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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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シュクルテルは中足骨の骨折と公式HPで発表されました。また、キャプテンのコメントと、同じ記事のアラダイス監督のコメントです。
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●ラファ(公式HP)
「試合後に私たちは本当に落胆しました。結果は良かったんですが、その後にマルティンの悪いニュースがあったからです。彼は今日レントゲン検査を受け、中足骨の骨折が確認されました。どれくらい長くかかるかは、これから2日間検査をしなくてはなりません。

ジョンソンは頑張っています。彼は今日チームと共にトレーニングをしました・・・軽いトレーニングセッションです。私は彼を見ていましたが、かなりシャープでした。しかし日曜はまだ早すぎるでしょう。」
●キャプテン(タイムズ紙)
「僕たちが十分なチャンスを作り出していない、それはちょっと懸念だった。フットボールの試合に勝つためには、多くのチャンスを作らなくてはならない。そして僕たちはウニレア戦でそれをやった。今は、僕たちはこれからシーズンの終わりまで、正しいバランスを取らなくてはならない。しっかりと守備をしなくてはならないけど、もうちょっと勇気を持って、もうちょっとアタッキングサードでリスクを冒すことも同じように必要だ。気持ちの問題なんだ。最も大事なことはしっかりと守ってクリーンシートをキープすることだけど、しっかりと前に攻めることも重要だ。

このクラブにとっての鍵は、トップ4でフィニッシュすることだというのは誰もが知っている。生命線だよ。僕たちは、現実的でなくてはならない。シーズンのこれまでがとてもフラストレーションを感じるものだということを、僕たちはわかっている。理想的な状況は、僕たちが今もチャンピオンズリーグを戦い、タイトルレースにいることだっただろう。それは今はもうない。だから、僕たちは仕切りなおして違う目標に向かわなくてはならないんだ。その目標は、今はヨーロッパリーグ優勝と4位のフィニッシュだ。そうなれば、落胆のシーズンにちょっと良い終わり方ができるだろう。」

●アラダイス監督(タイムズ紙)
「ラファが私のすること、またはしないことについて何を考えようと、それは全く重要なことじゃない。私は自分がどれほど優れた監督か、どれほど仕事を上手くやれるかをわかっている。もしそうでなければ、10年間もここにはいない。だから、彼が私や私のチームについて何を考えようと、気にしたりはしないね。

我々はいつであろうと彼らを倒せる。それが私にとって最も重要なことだ。私はそれをリーボックでやったから、我々が彼らを倒せることを知っている。彼はそれを気に入らず、我々のプレーのやり方に言い訳を見つけた。ベンゲルもそれをやり、モウリーニョもそれをやった。彼らはみんな、尻を打たれるとそれをやるんだ。
そうなれば彼はまた私に文句を言うだろうが、それを気にはしない。彼はDVDを作ってそれをキース・ハケット(※審判協会会長)に送ることすらした。私がそのことを知っているのを彼は知らないだろうが、知っているんだ。彼は頭がどうかしているよ。

彼には他の人間と同じように自分の意見を持つ権利があるんだし、こちらが相手を破った時に、その相手が文句を言うのを聞くのは気分がいいものだよ。しかし、私や彼のことはどうでもいい。私の選手たちがアンフィールドに行って良いフットボールをすること、それが大事なんだ。

リバプールのフィジカルなプレーは、ここ数週間目につくね。彼らが昨シーズンどれだけ良いフィニッシュをしたかを考えると、過去数ヶ月に渡って彼らが経験している混乱に私は非常に驚いている。彼らには本来できるはずの上手さや流動性がないが、それでも彼らの仕事をやり、本来の場所に戻るために必要な結果を出している。彼らは基本に戻らなければならなかった。
しかし、彼らが日曜にフィジカルなチャレンジをしたいのならば、私には望むところだよ。」

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シュクルテルはやはり骨折でした。中足骨の怪我は、単純骨折なのかどうか、また骨折した指の場所によっても回復期間がずいぶん違います。アッガーやオーウェンは年単位で苦しんだし、ルーニーやベッカムはワールドカップ前の4月に骨折し、6月の大会に何とか間に合いました。普通に考えるとプレー復帰まで最低2ヶ月はかかるでしょうから、彼はほとんど今シーズンは無理と考えた方が良さそうです。苦しい予選を戦い抜いて出場権を獲得したワールドカップには、彼と彼の母国のために間に合って欲しいと強く願います。
怪我はもちろん不運もありますが、あのシーンではフィフティの場面でシュクルテルは思いっきりバックスイングしてクリアしようとして、相手のスパイクに足をぶつけてしまいました。しかしあそこは決定的な場面ではなく試合もほぼ決まっていましたから、無理をして強くクリアせず普通のタックルでよかったと思います。アグレッシブに行くのは彼の持ち味なんですが、怪我を防ぐためには賢い状況判断力も必要です。しかしいったん怪我をすると顔に似合わず復帰後にちょっとびびっているようなところも見られるので、むしろそっちの方が心配かも。

明日のブラックバーン戦は、ジョンソンも起用できないようです。センターバックは必然的にキャラとアッガーで、右サイドをどうするか。選択肢は3つ、ケリー、デゲン、マスチェラーノですね。おそらく、ファンの9割は「ケリー!」と言うと思います。

ビッグ・サムは、どうやらラファにケンカを売っている様子です。最初このコメントはスルーしようと思ったんですが、なんだか面白いので載せてみました。気にしない気にしないって、一番気にしているのはサムさんですね。「ガツガツ行くぞ、文句言ったって知らねーぞコノヤロー」ってことでしょうか。
ブラックバーンは一度失点すると崩れる傾向があるようですので、この試合は攻撃的なメンバーで挑み、先制してけちょんけちょんにやっちゃって欲しいです。フィジカルコンディションによるでしょうが、サイドにベナユンとバベルを起用して、前はカイトでお願いしたい。アクイラーニも入れてもらいたいんですが、サイドがケリーとインスーアならフォローがやや不安か。

それから余談ですが、ポーツマスがついに破産してしまいました。「金曜までに買い手が見つからなければ破産」とアナウンスされていましたが、結局見つかりませんでしたね。ルールによると9ポイントを剥奪されるそうですが、新しいクラブの管理人はそれの猶予と、さらにこれからの運営資金を得るために、移籍市場外の選手売却を認めることをFIFAとPLに申請すると言っています。
ポーツマスのファンたちには非常に気の毒なことですが、これは対岸の火事とも言っていられません。最近のUEFAのレポートによれば、ヨーロッパ全体のクラブの負債の56%(£3.4billion)がプレミアリーグだそうです。一方、資産についてもヨーロッパクラブ全体の48%(£3.8billion)を占めています。
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