きっちりとアウェイで仕事を完了です。最高のパフォーマンスとは言えませんでしたが、ボロボロのピッチでしっかりと試合を支配し、良く3ゴールを決めました。考えてみれば3点以上決めたのは9月のハル戦以来でした。前半の1失点は余計でしたが、マスチェラーノのあの見事なゴールで、実質試合は終わりました。ノックアウトステージでのアウェイゴールの怖さです。
立ち足が滑りそうなピッチで、マスチェラーノは25ヤードの距離を良く決めましたね!決めた本人も、チームメートたちもびっくりしたんじゃないでしょうか。そしてバベルの追加点もお見事、あのトラップはすごかったですね。簡単なボールをトラップミスしたりするのに、ああいう身体能力を生かしたプレーもできるところが、彼の大きな魅力です(笑)。今日の彼は右サイドで相手を何度も脅かしていましたが、それだけでなく、ハードワークをし、周りの見える良い判断も見られました。個人的に今日のMOTMです。そして3点目、バベルが左を上がって中に入れる→ルーカスが右に捌く→受けたベナユンがドリブルでDFを引き付け、キャプテンにスペースを作って渡す→ゴール!という一連の流れが良かったですね。ベナユンには、これからああいうプレーをどんどん見せてもらいたいです。
失点はCKからで、非常にお粗末なものでした。シーズン前半に何度も見た失点を皆が思い出したと思います。その次の左からのコーナーでもやはりファーストボールを上手くクリアできずにあわや失点というシーンがあり、セットプレーの不安は拭い去れていないようです。その後のコーナーで、レイナがもうお前らには任せておけんという感じてパンチングに出て来たのには、思わず笑ってしまいました。彼は終盤にも良いセーブをしましたね。見ている方も集中を切らしてしまうような試合で、彼はしっかりと集中していました。今季は本当に彼の活躍が目立ちます。
シュクルテルの負傷はどうやら長引きそうな気配です。アッガーが最近不安定な中で彼の調子が非常に良かっただけに、これは痛いですね。日曜にはラファはキルギアコスを入れるか、それともキャラを中にしてケリーを入れるか、どちらを選択するでしょうか。ジョンソンに復帰の見込みが出来た今、そろそろキャラを中に戻す時だと思うんですけどね。今日彼が少しでも休めたのは非常に良かったです。(※追記 キルギアコスはブラックバーン戦もサスペンションでした。さあどうする。)
ケリーにプレーチャンスが得られたのも良かったですね。パチェコは遠征には帯同していましたが、遠征メンバー19人の中で唯一ベンチからも外れたところを見ると、フィジカル的に間に合わなかったのかもしれません。もし負傷交代がなければ、ラファはキャプテンかルーカスに代えてアクイラーニをピッチに送り出していたんじゃないかと思うので、それも少し残念でした。トーレスはひざの負傷明けであのピッチコンディションでは、ちょっと起用しにくかったでしょう。
次はリールとですね。決勝ラウンドの1回戦ながら、強豪と言われるチームが苦戦したり敗退したり、この大会も決して楽ではないようです。サン・ホセやリーセとの対戦や、ヨーロッパでのマージーサイドダービーを密かに期待していたので残念です。
それから、ルーマニアのボールボーイたちめんこかったですね。キャプテンはちょっと鬱陶しそうでしたが、彼らの気持ちはよ~くわかります。終了のホイッスルと同時にキャプテンに群がれたということは、きっと終了前から仕事そっちのけでばっちりポジション取りしていたんでしょう。キャプテンマーク大事にしろよ!
●ラファ
(公式HP)「彼(シュクルテル)はおそらくつま先を骨折していると思います。ドクターと確認しなくてはなりません。確認しなければわかりませんが、私たちにとって良いニュースとは思えませんね。
ピッチがひどく、難しい試合だったと思います。タフで、選手たちに非常に努力が要求される試合になるだろうということはわかっていました。私たちは1失点をし、それからは冷静に、とにかく自分たちのプレーを続けなくてはなりませんでした。相手はセットプレーから良いボールを入れて来て、守るのが難しかったですね。しかしその後私たちがゴールを決め、さらにセットプレーから追加点を決めました。最終的には、今夜はこういう風になるかもしれないことはわかっていました。
(マスチェラーノのゴールについて)彼はいつもペナルティボックスの外からシュートを狙っており、ここは彼が成長の余地がある部分です。しかし今夜は、本当に上手く蹴りました。
ライアンは懸命に努力しており、トレーニングセッションで良くやって来ています。それは、選手たちがプレーしたいならばやらなくてはならないことです。そういう選手は選択肢となります。彼は良くやっており、もっと試合でプレーできます。」
●キャプテン
(公式HP)「タフな試合になるだろうということは、試合前からわかっていた。ウニレアは悪いチームじゃないし、ピッチコンディションがとんでもなかった。走って止まるのも難しかったけど、そこで頑張ったんだから仲間たちは良くやったよ。
僕たちは1点リードされたけど、ハビエルのすばらしい一撃で取り返し、強い精神力を見せつけた。彼が得点する場合は、ボックスの外からのことが多い。すばらしいシュートで、僕が間違いなく誇りに思う1本だ。
(アラン・シアラーの記録を抜いて、欧州戦で最もゴールを決めた(33点)英国人選手になったことについて)すごく嬉しいね。僕のゴールの何本かは楽な相手に決めたものだから、自分がアラン・シアラーのような選手を上回ったと言うのはフェアではないと思う。でも、あのすばらしい選手と同じように言われるというのはいつだって嬉しいよ。
このフットボールクラブでは、あらゆる大会がとても重要なんだ。他の大会から敗退しているとなれば特にだよ。これは、僕たちの優勝杯の最後の望みだ。決勝までたどり着くことができたら、今シーズン僕たちをサポートして来たファンにとってすばらしいことだろう。」
●マスチェラーノ
「僕はあんまりゴールを決めることがないから、どんなゴールも嬉しいよ。得点してチームの力になるというのはいいね。このピッチコンディションでは、本当に難しい試合になると僕たちはわかっていた・・・最高とは言えなかったね。しかし僕たちは全力を尽くして頑張ったよ。チームが精神力を見せた、それはいいことだ。」
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無題
(笑)
キャラガーはCBに戻すべきでしょう。
最終ラインはまだアッガーとシュクルテルのコンビだと不安ですし、キャラガー自身も毎試合SBでアップダウンを繰り返すのは体力的にもキツイ筈ですからね。
Re:無題
アッガーとシュクルテルのコンビはとても安定して来たと思うんですが、空中戦の強さがね・・・これは一朝一夕にどうなるものではないですから、長期的にちょっと考えなくてはいけないことかも、などと最近は感じています。
無題
それにしてもバベルは人が変わってしまったのですかね(笑)ラファに喝でも入れられたのか、少し前までtwitterで愚痴を垂れてた人間とは思えません。元々やれば出来る子だったのかな?
シュクルテルの離脱は痛いですね。好調の選手に限って怪我を負わされる…誰かの陰謀でしょうか(笑)怪我の具合は重そうですが、とりあえずW杯までに復活出来れば良いですね。選手の苦痛に歪む顔は見たくないものです…
Re:無題
シュクルテルは、好調だから怪我してしまったところもあるんじゃないでしょうか。思いっきりアグレッシブに行っちゃいましたからね~。ダービーマッチのようにそれが必要な時もありますが、必要でない時もありますので、彼にはそういう判断力を付けて欲しいと思いました。WCには間に合うでしょう、きっと!
無題
バベルも中々良かったんじゃないでしょうか。そして怪我明けのベナユンも。
ただ、エンゴグは何も出来ていませんでしたねぇ・・・。これからに期待。
ブラックバーン戦はどのような布陣になるのか、ラファの手腕に注目です。
何はともあれ久々の3得点!これで波に乗ってもらいたい!
Re:無題
ブラックバーン戦は、ここを攻撃が勢いをつける良いきっかけにして欲しいところですね!トーレスは出るか?ベナユンはコンディション大丈夫か?!
無題
ハビィは、成長しましたね。入った頃は、絶対にキャラからパスを貰えず、シュートも枠にいった事なんてなかったのに。
昨日の試合、ハビィのゴールも嬉しかったですが、ルーカスのミドルが見れたのも良かったです。あの2人のシュートがもっと見たいです。
ところでフニクラさん。
明日のローバーズとの一戦、TVで放送しないみたいです。そんな時は、どうされているのですか?
良かったら教えて頂けませんか?
Re:無題
日曜の試合は、インターネットという非常に便利なものがあるので、なんとかなるんじゃないかなあと思っています。なんとかならなかったらあきらめます。録画でもいいから放送してくれればいいのに、オリンピックと重なったからBSでもやらないんですね(泣)。