戦一方となり、アダムの退場で試合は事実上決まってしまいました。パーカーから飛び込んで来たとは言え、ああいう状況で足を高く上げてボールに行くのは無謀なプレーでした。そこは責められて仕方ありませんが、とにかく試合の流れが悪すぎて、思いっきり劣勢に立たされているチームが、苦し紛れにラフプレーが増えて、カードをもらって自滅という典型的なパターンでした。シュクルテルの退場もその延長と言えます。
これまでリーグ戦5試合を消化しましたが、このチームは、自分たちがボールを持っている時は良い流れを作れますが、相手にボールを保持されるととたんに不安定になるようです。ダウニングはこちらがボールキープしている時は良いプレーをしますが、相手にキープされると消えてしまいます。アダムも守勢になった時のプレーはどうやら苦手の模様です。スアレスは前線から良くチェイスはしてくれますが、サイドに回った時にウィンガーのような守備は期待できません。となると、彼はトップで使う以外の選択肢はないのか?この試合でも、一人足りなくなってからは前線に残る役回りはキャロルではなくスアレスでした。キャロルは左サイドに回り、右サイドに場所を移し、中盤の深い位置まで下がったり、上がったエンリケの位置をカバーしたり。何度が相手を止めてボール奪取して、こんなプレーもできるんだなと感心すると同時に、ストライカーの彼が不憫にもなりました・・・。
こういう試合になってしまったのは、ケニーのプランの失敗だと思います。シュクルテルを右サイドバックで起用したのならそこのフォローをどうするか、カイトを起用すれば解決できたのか、中盤の主導権を相手に与えないためにはどういうバランスにしてどう動くべきだったのか。ケニーとクラークはビデオを100回くらい見直して、問題点を洗い出して解決してもらいたいし、必ずそうしてくれると思います。
コアテスはプレミアデビューがとんでもなくきつい防戦一方の試合になってしまいましたが、ヨーロッパでプレーすることさえ初めての彼が、非常に良くやってくれたと思います。目立ったミスなく、思い切ったタックルでボール奪取をすることも何度かあり、判断の良さが感じられました。プレーを評価しにくい試合でしたが、彼にスピードの不安はなさそうに見えました。次はぜひとも、水曜にフルタイムで見てみたいと思います。
エンリケがいつも通りの堅く良いプレーを見せていたこと、交代で入ったスピアリングが気持ちの入ったプレーをしていたことも、ポジティブな材料でした。そして、ミッドウィークにカップ戦があるのも幸いです。選手たちがこの手痛い敗戦を引きずることなく気持ちを切り替えられるのと同時に、二人の退場の出場停止も消化できます。
アッガーの負傷に関しては、
デンマークのメディアに彼の代理人が、火曜に検査結果が出ると言っています。まだ骨折が打撲かわからないようで、骨折なら3~4週間、打撲ならば痛みの引き具合で10月のインターナショナルマッチに間に合うかどうか、と言っています。復帰はインターナショナル・ブレーク明けの10月15日ごろでしょうか。クラブファンとしては国際戦は回避してもらいたいんですが、EURO予選の大づめでデンマークはポルトガルとのホームでの大一番を控えており、デンマークの人々にとっては彼が間に合うかどうかは非常に大きな問題です。
試合後のケニーのコメントです。
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●ケニー
(公式HP)
「この試合のスタートは、我々の最近のプレーレベルには足りていなかった。相手は我々よりも良いスタートをし、モドリッチが先制点となるすばらしいゴールを決めた。その時ダニエル・アッガーがタックルを仕掛けようとする過程で負傷したんだが、とにかくすばらしいフィニッシュだったよ。
それが破たんの始まりだった。私たちの方はお粗末なスタートをし、彼らは我々を上回り始めた。言わないままにしておいた方がいい他の出来事もありはしたがね。私たちは自分自身と、この試合での我々のスタートを見つめ直した方がいい。それがその後の展開を決めたからだ。
トッテナムは実に良いスタートを切り、実に良いプレーをしたと思う。私たちは、これから自分たちがやれることに専念するのが最善の道だ。それがフットボールをプレーするということだ。結果は変えられない。
そして、際立ったプレーをしたトッテナムに敬意を表したいと思う。
(63分に退場で9人になったことについて)そのことは触れないでおこう。何が起きたとしても、それを言ったらトッテナムのすばらしいパフォーマンスの価値を損なうことになるからね。私たちはビデオを見直し、何かが間違っていたのならそれを修正するつもりだ。
君たちが目にしなかったことが一つある。判定に異議を唱えて審判を取り囲む、リバプール選手たちの群れだ。それは必ずしも、彼らがあの判定に同意していたからじゃない。審判に敬意を払っていたからだ。審判に敬意を抱いていれば、規律の問題が起こる理由は見当たらない。
試合をどのようにスタートするかで、そこから何を得られるかが決まる。何か我々が違ったことをやったのか、あるいは彼らがいつもと違う準備をしたのか、それを見つけ出すつもりだ。座って水曜の試合のことを話すつもりだよ。
(アッガーの負傷は)肋骨の部分だ。(モドリッチに)チャレンジを仕掛けて滑った時に負傷したもので、まだ状態はわからないんだ。わからないんだが、痛みがあるのは間違いない。
(ストーク戦から、カイトに代えてキャロルを起用した理由を聞かれて)望む選手にこだわることも可能だね。以前に言ったように、チームではないんだ。シーズンを通して起用されるのはスカッドだ。
もし勝っていたらそのチームについて問われることはないが、敗北したらどんな選手を起用しようと間違いになる。私たちのこの試合のスタートの仕方ならば、その他に何が起きようと敗北は避けられなかっただろう。
(この結果で、トップ4は危ういと言い出す批評家が増えると思うかという問いに)それは事実かもしれないね。しかし試合を落したら腹を立てるのは難しいことじゃない。選手たちも怒っており、そうでなければならない。そうならない選手なら、ここにはいないだろう。このフットボールクラブは、アウェイの試合に赴く時にも、4-0より良い結果を期待している。
選手たちは、自分自身を誇りに思うと同じく、このクラブに誇りを持っている。だから彼らは落胆しているだろう。
混戦のリーグになるだろう。序盤の状況から見てそうなるだろうね。誰にとっても厳しいリーグだ。どのチームも、どこへ行こうとポイントを獲得できる力を持っている。
(水曜のリーグカップでのキャプテン復帰の可能性を問われて)彼は元気だよ。他の心配をし始める前に、まずはこの試合を乗り越える努力をするつもりだ。ずっと私は言い続けているんだが、彼は今の状況まで回復するために本当に良くやってきた。状態をしっかりチェックし、復帰させる時は彼と我々にとって適切な時期を選ぶ、それだけだ。
皆がスティービーを追いかけたくなる気持ちはわかるよ。特に4-0で敗戦した後はね。しかし我々はしっかりとチェックし、状態を見て、彼がプレーすることに両者が合意した時に復帰させる。」
●SKY SPORTSのレーティング
レイナ:6 3点目は彼のミスだが、あの試合でゴールキーパーを批判するのは酷
キャラ:5 何もかもがリバプールにはうまく行かず、ベテランにとってはきつい午後
アッガー:6 負傷で退場を余儀なくされる前には、鍵となるインターセプトを2度した
エンリケ:7 リバプールのベストプレーヤー。守備で激しく戦いつつも、可能な時には前に出ていた
シュクルテル:4 ベイルにやられ、このウェールズ人ウィンガーに2度目のレイトタックルを仕掛けて退場に
ルーカス:6 スパーズの波状攻撃を食い止めようと奮闘
アダム:4 パーカーの太ももにスパイクの痕をつけるまで、この試合に何のインパクトも残せず
ヘンダーソン:5 スパーズが中盤のバトルで圧勝し、試合は彼を素通り
ダウニング:5 アーリークロス1本とフリーデルの真正面へのシュート1本が、彼の唯一のハイライト
キャロル:5 サポート0
スアレス:5 前半終了時に不満爆発。彼の最高の午後ではなかった
(SUB)コアテス:5 プレミアリーグ・ライフへのきつい船出
(SUB)スピアリング:6 遅い時間の投入で忙しいプレー、しかし試合はその時点ですでに完全に終わっていた
(SUB)ベラミー:6 インパクトを残すには、投入時間が遅すぎた
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無題
完敗でしたね。スアレスとキャロルの2トップだと中盤がぐだぐだになるので、そこをスパーズのプレスに絡めとられて、波状攻撃を許してしまったと思います。アダムやシュクルテルにも問題はありますが、今回の一番の問題はスタッフの戦術ミスだと思います。フニクラさんの言うとおり、ケニーやクラークにはこの試合のビデオを何回を見直して、早急に問題点を修正してほしいです。
Re:無題
スアレスとキャロルのコンビはだんだん良くなって来ているとは思うんですが、強烈なインパクトはまだ残せていません。しかしここをあきらめてはいかんと私は思っています。おっしゃるように早急に問題を解決してもらいたいですね!キャロルは疲れているかもしれませんが、今日は彼を使って欲しいです。
無題
ストーク戦はとてつもなく悔しかったですが、今回はとてつもなく残念でした。
抵抗すること自体が難しい試合展開というのは本当にツライです。
こういう試合のあとは言いたいことが山ほどあるものですが、1つだけ。
キャプテンカムバック…。
Re:無題
この感覚はすごく良くわかります、悔しいというところまですら行けなかった。本当に完膚なきまでにやられました。
しかーーーし、キャプテンが今日は帰って来そうですよ!何分ぐらいピッチに立てるかなあ、今からソワソワしています。
無題
Re:無題
puripuriさん、その通りですね!アダムの退場後にリバプールチャントやケニーチャントが増えて、もう何とも言えない気持ちになりました。ピッチの上の選手たちはものすごく心を打たれたと思います。きっとそれをすばらしいプレーで返してくれるでしょう。
無題
リーグカップでも出場停止の数はカウントされるんですね。勉強になりました。
中盤の構成を考える際に是非スピアリングも入れてほしいなぁ、と・・・。
展開力はアダムに劣りますが守備と運動量は優れてますし、去年大きく成長してルーカス、メイレレスとで良い連携を見せてましたから。
試合を見直して的確な判断、トレーニングをしてくれるのを期待したいです。
個人的な話ですが次節のウルブズ戦、台風の影響が無ければ初海外、初アンフィールド観戦に行く予定でして、ブライトン戦をしっかり勝って良い準備をしてほしいと思ってます。
そして、キャプテンの復帰が見たい!!!
Re:無題
ぬおおお、うらやましい!初アンフィールドでキャプテンの半年ぶりの復帰戦が見られそうですね。台風がさっさといなくなってくれるよう、念力を送っておきます!
アンフィールドの熱い雰囲気だけでなく、リバプールの港町の暖かい雰囲気を、ぜひとも味わってきてくださいね。気温がとんでもなく変わりやすいので、暖かい準備をして行くことをお勧めします。どうぞお気をつけて、楽しんできてください!
無題
ケニーは意外と慎重派のようですね。キャラガーをはずしてフラノを入れてくると思っていたのですが。
でももしこの試合フラノを出してこのような結果になっていたらと思うと、ケニーのメンバー選出にも納得がいきます。若い選手、とくにビッグクラブの選手は過剰なプレッシャーにさらされますからね。
去年のようにけが人続出でどうしようもないときには仕方ありませんが、若手の起用は慎重にしたほうがいいのかもしれません。
下部組織には、FW、MF、DF、GK全てのポジションで逸材がそろっています。彼らが昇格したころが本当の勝負の時期になると思います。
残念なことですが、ジェラードやキャラガーが去ったときこそがプレミア優勝へ向けてのスタートになるのかもしれませんね(泣)
Re:無題
>でももしこの試合フラノを出してこのような結果になっていたらと思うと、ケニーのメンバー選出にも納得がいきます。若い選手、とくにビッグクラブの選手は過剰なプレッシャーにさらされますからね。
そうですね、どうすれば良かったのかと考えてみると、選択肢は非常に限られていました。選手個人よりも、どうチームで守るかの工夫が欲しかったですね。どう戦うかというチームの意図が見えなかったのがひたすら残念でした。
無題
モドリッチ、パーカーはうまかったですね。
それに比べてアダム、ヘンダーソンなんかはホント残念です
やっぱりキャプテンが必要なのかな~
次節は、キャロル&スアレスが爆発してる事を期待して次からも応援します!!
シーズンはこれからだ!!
Re:無題
はい、彼らは良かったですね~。しかし個々の選手の能力では、決して負けていないと私は思っております。スパーズのプランがすごくうまくはまって、日曜は彼らの日だったなあと。もう一度戦ったら同じ試合にはならないと思います。
にしても、キャプテンには早く帰って来てもらいたいですね。今日が楽しみです!
無題
今節も熱きダメぽファン5名と稀少なスパーズファン1名で酒盛り観戦。
試合前こそ多勢に無勢でロンドンなぞケチョンケチョンだ〜って、
スパーズファンを圧倒しておりましたが…
モドリッチ先制→まぁハンデだハンデ1点や2点くれてやるわ〜なんて
アダム退場→もうイッチョハンデだハンデ☆1人少ないくらいでトントン♪なんて
でもここまでの内容が内容なんで、みな目が笑ってないし、お酒は進むし…
シュクシュク退場→本来CBの坊主をいじめるなんて卑怯だぁ〜なんて
その後の袋だたき→ダメぽふぁん撃沈…
最後は快勝のスパーズファンが茫然自失の我らに気を使う始末。
今シーズンもマゾっけたっぷりの我らがリバポ…
ふふふ、まだまだこんなもんじゃへこたれませんわ、ははははは、ハァ…。
続いて行われたマンU対油をぼ〜っと見て、
油も蹂躙されたじゃんってことで前向きな気分になりお開きとなりました。
前向きなんだか後ろ向きなんだがわかりませんが、
これだからダメぽファンはやめられません〜
Re:無題
私はあまりプレミアに詳しくない友人たちと一緒にTV観戦しまして、「なんでこんなにやられてるの?弱いの?下手なの?」と身もふたもない質問を浴びて立つ瀬なし。しまいに不機嫌になって気を使われてしまいました。キャプテンGさんのお友達のスパーズファンさんもいい人ですね(笑)。
>今シーズンもマゾっけたっぷりの我らがリバポ…
ふふふ、まだまだこんなもんじゃへこたれませんわ、ははははは、ハァ…。
私も昨シーズンはかなり鍛えられましたからね、ちょっとやそっとじゃへこたれない自信があります(威張)。これって威張れることかな、という疑問を横に置いておく術も身に着けました。とはいえ、あそこでYNWAを大声で歌えるファンたちには、まだまだとうてい及びません。彼らはすごいですねえ。
無題
アウェーの地でも、カイトを外したりアダムを使ったりしたということは、ケニーはこの試合、打ち合いを望んだのではないかと思います。ベイルのところのマッチアップの不安があって、その対策がカイトでフォローすることよりもそれ以上に点を取ってやろうという判断だったんだと思います。
が、アウェーでやることでしょうか。昨季は使える選手が限られる中のやりくりで結果を残したケニーですが、広いスカッドが逆に彼を惑わせ、判断を誤らせている様な気がしてなりません。
アダムはちょっと暫く試合に出すべきではないですね。熱さ余っての赤ならまだしも、あれは単なる軽率なプレーです。罰金とかいいので、何試合かベンチ入りさせないで、スタンドからスピーリングを見て守備を勉強してもらいたいですね。
彼がおかしな事をすればするほど、メイレレス放出に対する疑問が再燃し、それは首脳陣への批判に繋がりかねないわけです。そういうことも考えてプレーして欲しいですね。
2トップ、合いませんね。スアレスはウルグアイで見せるような気の利いたプレーが出ず、俺が俺がという感じで、キャロルはそんなスアレスに遠慮してか自分を出そうとせず上手くやろうと考えてプレーしてるような気がします。これが逆転してくれればかみ合うような気がするんですがね。マンガじゃないけど、一回ケンカしてから仲直りしないと上手くいかんのじゃないかな、この2人は。
この試合ではキャロルの方ががんばってた印象はありますね。
Re:無題
はい、tamourinhoさんのご指摘の通りだと思います!スパーズの方も守備に大いに不安があり、彼らも似たようなプランだったんじゃないでしょうか。立ち上がりの前線からのプレッシャーはすさまじく、あの動きを90分続けられたとはちょっと思えません。半ば捨て身で立ち上がりからガツンと行き、それにまんまとはめられました。たとえばネットを揺らしたスアレスのゴールがオフサイドでなかったら、きっと全然違う試合になっていたでしょう。
>スアレスはウルグアイで見せるような気の利いたプレーが出ず、俺が俺がという感じで、キャロルはそんなスアレスに遠慮してか自分を出そうとせず上手くやろうと考えてプレーしてるような気がします。これが逆転してくれればかみ合うような気がするんですがね。マンガじゃないけど、一回ケンカしてから仲直りしないと上手くいかんのじゃないかな、この2人は。
これは鋭いご指摘ですね~、ブンブンうなずいて首が痛いです(笑)。ホントに一回ケンカしてみればいんですよね。寄こせコノヤロー、何だとウルセーって怒鳴り合っている場面がピッチの上であっていいと思います。やばいと思って周りが必死に止めるかな。
悔し~
僕は前半コテンパンにやられて,ハーフタイムにどれだけ修正するか,選手の交代をどうするのかを注目していましたが,前半の終わりと変わらず,スパーズを止められなかったのが気になりました(ラファのイスタンブール・CLファイナルのことを思い浮かべていたわけです)。
この試合だけみると,圧倒的にフィジカルもスピードもスパーズ選手に負けているように見えるのですが,たぶんCLの時にはもっときつかっただろうし,それでも戦術の中でミランを止めて行きました。あのスピードを殺す方法がきっとあったのだろうし,それをケニーにはよく分析して考えてもらいたいです。ちょっとラファに聞いてみるとかできないんないかな(苦笑)彼がどう試合を見たかも知りたいです。
フニクラさんの記事にあったように,今のレッズの試合運びは,こちらが攻めている時にはうまくいく感じがしますね。しかし攻められると何かうまくいかないし,だんだん後手後手になるのかもしれません。守りに入ったからといって,なんだか全然うまくいかなかったですものね。ぽーんとスアレスにボールが行っても,「どうすればいいんじゃ」っていう感じで,スパーズは逆にそこだけ守っていればなんとかなる,という気もしました。今からも難敵がどんどん来るので,それまでに修正してくれ,頼むぞケニーって感じです。
次のカップ戦はしっかり勝って,メンタルを戻して次に臨んで欲しいですね!
Re:悔し~
>この試合だけみると,圧倒的にフィジカルもスピードもスパーズ選手に負けているように見えるのですが,たぶんCLの時にはもっときつかっただろうし,それでも戦術の中でミランを止めて行きました。あのスピードを殺す方法がきっとあったのだろうし,それをケニーにはよく分析して考えてもらいたいです。ちょっとラファに聞いてみるとかできないんないかな(苦笑)彼がどう試合を見たかも知りたいです。
ここは全く同感です。一人足りなくなる前に、修正できる方法は絶対あったと思います。ラファがブログにアップしてくれないかと思って何度もチェックしているんですが、書いてくれないですね。さすがにちょっと触れられないのかなあ。
私としては、ウォーカーの背後をもっと上手く突けなかったかなと思うんですよ。しかし最終ラインがほとんどボックスぎりぎりまで下がりまくっていて、前線との距離が開きすぎていました。イスタンブールの時のような、魂のリーダーが必要だったのかな・・・。
めちゃくちゃくやしい
はっきり言って完敗でしたね。個人より現在のチーム力の差が思いっきり出ての結果ですから、まぁしょうがない。スパーズにはシーズン序盤に明確なレッズの問題を浮き彫りにしてくれたという事で感謝しましょう。前から分かっていたことかも知れませんが、これで確実にチームは成長出来るでしょう!
あえて今回は個人には触れずにいておきます。
余談ですが、アーセナルって守備専任のコーチ居なかったんですね。タックルの仕方なんか思い出すと妙に納得してしまいました。
Re:めちゃくちゃくやしい
ですね!何もかも順調に行くわけはなく、シーズンの中には山あり谷ありです。これから大きな山が来ることを願って、ひたすら応援します!
アーセナルには守備コーチがいなかったんですか、おっしゃるように妙に納得。今は誰か就任したんですか?そう言えば、リバプールにもGKコーチがいなかったですが、今季リザーブから昇格しましたね。
やられましたね・・・
まず先日返答いただきましたHNの件は、前から使っているHNで特にリヴァプールとは関係ありません(笑)
涙が出てくるくらいショッキングな敗戦でした・・・
フニクラさんが仰る通りで、自分たちがボールを保持出来る試合は良いんですが、逆になると急にバタバタとし始めますよね。
僕はこのチームの戦術が1タッチ、2タッチの早いパス回しに固執しすぎている気がします。
ポゼッションに固執するなら、高速パスはアタッキングサードに温存して、中盤ではミスを減らすためにも、もう少し相手ディフェンスを引きつけてパスをして、ゲームを落ち着かせても良い気がします。
また、もっとピッチをワイドに使った攻撃も組み入れて欲しいですね。
アダムやジェラードのレーザービームサイドチェンジを駆使して、相手ディフェンスのポジションを広げて、ダウニング、スアレス、ベラミーが1vs1を仕掛けられる場面を作ってゴールを割れるシーンを作れば中央のキャロルの良さも活きてくる気がします。
長くなりましたが、気持ちいい試合を見たいですね。 フラストレーションが溜まった試合でしたが、まだまだだってことを知れた気もします。
YNWA
Re:やられましたね・・・
おっしゃることはこれまでの試合で私も感じます。しかしこの試合に限って言えば、スパーズの前からのプレッシャーが激しくて、落ち着く場所さえなかったように思います。最終ラインがボールキープに苦労して、レイナにバックパスして預けたり(泣)。
ワイドな攻撃は何年もリバプールに欠けていた部分で、やっと今季その戦力が揃って来ました。これからそういう攻撃がどんどん作って行けると思います。おっしゃるように、多彩な攻撃を使った気持ちいい試合が見たいですね!まだまだこれからってことは、これからが楽しみということでもあります。
無題
フニクラさんと同じく采配ミスだと思いました。
ここ何試合かスタメンを見てケニーはアンダーソンをかなり信頼していることがわかりました。もしかしてカイトより上かも。コアテスをずっと使ってほしい。
フニクラさん、やはり怪我が多くて不安な右SBにダービーを置いとくべきじゃなかったでしょうか?確か彼はあと契約が1年?だったと思うのですが、ケニーにはフラナガンの前に来年はぜひ、ダービーを使ってほしいです。彼がリバプールに残ることを祈ってます。
Re:無題
無題
勝利したときは更新が早いという法則を見つけたので、更新が遅かったから「あぁ、負けたのかな?」と思い、いざ点数を調べたら0-4…。うーむ…まだアウェイでの勝利は難しいということですか…。なにやら二人の退場が出たのがまずかったらしいですね。…ですがっ!いつまでもこの大敗を引きずってはいけないと思います!!キャプテンが戻りコアテスが馴染めてきて…とポジティブな考えで行きましょ!!そして一試合一試合大事にして最後にはカップを掲げるキャプテンの姿を想像して次節快勝してくれるでしょう!何が言いたいか分からなくなりましたが、前を向いて行きましょう!!(本当にわけわかんない文、ごめんなさい)
Re:無題
自分では全く気づきませんでした(笑)。そうかあ。じゃあきっと、明日は更新早いですよ!
>キャプテンが戻りコアテスが馴染めてきて…とポジティブな考えで行きましょ!!
そうですね!うめぼしさんのおっしゃりたいことは、良くわかります!コアテスにはこれをチャンスと捕えて、ケニーがメンバー起用に悩んで夜も寝れなくなるようなプレーをぜひともしてもらいたいです。キャプテンも間もなく戻って来そうで、これからですね!!
無題
私にとって間違いなくワースト1の試合でした。
メンバーは決して過去ワースト1なんかではなかったはずですが。
私はスピアリングとエンリケのおかげで、こんな試合でも最後まで見届けることが出来ました。
楽ありゃ苦ありとばかりに、Liverpoolを応援するのは昔から楽ではありませんね。
しかし、ここからのチームの立ち直り方にはいっそう興味があります。
これが私のLiverpoolを応援している理由なのかもしれません。
Re:無題
しかし、ここからのチームの立ち直り方にはいっそう興味があります。
これが私のLiverpoolを応援している理由なのかもしれません。
応援歴10数年というにいさんの、ずしんと重みを感じさせるお言葉です。私もここからどう修正して行くかがすごく楽しみで、あっさり次は快勝してくれるんじゃないかと楽観視しています。スパーズ戦までの内容はとても良かったので。にいさんにはまだまだ及ばないまでも、私も少しはたくましくなれたかも?なんて。
無題
昨日の試合は、はっきり言って完全にケニーのせいだと思います。
メンバー発表の時点で、カイトがベンチでキャロルスタメン、そしてまたしてもヘンダーソンがスタメンがスタメンと、嫌な予感がこの時点でよぎりました。私は今まで5年間、クラブのために誰よりも汗を流してきたカイトが新入りのキャロルやヘンダーソンのためにベンチだなんてどうしても納得がいきません。
カイトはスアレスとの相性もいいので、なおさらこの選出には納得いきません。
そしてアダムが退場になった後もキャロルが左サイドに移ったり・・・。カイトもそうですがマキシやベラミーもいます。サイドでこそ、ベラミーを使ってほしいです。
そして右サイドはシュクルテル・・・ジョンソンもケリーもけがなのはわかりますが右サイド経験のあるキャラガーでもなく、フラナガンでもなく、あえてシュクルテルを持ってくる意味が分かりません。結局ベイルに好き放題され、揚句退場・・・。しかしシュクルテルを責める気にはなれません。この位置で使った監督が悪いです。
またこのクラブは、劣勢になった時の戦い方が備わっていない気がします。実はをいうと、レッズは過去2シーズンで、先制されたリーグ31試合中、そこから逆転勝ちした試合はたったの2試合しかありません。(ケニー就任以降は先制されたら勝ちなしです。)
リードしてるときは落ち着いてパスを回せますが、リードされると焦りが出てロングボールが多くなるような気がします。
今季はキャロル等のイングランド人を重宝するあまりメイレレスを放出し、カイトも試合に出ないことがあります。この2人はスアレスとも相性がいいので、メイレレスはもう仕方ないにしても、カイトを冷遇すると、結果が出ないことも重なれば来年にもスアレスに愛想つかされるんじゃないか・・・なんて思ってしまいます。そうならないように、この試合の事を猛省して、二度とこんな試合をしないようにしてほしいです。
長文失礼しました。
Re:無題
おっしゃる気持ちはよくわかるつもりです。でもストーク戦のカイトは決して良くなかったですし、過去の実績ではなく今で判断したケニーの選択だったんじゃないでしょうか。カイトはきっと奮起して、起用された時には彼らしいすばらしいプレーをしてくれると思います!
>またこのクラブは、劣勢になった時の戦い方が備わっていない気がします。実はをいうと、レッズは過去2シーズンで、先制されたリーグ31試合中、そこから逆転勝ちした試合はたったの2試合しかありません。
私もこの試合で知ったんですが、アウェイで先制されて逆転した試合は、もう3年間ないんだそうです。ここはどうにかしなくてはなりませんね。劣勢に立たされた時の切り札がこれまではベンチになかったということもきっと原因の一つでしょうから、そこはこれから改善されて行くでしょう!ただ選手がいるというだけでなく、どういう戦い方をして点をもぎ取るかという、チーム全体の意思統一が必要ですね。
無題
アダムに関してですが荒いのはブラックプールに居た時からなので急な変化は望めないと思いますが、決定的なパスを狙いすぎるのはやめて欲しいです通れば確かにビックチャンスですがアダムにはもっと試合を作るパスを出して欲しいんですよね。もっとサイドに振るパスを増やせばカイトにサイドを任せることも出来ると思うんですよね。
アダムには焦らず丁寧にパスを出してもらいたいです。精度は文句なしなので。
アッガーはやっちまいましたね。今シーズンのアッガーは行けるかと思った矢先の出来事で残念です。
コアテスは辛いデビューになってしまいましたね。ただスピードは結構ありそうでしたし、最後の失点のシーンも詰めに行っているのが好印象でした。最近キャラが不安なのでキャラからレギュラー獲るくらいの活躍をして欲しいですね。
ジェラードが帰ってくるまではスアレス、カイトのツートップでジェラードがフィットしたら4-5-1でトップ下にキャプテンで右にカイトで良いと思うのですが。ヘンダーソンは少しずつで良いと思うんですよね、今のままだと自信を失ってしまわないかと心配です。
Re:無題
コアテスは良かったですね、あの状況で突然投入されて、それであれだけやれるのはハートの強い選手だなと思いました。若いですが、南米チャンピオンになった実績がきっととてつもない経験になっているんでしょう。頼もしい選手ですね。
>ヘンダーソンは少しずつで良いと思うんですよね、今のままだと自信を失ってしまわないかと心配です。
はい、同感です。でも真面目でひたむきそうな選手なので、数年前のルーカスのように頑張ってくれるんじゃないかと思います。キャプテンが戻って来たら、彼の出場機会は減りそうですね。
無題
ハイプレスは覚悟の上でしたがスパーズがあれほどとは、タヌキの采配は敵ながら見事でした。しかし弱点を一挙に突かれてしまいましたね。プレスが強ければ中盤の収さまりはよろしくないですし、DFはスピード不足でビルドアップできるのはアッガー(エンリケも)くらいでずるずるラインを下げられて間延びでボコボコでした。んーこれからケニーはどう対応するのかな?ハイタカさんも言ってますがプレス信者のラファならどうするかなんて思ったりなんかしちゃいます。
アダムに関しては残念の一言です。キャロルに関してはまだ時間掛かりそうな感じしませんか?僕は彼のタイミングはなかなかのズレを感じてます。1度合ってしまえば真のエースになれると思うんですけど!
まだ5節されど5節。これからこれから!って思えば思うほど酷い試合でしたが悲観は応援で打ち消します!!怪我の具合は良くなっているんですね。完治まで無理せずにお大事にしてください。では失礼します。
Re:無題
>ハイプレスは覚悟の上でしたがスパーズがあれほどとは、タヌキの采配は敵ながら見事でした。
タヌキ(笑)ぴったりです。タヌキはきっと、bearさんがご指摘のようにDFのもろさが怖かったから、初ホームで引くのではなく前がかりにガツガツ行くしかなかったんだと思います。それにまんまとはまってしまい、おっしゃるように悲しいくらい間延びしていました。ラファならどこを突けと言っていたでしょうね、手紙でも出して聞いてみたいくらいです。
キャロルはそれほど時間はかからないと私は思います、フッフッフッ。ノーランやバートンと良いコンビネーションを築いていたように、周りと合うのを待つだけでしょう。キャプテンの復帰が彼のカギになるのでは。
ご心配いただいてどうもありがとうございます!怪我をするとどうしても焦っちゃいますね。おっしゃるように無理しないで頑張ります。
無題
後からこんな事言うと顰蹙かもしれませんが正直な所ブリタニア、ホワイトハートレーンこの二つを負けずに帰ってくれば(勝てれば最高ですが負けない事が重要です)今シーズンは常に4,5位以内をキープしつつなんて妄想してましたが、やっちゃいましたね…。 それにしても木っ端微塵ですね4-0になるとは(2-0になった時点でテレビ消しました)でもデフォーよりワンランク上の選手だったらあと3点とられてましたね。 ちなみに攻撃はFWの二人にはもう一人絡めないと状況は変わらないと思いますので思い切って一人ポジションを上げるしかないでしょうね、守備は…です。 最後にアダムっ(怒)、何なんだあの態度は久々にREDSの選手に腹が立ちました。
Re:無題
>ちなみに攻撃はFWの二人にはもう一人絡めないと状況は変わらないと思いますので思い切って一人ポジションを上げるしかないでしょうね
そうですね、この試合はとにかくびよーんと間延びしていて前が孤立してしまいましたから、一人上げて大丈夫なようにチーム全体の押し上げが必須でしょう。私としては、やっぱりキャラだとそこが心もとないんですよね・・・。この試合でも上げそこなったプレーが目に付いただけでも2度あり、うち1度は失点に結びついてしまいました。彼にはさらに一歩奮起してもらいたいです!