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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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'100 Players Who Shook The Kop'のNO1、ケニー・ダルグリッシュのインタビューです。(公式HP)
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Liverpoolfc.tv:ケニー、110,000の投票の結果、私たちはリバプールファンが最もKOPを揺るがした選手としてあなたを選んだことをお知らせできて嬉しいです。今のご気分は?

Kenny Dalglish:私がいた時から、KOPと選手たちの間には特別の絆があり、彼らが私たちに与えてくれた助けに全員が感謝していた。我々は彼らの夢を実行していたんだ。彼ら全てがリバプールでプレーしたいと願っており、サポートすることがその次の願いなんだよ。同時に、彼らは私たちがやりたいと思うようなことをたくさんしていた。私たちは、KOPから試合を見て、そにいたら実際にどのように見えるのか知りたかった。彼らがピッチの外でどれだけ私たちにとって大きな存在だったか、知っていたし感謝していたよ。しかし、自分の息子まで連れてあそこへ赴くということは本当に特別のことだろう。

これだけたくさんのファンが投票してくれたということは、その10万の中にはひとつやふたつの悪い意味での投票もあるはずだ。私が思うにね!

Liv:あなたがアンフィールドを離れてからすでに15年が過ぎました。ファンがまだあなたに対してこんなに愛情を持っていることに驚いているのでは?
Dalglish:彼らが、非常にいい思い出を私に対して持っていることに驚いているよ。古い試合を放映してくれるLiverpoolfc.tvかthe new classic TVのおかげに違いない。私たちは皆、毎週自分の仕事をしにピッチに出て、ベストを尽くそうとしていた。そこから得た成功と喜びは全ての人間で分け合った。ヒルズボロの後、私たちは全ての人々に、我々はファミリーのクラブだということを示したと思う。「彼らと我々」という仕切りはなく、全員が「我々」だった。私たちが苦しめば、それは彼らの苦しみであり、逆もまた同様だった。

私はこの投票をすばらしい賛辞と受け止め、ほんのちょっと謙虚な気持ちにもさせてくれる。私が言ってきたように、私がやってきたのは自分ができる限りいいプレーをしようとすることであり、もしもファンがそれを楽しんでくれたとしても、私は彼らが私と同じくらい楽しめていたとは思わないよ。

Liv:あなたはリバプールの選手として多くの喜びを経験しましたが、その中で他の何物にも勝る思い出というのはありますか?

Dalglish:ここでの私の最初の試合、ニューカッスル戦を覚えている。彼らの中にTommy Craigという男がいて、私は12歳のころから彼と一緒にグラスゴーの学校のチームでプレーしていた。私は試合の前に彼とトンネルの上部で会い、「This is Anfield」のプレートが私たちの上にあった。私はそれを指して彼にこう言った。「これはお前を恐れさせるということになっているが、俺をどんな気分にさせているかはわからないだろう。俺はここで心臓麻痺を起こしそうだよ!」とね。しかし私はピッチへ出て行き、ハーフタイムの直後にレイ・ケネディが私にするりとボールを寄こし、私はKOPエンドに記念すべきアンフィールドでの初ゴールを入れたんだ。

もうひとつの思い出深い試合は、リーグ戦でトッテナムを3-0で下した時だ。あの時はフェンスがちょうど張られていて、私はファンのところへ駆けつけたんだが、運の悪いことに、フェンスのせいでそこに入って彼らとともに祝うことができなかった。

私たちはピッチの上にいたから、彼らができなかったことをたくさんやったよ。しかし確かにファンたちは試合を見に赴いて語り草になるすばらしい体験をし、友情を分かち合い、共に笑い合っていた。ファンは我々の成功の大きな因子であり、彼らが語るのは、私たちのプレーを見ることで得た喜びだと確信しているよ。

Liv:投票であなたの後ろに来た選手たちについて語りましょう。まずは5位に入ったジョン・バーンズについて。

Dalglish:ジョンは全てを兼ね備えていた。あの輝かしいテクニックを別としても、彼はピッチに変化をもたらしたよ。スティーブ・ハイウェイ、ピーター・トンプソン、イアン・キャラハンはジョンの前のウィンガーだが、彼が現れたときは全く違っていた。彼はファンタスティックな選手であり、他に類を見ない生粋の左ききだった。生半可なプレーはできず、ゴールを決めるのと同じくらいチャンスを生み出し、そして決して、決してピッチでの仕事を怠けるようなことはなかった。

Liv:4位はロビー・ファウラーでした・・・

Dalglish:彼は私のお気に入りの一人だったし、今でもそうだ。彼は15歳の年にここに来てメルウッドでトレーニングを始め、その時から他とは違う、非常に頭のいい選手だとわかったよ。私たちが5対5の試合をする時、スタッフはいつでもロビーが私たちの側か確かめたものさ!彼は私たちが今まで見た中で最も賢い選手のひとりで、偉大なフィニッシャーだと言わなくてはならない。

Liv:イアン・ラッシュが3位でした・・・

Dalglish:彼はおそらく、フィニッシュに関してはロビーを少しだけ上回るだろう。彼は誰もが自分の側に欲しいと思うような選手だった。速く、左足でも右足でも、頭でもどこからでも得点を決められ、ディフェンスのファーストラインでもあった。彼は相手を恐れさせるディフェンダーとしてもすばらしかったよ。いつでも準備万端で、彼がゴールに迫って行けば、中に入れないためにはものすごい努力が必要だった。彼の得点記録がそれを物語っているが、それだけではなくすばらしいチームプレーヤーでもあった。

Liv:次点はスティーブン・ジェラードでした・・・

Dalglish:私は、彼は私を破ったものと思っていたよ!彼のここ3、4年のチームへの貢献はファンタスティックだ。多くの試合で彼の努力はリバプールの背中を押し、彼らを勝利へと導いている。オリンピアコスやウェスト・ハム戦、またおびただしい数の試合で彼がやってきたことを見れば、彼はファンタスティックだと言うしかない。彼が選手としてしてきた貢献は、おそらく他の誰よりも大きいだろう。彼の前にはまだこれからも多くの時間があり、さらに良くなって行くよ。
Liv:ケニー、ファンに代わって感謝するとともに、もう一度おめでとうと申し上げます。

Dalglish:どうもありがとう。投票してくれた全ての人々にありがとうと言いたい。非常に誇りに思うよ。もしも人が私のプレーを見て喜んでくれたとしても、それは私がここでプレーすることで得た喜びのほんの一部に過ぎない。
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