ラファは思い切ってチームを変えましたね。スターティングイレブンにはディフェンダーが6人、ディフェンシブMFが2人という、スーパーディフェンシブな布陣です。アクイラーニはおそらく、120分働いて中2日ではスタメンは無理だったんでしょう。アッガーが金曜の練習中に負傷したという情報があったんですが、ベンチ入りもしなかったところを見るとどうやら本当だったようです。負傷の程度は不明です。
これは攻撃を作るのはいったい誰がやるんだろうと思って見ていましたが、それはルーカスとアウレリオの仕事でした。マスチェラーノとルーカスがこの試合ははっきりとした縦の関係になっていて、その方がお互いやりやすそうでしたね。今日のルーカスはすばらしい仕事をしました。ポゼッションして前線にパスを繋ぎ、機を見てボックス内に浸入し、ピッチ中を走り回り、タックルし、空中戦で競り勝ち、というBox-to-BoxのMFのプレーでした。PKを貰っておかしくないシーンが2度あり、特に2度目は明らかなPKだったと思うんですが、メイソン主審には今季やられっぱなしです、チクショーメ。
前半は試合を支配していても決定的な仕事ができる選手がピッチに不在で、得点の匂いのするシーンをほとんど作れませんでした。さて、どうやって点を取るのか？という後半、セットプレーの混戦からボールを押し込んだのはキルギアコスでした。ゴールを別としても、今日の彼は凄かったですね。こういう試合のためにあるような選手で、いったい何度ヘッドで競り勝ったかわからないぐらいです。レイナも本当に頑張っていましたが、結局最後まで守りきることはできませんでした。失点はキャラのミスですが、それ以前にパワープレー頼みのストークにまんまとはまって、終盤にセットプレーを与え過ぎでした。
結果を見ればまたしても守りきれなかった、と言えるでしょうが、少なくともこの試合では、チームは戦う姿勢を見せてくれました。一番欠けていたもの、それが見られたことをポジティブに受け止めています。判定とポストに泣かされた、少しばかり運がなかった試合でしたが、選手たちは戦ってくれました。そしてアウェイに赴いたファンたちも、今日はすばらしいサポートを見せてくれたと思います。そういう彼らを、同じチームを応援しているファンとして誇らしく感じました。
それからバベルに関して一言。彼が帯同メンバーに入らなかったのは驚きでしたが、それを「みんな、残念なニュースです。僕はストークへは行きません･･･。ボスは僕をチームから外しました。説明はなし。」ってTwitterに流したらいかんよ。今のチーム状況でプレスがどんなに喜んでそれに飛びつくか、少し考えて欲しいです。「雪で練習が中止になったのに、誰も教えてくれなかったよう」ぐらいはいいです。それも、教えてくれなかったんじゃなくて彼が聞き逃しただけでは？と思ってるんですけどね（笑）。
●SKY SPORTSのレーティングレイナ：6 しり上がりに良くなった
キルギアコス：8 空中戦で全勝
インスーア：6 前線へ爆撃
デゲン：6 上下に動くプレー
キャラガー：6 本来ではない場所でプレー
シュクルテル：5 集中力が試された
アウレリオ：5 ゴールを演出
ルーカス：7 際立って見えた
マスチェラーノ：6 元気がない
エンゴグ：5 力になれず
カイト：5 決めるべきだった
（SUB）アクイラーニ：5 遅い投入
※マキシは忘れられているようです
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ラファは思い切ってチームを変えましたね。スターティングイレブンにはディフェンダーが6人、ディフェンシブMFが2人という、スーパーディフェンシブな布陣です。アクイラーニはおそらく、120分働いて中2日ではスタメンは無理だったんでしょう。アッガーが金曜の練習中に負傷したという情報があったんですが、ベンチ入りもしなかったところを見るとどうやら本当だったようです。負傷の程度は不明です。
お疲れさまです。
メンバー編成は意外でしたが、仰る様にルーカス良かったですね。得点へと繋がれば自信も増していくんでしょうが、惜しかった。
キルギアコスも少ないチャンスの中、気迫のこもったプレーでした。
失点シーンは最初にフートのいたゾーンを守っていたアウレリオとアクイラーニ？が離してしまったのが拙かったかなと思ってます。ただコーナーだけを見ても相手に10、こちらが0というのは・・・相変わらずファーストタッチを取られているのも痛すぎますね。
前試合に続きラファの交代采配が裏目に出てしまいました。意図はわかるだけに残念です。
色々騒がれるでしょうが一丸となって次につなげてもらいたいですね。
暗い状況が続きますが、ＦＡユースカップ良かったようですね。ハイライトで観ましたがダッラバッレだけでなくNGOOも面白そうで、やたらでかく感じました。まだ観られてなければどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=weQVgalrAzQ
Re:お疲れさまです。
なるほどそうかもしれません。その前の競り合いに勝てなかったのも痛かったですね。セットプレーをゾーンで守るのは、瞬間の高度な判断が要求されるんでしょうね･･･やったことないのでわからないですが。
交代の采配もおっしゃるように裏目に出ました。本当についてなかったなあという感じです。
ユースのリンクありがとうございます！エンゴー（エングー？）は、器用なのか不器用なのか良くわからない面白い選手ですね。まだまだ体の大きさで押している感じなので、これからの成長が楽しみです。LDVには猛烈に期待です！
無題
またしても最後に悲劇がやってきました、しかも二回…失点シーンよりもカイトのヘッドがポストに嫌われた瞬間卒倒しそうになりました。
さすがにキルギアコスのレーティングは高いですね点と取ってくれたし、空中戦に強くセットプレーで点が取れるＤＦ レバークーゼンに行ってしまった人を思い出します。
正直このメンバーでブリタニアで勝てたらかなりラッキーだなと思いながら観てましたが…、もう御払いしてもらった方がいいですよ、あまりにも惨い。
デゲンはあの位置でいいじゃないでしょうか？ちょっと軽いプレーが目に付きますが今の雰囲気の中で元気に仕掛けてくれる彼が頼もしいです、あと個人的ににはマキシは左でインスーアといいコンビを形勢してくれればと思っております。
ちなみにバベルは事実ならもう駄目ですね、身体的ポテンシャルは随一なので何とか頑張って欲しいと思っていましたが気持ちが持てない人はＲＥＤＳには不要です、何かアルダと交換なんて話も出てますね、この件に関しては良い様な嫌なような何とも切ない気分です。
Re:無題
あれはね～～～～ほんっっっとうに残念でした。決まっていれば語り継がれるゴールになっただろうに･･･それもまた、今季のレッズを象徴しているかのようでした（落涙）。
キルギアコスはすばらしかったですが、できればレバークーゼンの人の方にいて欲しかった･･･なんて今更言っても仕方のないことですね、ふー。デゲンはなかなか良いアクセントになっていたと私も感じました。マキシ左も面白そうですね。
バベルは･･･バベルは･･･それでも期待を捨てきれない自分がいるんですが･･･だからこそ、彼のお子様な言動には落胆するんです。私もカツさん同様、切ない気分です。
無題
試合全体に関しては、みんなやる気が感じられたので、引き分けでも良くやったと褒めることもできると思います。
ライバルも星を落としたのでなんとか踏ん張りましたね。問題は次です。次に勝てれば調子も上向きになるのでは？
次回も今回のようなやる気をみせれば勝てると思います。がんばれ！
あの審判、、最後のシュートが、、、
Re:無題
最後のシュートは、判定に今も納得いかんです。ちゃんと走って見とけ！チクショーメ（しつこい）。
無題
ゲームを支配しているようでも、けっきょくはストークスのやり方に引きずり込まれて、自分のゲームが作りきれていないのが、限界なのでしょうか。強豪相手だと、案外、いい試合ができるのかもしれませんが。
自分たちのスタイルを、もっと徹底できれば、良くなってくると思います。
バベルの件ですが、彼個人にとって、監督の怒りをかっただろうことは残念ですが、チームに打撃を与えた訳でもなく、皆の推測を裏付けただけでしょう。
昨日のトーレスの発言のほうがよほど重大なダメージをチームスピリッツに与えたかもしれません。彼は自分のチームメイトに「おまえたちは、偽物の二流選手で、このクラブから出て行ってほしい」と言ったも同然です。
おそらく事実の面もあるでしょうし同じようにメディアも監督もファンも感じているのかもしれませんが、昨シーズン、エースを欠きながらもタイトルレースを生き残った仲間にたいして敬意を欠くような、「スター」だけが重要だというような態度（トーレスだけでなく）には、個人的には、正直、うんざりしていました。
「スター」以外の選手のコンディションやリハビリの状況、選外の理由など、ほとんど知ることができません。バベルやボロニンの態度を非難することは簡単ですが、皆から（チームメイトからさえ）軽視されるという難しい状況は理解したいと思います。
「主役２人」が離脱した今、奮起した彼ら「二流」選手たちが一致団結した戦いが見られることを期待。それがスピリッツの見せ所で、結果はまだついてきていないかもしれませんが、垣間みられたのはよかったですね。
Re:無題
バベルについては、気持ちはわかるつもりです。わかるつもりですが、不満を感じていることと、それを公に表すことは、全く別だと思うんですよ。ポジションを争うチームメートがゴールを決めた時に喜べなかったりするのはいいんです。でも彼らは大金を稼いでいるプロなんですから、自分の発言には注意し、考えて当然です。それができないのは「こども」ではないかと思うんです。
無題
でもきっと、ラファがトーレスとジェラードを特に気にする（例外的に）、それに対してコメントするのも、きっと余り良いことでは無いんでしょうね。まあ、彼ら二人が退いた後アノ試合、流れが生まれたのは事実なんでね。
バベルに関しては、真実なら僕ももう無理かなという感じです。残念だなあ。プロなんだから。
Re:無題
無題
トーレス、ジェラード、ベナユンが同時に戦線離脱した今は戦力を余らせてる余裕はありませんよ。昨日のストーク戦もエンゴグよりはフィジカル面で期待出来るバベルを先発起用すべきだったのではないでしょうか。
これまでのバベルの言動からもこういった状況を招く事は予想出来た筈ですからラファの起用方針を明確に伝えてケアしていたら先走る事もなかった様に思えてしまいます。
Re:無題
>これまでのバベルの言動からもこういった状況を招く事は予想出来た
まったくその通りです。彼、ちっとも変わっていないです。そういう心配をされるような選手であることが、何より問題です。
無題
ガラタサライの左ＳＨアルダ２２歳を今冬トレードするって噂もありますね。０８のユーロで大活躍したトルコ代表。
どうなんでしょう？？？
Re:無題
無題
メンバーは正直納得がいかないですが、う～ん…マキシは慣らし運転させたかった。アクイラーニは120分出場の休息。パチェコは大事な息子をレスラー達にぶっ壊されるのが怖かったんでしょう。
それでも目には目をで行きすぎだと思いますが、本当は闘牛士になってほしいんですけどね。
前線が準備出来る前に放り込みすぎて、相手にプレゼントしてました。最後の失点もあれだけストークにボールを渡せば仕方ないと思います。
ルーカスは本当に良くやっていましたね。ただＰＫはダイブというより接触を回避するために倒れたんでしょうけど、アンフィールドならともかくブリタニアではあれは取れないと思います。
キルギアコスもよく闘ってくれました。次はクラウチとデフォーの両極端の選手が居るからどう組むのか楽しみです。
残り試合とか勝ち点を考えると、立て直せるかは別として、ＣＬ圏内に入れるかは次で勝てるかどうかに懸かっているんじゃないかと思っています。
バベルはつぶやいちゃったのはダメだけどどっちもどっちだと思います。ここで遠征メンバーに入らないということは構想外なんでしょうから伝えておけば良かったと思います。今月始めには売らないと言ったと思うんですけどね。こういう色々起こしちゃう選手が一人二人チームに上手く溶け込んでるといざという時頼りになるんですけどね。
もうお互い反りが合わないんだから早く別れたほうが良いでしょう。バベルには出場できるチームに行ってワールドカップに出て欲しいし。
アルダを獲るならそっちも急がないとあと２週間しかないし、状況的に今すぐにでも来て欲しいぐらいだし。ただアルダも良い子ちゃんじゃなくて、良くも悪くもやんちゃな選手なんで上手く扱えるかどうか気になります。
Re:無題
そうですね、その通りだと思います。あのチームを相手にやれたら本物だと期待したんですが、さすがに無理ですね。スパーズ戦では出番があるか、楽しみです。
ストーク戦はおっしゃるように、相手にお付き合いしすぎの感はありました。しかし、あのメンバーだとあれ以外の戦い方はできなかったのかとも思います。後半もう少し苦しいところでボールキープできれば良かったんですが、さすがに疲れたんでしょうか。
キルギアコスのできはすばらしかったですが、スパーズのスピードに対応するためには、やはりサブに廻るんじゃないかと個人的には予想しています。
アルダはやんちゃな選手なんですか！それを聞いたら、俄然欲しくなってきました。そういう選手、レッズにあんまりいなくなってしまいましたからね。
無題
才能あるフットボーラーが皆、サミやシャビのような大人とは限らないですし、才能が頼りの職業だけに、周囲の適切なサポートが足りないせいで、自信過多で誇大な自我の持ち主となることも多いでしょう。ときには、そんな「やんちゃ」な選手をうまく使いこなすことが現実には必要ですよね。
リバプールにそういう選手がいなくなったのは、つまるところ、ラファが「やんちゃ」な選手を苦手としているからでしょう。そういう選手が、今のリバプールで成功するとは思えません。
ところで、ここから先は、私の想像ですが、ラファ自身、「荒馬を手なずけてこそ一流」のような自覚があり、つい食指を伸ばしてしまうとか。。。適材適所、誰か得意な人にまかせればよいのに、と思わずにいられません。
コーチ陣も、ちょっと頼りないですけどね。
Re:無題
「やんちゃ」と「こども」はちょっと違うと、個人的には思っているんです。こどもな選手は結局大成するのは難しいんじゃないでしょうか。ラファがやんちゃな選手が苦手というか、嫌うのは間違いないですね。彼は戦術に選手を当てはめる監督なので、それを理解できず自我の強い選手は嫌いなんだと思います。それが彼の監督としての限界なんだとしたら、それはそれで仕方のないことでしょう。すべてに完璧な選手も監督もいないですからね。