5月30日の国際親善試合、イングランド対ハンガリーは、オールド・トラフォードで日本時間の明日朝4:05キックオフ。エリクソン監督は、オーウェンとクラウチを2トップに置く4-4-2システムを変更して挑むことを示唆しています。
インディペンデント紙やガーディアン紙によると、ハンガリー戦ではジェラードがセカンドストライカーとしてオーウェンと組み、キャラガーが中盤の底を勤めるかもしれないそうです。
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●エリクソン監督のコメント
「私は、ハンガリー戦で、いいフットボールといい組織、うまい攻撃と守備を見たいですね。
ワールドカップまであと2週間を切りました。これは重要な試合です。テオ・ウォルコットをベンチから出すかは決めていません。我々はサブについては何の決定もしていないからです。先発メンバーのほとんどの選手は90分間プレーすることになるでしょう。誰かに45分ずつを与えるというプランはありません。」
(インディペンデント紙)
「ハンガリー戦のメンバーは、パラグアイ戦を想定した構成になるでしょう。我々はしっかりとどうするか決めていますが、今の時点ではメンバーをメディアにお話できません。今言えることは、これが最強のメンバーであり、ワールドカップもおそらく同じ選手で行くことになるだろうということだけです。」
(ガーディアン紙)「選手たちにとって、90分間プレーをするいい機会です。私の考えるベストのメンバーで挑むことになるでしょう。
(フォーメーションについて)我々はどうするかを既にしっかりと決めていますが、火曜日までは言わないことにしましょう。
(クラウチとオーウェンの連携を深めるいいチャンスになるのではという問いに対して)もちろん、やらなくてはならないことはたくさんあります。別にあの2人のことだけを言っているわけではありませんよ。
我々には、ハンガリー戦と土曜のもう一つの試合(ジャマイカ戦)があります。この2試合は我々にとって非常に重要です。」
(BBC)●ランパード
「(スペインでの休暇について)1週間いい休みが取れたよ。フットボールのことを忘れるいい機会だったんだけど、僕にはそれはちょっと難しいね。僕は戻りたくてたまらなかったし、練習を再開できたのが嬉しくてね。ちょっとフレッシュな感じで、プレシーズンみたいな感覚だ。プレーしたくてたまらないっていう感覚はすばらしいね。
自分の体調のピークがまだこれからであって欲しい。ワールドカップでピークを迎えられたらすばらしい時になるだろう。」
(BBC)-------------------------------------------------------------
ウォルコットの選出の次のサプライズはキャラガーが中盤の底ですか。堅い堅いと言われてきたエリクソンさんが、ここに来てどうしたんだろう。キャラガーを使ってみたくなるほど練習での彼のパフォーマンスがいいんだとしたら、リバプールファンにとってはうれしいニュースです。クラウチも頑張れ。
以前中盤でプレーすることについて質問された時のキャラの答えは、「俺はイングランド代表でそのポジションができるほどうまくはないよ。あそこでプレーできる俺よりうまい選手がたくさんいるだろ。」だそうです。
(インディペンデント紙より)PR