トッテナム戦に向けて

スパーズ戦に向けて、ケニーのコメントです。
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●ケニー（公式HP）
「これまでのパフォーマンスは、非常に、非常に良い。サンダーランド戦の後半45分間だけだった･･･あれは私たちがやった中で最も有効ではなかったね。しかし何であれ、悪いパフォーマンスではなかった。選手たちの仕事ぶりに私たちは満足している。
ほんの少しの運があれば、私たちはもっとポイントを獲得していただろう。しかしとにかく、やるべき仕事をやって行くつもりだ。

全員が満足すべきことがたくさんある。サポーター、スタッフ、選手たち･･･全員がだ。いつも言っているように、もし我々が一つに団結すれば手ごわい部隊になるだろう。

それが最も大事なことだ。全員が一つに団結するということがね。1試合を落したら、我々は一つに団結しなくてはいけない。落胆するのは結構だが、口を尖らせて歩き回っていたり、自分を憐れんでいたりする人間は誰もいない。彼らはこの一週間、実に良く練習を積んでいた。日曜の試合には、ふさわしい気構えとふさわしい姿勢で彼らは挑んで行くと、私は確信しているよ。

（ストーク戦について）あの時あの場所で私が言った印象は、今も変わっていない。私たちは良いプレーをし、大きくポゼッションを取っていた。しかし得点はできなかったね。得点できなければ3ポイントは持ち帰れない。
得点以外は、我々が良いプレーをしていなかったとは誰も言えないだろう。試合を落したことに満足はしていないが、シーズンの中では、内容に値する結果を得られない時もあるというのは、受け入れなくてはならないよ。別の時には、良いプレーをしていなくても3ポイントを獲れることもあるだろう。一シーズンをならせばイーブンになると言うから、これからに大いに期待が持てるということだと、私は思うよ。

（プロ審判組織委員長、マイク・ライリーがクラブを訪れ、会合を持ったことについて聞かれて）私たちが会合を持ったと君たちが理解しており、Liverpoolfc.tvでの発表を読んでいるなら、私たちからそれ以上付け加える必要はないと思う。誰でもマイク・ライリーと話をできる。とにかく彼はここにやって来て、別に何の違いもなかったよ。マイクは非常に親しみやすい人物で、彼と話したい監督とは誰とでも話すだろう。我々が特に優遇措置を受けたわけではないんだ。マイクはどんなクラブでも訪れるだろうし、そうすべきだ。私たちはともに仕事をすべきだ。
以上が、この件に関して我々が言うべきこと全てだよ。私たちは敬意と尊厳を持って彼らに接し続けるつもりだし、その点において落第はしていないと思う。

（スパーズについて）彼らは今夜試合を戦うが、彼（ハリー・レドナップ）は先週の土曜にプレーした選手は一人しか連れて行っていない。だから、日曜にはいつも通りの最強チームが待ち構えているだろう。
ハリーはあそこですばらしい仕事をしている。彼らは非常にエキサイティングな、攻撃的なチームだ。昨シーズンはチャンピオンズリーグでも好成績を収め、すばらしい1年を送った。おそらく昨シーズンは、チャンピオンズリーグに参戦したことが、今年の出場権を取りに行くのに影響したんだろう。彼らは5位でフィニッシュし、それは出場権を得る位置にはわずか一つ下だった。
私たちは、スパーズとハリーがどんな相手が知っている。どんなタイプの試合で戦うことになるかわかっており、良い試合になるとわかっているよ。

さっき言ったように、ハリーは先週の土曜にプレーした選手は一人しか連れて行かなかった。だから、ヨーロッパに参戦しているかしていないかは、誰にも何の有利ももたらさないだろう。
それは、どんなタイプのチームを送り出したいかに寄る。各チームがそうやっており、彼らそれぞれの考え方で試合の重要性を計るだろう。私たちとしては、自分たちがプレーする全ての試合で、可能な限り良いプレーをしたいと思っている。全ての大会に勝ちに行くつもりだ。もしも我々がヨーロッパリーグに参戦していたら、強力なチームを送り出すだろうし、カーリングカップでも同じことをするつもりだ。
私たちがヨーロッパに参戦していないことが、有利になるかそれとも不利になるのか、私にはわからない。このクラブがヨーロッパに参戦しなかったのは、もうずいぶん以前のことだ。だからはたしてどうなるかは、これからわかるだろうね。時がたてば、自ずと答えは出る。

（スパーズがユナイテッドとシティに大敗を喫したことについて）彼らは戦力が揃っていなかったと私は思うんだが、そうだろう？現実的に考えると、オールド・トラフォードは誰にとっても、戦いに赴くのが困難な場所だ。そしてマンチェスター・シティとのホームゲームに関して言えば、彼らには一流のパフォーマンスを演じる力があるが、ハリーにとっては不運なことに、あの日の彼らはそれを出すことができなかった。
二つともとても難しい試合だったが、彼らは戦力が完全には揃っていなかったと思う。今もまだ完全に揃っているとは思わないから、先週のウルヴズ戦で彼らが2-0で勝利したのは、大きな賞賛に値すると思うよ。

（前回のホワイトハートレーンでの試合は、リバプールのこれまでで最も厳しい試合だったかと問われて）スタッツを見れば、昨シーズンのアーセナルはスパーズよりも上位でフィニッシュし、我々はすでにアーセナルとアウェイで戦って勝っている。あそこは行って結果を出すのが非常に難しい場所だが、私たちはそれをやった。だから、トッテナムとアウェイで戦うのも全く同じように厳しいだろう。私たちが何をやれるかがわかるだろう。可能な最高のプレーができれば、その時には私たちはチャンスを掴めるだろう。

彼らは、チームの全域に能力ある選手たちがいる。我々が対戦するプレミアリーグのチームには、能力ある選手がいないチームはない。トッテナムも他のチームと同じだ。おそらくそれぞれ能力ある選手のいる場所は違うが、間違いなくアデバイヨルは手ごわく、デフォーはかなりの選手だ。
彼らのチームには優秀な選手たちが大勢いるが、私たちもそれほど悪くないと思うよ。

（公式HPより、負傷者に関して）実際、アウトなのはグレン・ジョンソン一人だ。今はいくつかの検査結果が出るのを待っているところで、それが出てから判断することになるだろう。
スティーブンはもちろん順調に進歩しているよ。マーティン・ケリーもトレーニングに戻っている。ファビオ（アウレリオ）も、復帰して私たちのところに加わるまであと少しだ。

（キャプテンの復帰はトッテナム戦か、あるいはリーグカップのブライトン戦か、と聞かれて）どちらの試合が彼にとってベストかを、我々は決断することになるだろうね。他の選手にしているのと同じように、彼の進歩状況を見定める。マーティン・ケリーの場合も同様だ。
プレーを求められるのは、十分プレーできる状態の選手たちのみだ。我々は状況を見守るよ･･･焦りはない。当たり前のことをやらなければいけない。

（ガーディアン紙より、キャプテンの復帰に関して）私たちはちょっとばかりブレーキをかける必要がありそうだね。世間は、彼が日曜にスタメン復帰することを期待しているような感じだ。スティーブン復帰の日付は決まっていない、どんな日付もね。これだけ長く負傷離脱していたのだから、完全に申し分のない状態になるまで待った方がいいんだよ。
フィットした状態になり、そして我々に都合の良い状況になって初めて、彼はプレーするだろう。彼がそういう段階になったら我々全員にとってすばらしいことだが、まず何よりスティーブン自身にとってそうだろう。彼はプレーすることを愛しており、そこからしばらく遠ざかっている。早く復帰できればできるほど、彼は幸せだろう。

スティーブンのような選手がスカッドに復帰すれば、チームとそのレベルを引っ張り上げるだろうね。私たちは本当に強いスカッドを持ちたいと思っており、彼の存在はスカッドをはるかに強くする。完調になったスティーブン・ジェラードはこのフットボールクラブを強くする、それに疑問はない。ここには軽んじられる選手は誰一人としていない。このフットボールクラブのために選手たちがやってくれたことに対して、彼らは常に感謝を受けるだろう。そして彼は、ほかの誰にも負けずこのクラブのためにたくさんのことをやってくれた。

（キャラの、キャプテンがもうすぐ復帰すると言う事実が、ストーク戦で敗戦したチームを奮い立たせていると発言したことについて）それを言った男を見て欲しい。この二人が、このフットボールクラブとは何かを体現している。彼らは骨の髄までクラブに染まっている。彼らがその知識と気持ちを入って来た新しい選手たちに伝えてくれれば、我々はそれでいっそう良いチームになるだろう。」

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さて、またしても鬼門のホワイトハートレーンです。ここもそろそろ苦手を卒業したいところですね。どうもオウンゴールのイメージが強く、そのほかにも負傷やらリーグとカップ戦での2タテやら、楽しい思い出がないんですよねえ。それを吹っ飛ばす絶好のチャンス！と捕え、偉そうにそっくり返った雄鶏さんをしょんぼりうつむかせてさせてやりたいです。

キャプテン復帰が注目されていますが、エコー紙は彼の復帰はブライトン戦になるだろうと報じ、ガーディアン紙はトッテナム戦の遠征メンバーに入りそうだと言っています。ブランクの長さを考えるとスタメンは当然無理でしょうが、できればベンチ入りだけでもして欲しいなあ･･･。彼がサブに控えているというだけで、チームやファンの士気が上がるし、相手には脅威になるんじゃないかと思います。

水曜の練習風景の公式動画では、キャプテンの姿は見えませんでした。おそらくはまだコンディションを見ながら、別メニューで調整したりしているんでしょう。ケリーはフルトレーニングに復帰していました。彼は間に合うのか？負傷明けでベイルをがっちり押さえられるか？間に合わなければフラナガン･･･ではなく、シュクルテルが入るのではないかと思います。彼は前回の敗戦に燃えているでしょう。

スパーズはギャラスとドーソンが負傷で出場できないらしいので、今回はぜひ、キャロルをスタメン起用して欲しいと思います。不安なところに彼をぶつけて、最終ラインが引っ張られて上げきれずに空いたバイタルを、スアレスやダウニング、カイト、あるいはベラミーが走り回って使ってもらいたいです。ということで、スタメンをこう予想してみました。

　　　　　　レイナ
ケリー　キャラ　アッガー　エンリケ
　　　　ルーカス　アダム
カイト　　　　　　　　ダウニング
　　　キャロル　スアレス

個人的な希望としましてはキャラのところにシュクルテルなんですが（キャラには本当に申し訳ない）、ケニーのコメントを読んで、彼はキャラを起用すると予想しました。少なくともキャプテンが復帰して来るまでは。カイトのところはベラミーでもありかなと思いますが、カイトだったら一生懸命戻って負傷明けのケリーをフォローしてくれると思うので、デュラセル・カイトで。