イングランド代表はマケドニア相手にスコアレスドロー。ジェラードはイエローを貰ってしまい、次のクロアチア戦は累積で欠場です。ジェラードと監督のコメントです。
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●ジェラード
(Sky Sports)「選手としては全ての大きな試合でプレーしたい。だから3ポイントを取り逃しただけじゃなく、クロアチアの試合に出られずに家に帰るなんて本当に不満だ。僕は家から仲間を応援するよ。うまくいけば、彼らはいいパフォーマンスに立ち返って結果を残してくれるだろう。
レフェリーの判定にはすごくがっかりした。僕は自分はボールに行っていたと彼に言って、彼はそれには同意したけど、勢いで相手選手を倒していると答えたんだ。
僕は運を変える必要があるね。今シーズン、もう4回か5回はバーやポストに当てている。いいシュートは打ってるんだけど、たぶんちょっと強く打ちすぎているんだろうね。時々は打ちそこなったときのほうが入るんだよ。」
●マクラーレン監督
(BBC)「全員にとって深刻な停滞だ。我々はもっと頑張り、次の試合に向けてしっかりと改善しなくてはならない。前に向かっていくプレーは十分ではなく、パスやラストボール、フィニッシュのボールは逸れていった。試合全体を眺めてみれば、ドローはおそらくふさわしい結果だろう。しかし我々は非常にがっかりしているよ。
十分にいいプレーができなかったことは我々は承知している。もっといいプレーをしなくては。マケドニアとホームでプレーし、彼らのホームでは我々は勝てると予想している。
クリーンシートをキープしたことに関しては良くやったし、ポイントも取れた。しかしもっと改善していかなくてはならない。我々には、他の試合では見せてきた速攻、速さとパワー、前に行こうとする情熱がこの試合にはなかった。それがなぜかはわからないし、それについては考察しなくてはならないだろう。
スティービーを失うのは明らかに痛い。あれは厳しいカードだったと思うが、それで次の試合に向かうしかないし、誰が代わりに入ってどんなシステムを使うにしろ、我々はしっかりと対処しなくてはならない。
(ベッカムを呼び戻すか、という問いに)今はそれはない。考慮することすらない。
我々は試合について熟考し、何があったかを考察し、怪我の状態を確かめるだろう。日曜の夕方には代表を集めてそれをやり、クロアチア戦ではしっかりと改善していくよ。」
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「どこが悪い」と具体的に見えてこないほど、全体が低調な試合でした。選手同士の理解ができていないのか、パスがつながらす攻撃が遅れがちで、相手が守りを固める時間を簡単に作らせていました。ずいぶん長く一緒にやってきたメンバーのはずなんですが、ワールドカップの疲労というのは思った以上に深刻なのかもしれません。
イングランドはホームで引き分け、スペインもウェールズもノルウェーも、アイルランドまで撃沈。オランダもブルガリア相手に引き分け、しかもカイトが怪我で途中交代という、リバプールファンにとっては散々のEURO予選の日でした。イングランドはそれでも勝ち上がるでしょうが、スペインはかなりまずい状態です。カウンター一発であっさりと裏を取られてしまうところが全く修正できていませんでした。監督解任、選手の大幅な入れ替えという動きもあるかもしれません。
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