忍者ブログ

   

FIELDS OF ANFIELD ROAD

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


マルカ・ラジオに続いて、リエラはスペインのラジオCadena Serの'El Larguero' という番組で、水曜の深夜にインタビューに答えました。また、謹慎処分が決まった後にギリシャのスポーツサイトのインタビューにも答えています。その内容です。スペインのラジオの音声はこちらで聞くことができます。
-----------------------------------------------
●スペイン'El Larguero'インタビュー
 
インタビューアー:アルベルト・リエラ、こんばんわ。

リエラ:こんばんわ。

調子はどうです?

まあ・・・

あなたの声の調子でわかりますよ・・・

ええと・・・ちょっと時間が遅いよね。僕たちには明日試合があって、何としてもそれに勝たなくちゃならない。何をおいても、選手個人の状況よりもクラブの状況が一番大事だからね。この大会は僕たちが優勝カップを獲得できる唯一残されたチャンスだから、明日は僕たちはしっかりとバランスを取るだろう。そして、アウェイでの不振を克服する必要があるね。

しかし、あなたが最後にプレーしたのはいつです?Guillemが言ったように、1月26日ですか?

思い出せないよ。でもリール戦のファーストレグでは、後半の20~25分間プレーした。しかし先発というと、かなり前のことだ。覚えている最後はホームでのトッテナム戦で、僕たちは2-0で勝利し、その次はダービーのエバートン戦で、それには出場しなかったし、それ以来先発ではプレーしていないと思う。

それで、ベニテスはあなたに何か言いましたか?

いや、何も。

しかし理由は何ですか?彼はあなたを獲得したんですからね。普通、監督が誰かを獲得し、違うリーグから連れて来た場合は、こういうことを言うと思いますが。「アルベルト、今の君はベストの状態にないと私は感じている」とか・・・

うん、まあね。でもシーズンの間にはいろんなことが起こると僕は思う・・・それに・・・状況はいろいろ変わるけど、僕たちは2年間一緒にやって来たんだし、僕は選手と監督の間には、お互いを理解し合うためにも何らかの会話はあるべきだと思うんだ。最終的には、一番大事なのはさっき言ったようにチームなんだからね。そして、今は僕はプレーしてなくて、その理由がわからないという厳しい状況なんだ・・・なんて言ったらいいのかな・・・誤解されたくはないんだけど、僕は監督と言い争いたいわけじゃないし、彼の方が悪いんだと言っているわけでもないんだ。間違いなく言えることは、ある選手が100%の状態でとびきりのすごいプレーをしていれば、監督は、たとえその選手のことをどんなに好きじゃなかろうと、プレーさせるよ、そうだろう?だから、僕のような状況に置かれる選手は、その選手にも批判されるべき理由があるんだということはわかっている。しかし、さしたる理由もなく登録メンバーから外れて、プレーさせてもらえいないというのはおかしな話だ。それとは別に僕が指摘できる唯一のことは、状況を変えようという意思が感じられないことなんだ。僕が彼のプランの中に入っていないのなら、僕が何か正くないというようなことがあるはずなんだ・・・少なくとも、プレーのチャンスを得られないなら、僕の何が間違っているのか教えてくれないと。問題は僕がそれがわからないことなんだよ。

しかし、あなたはこの状況に関してベニテスと話し合おうと試みているんですか、リエラ?

うんまあ、僕たちはこの2年間何度も話をしたよ・・・

それはそうでしょうね、しかし私が言っているのは最近のことです。問題が始まった1月26日より後は?

僕はうそをついていないよ。僕たちは話をしていないと言った、だからしていない・・・それは事実だ。

しかし何かなかったんですか?議論が口論になったりとか、「お互いににらみ合う」ような状況とか・・・何か仲たがいするような出来事はなかったんですか?「彼が自分に話しかけてこなければ、自分から話しかけることはしない。」ということが起きるような何かです。

プレーできないで腹を立てることは何度かあったよ。自分ならチームを助けられると思った時に出してもらえなかったり。僕をピッチに出さないのには間違いなく彼に何か理由があるんだし、僕自身に選手としての理由があることも間違いない。でも僕は十分な年齢を重ねてフットボールの経験を積んでいると思っているし、正直に言えば、自分がプレーできるだろうと思っていた時にできなかったことは何度もあった。いやが応でも、怒ったりいきり立ったりすることはあるよ。僕にはわからないんだ・・・彼が采配をふるい、決断を下す立場にある・・・

しかし彼はマネージャーですよ、リエラ、彼はマネージャーです・・・前回私がリバプールに行った時は、我々は彼とラジオ番組をやったんです。彼は選手と話をする立場の人物なんですか?と言うのは、彼は私に、自分は普段の練習中は選手と一緒にピッチにはいないと言ったんです。彼は自分のオフィスにいて、誰かコーチングスタッフがトレーニングセッションを見ると言っていました。彼の役割はマネージャーとしての方が大きいんだと。だから自分は太ったんだと言っていました。

(笑)どうなんだろうね。僕が言えるのは自分の個人的な経験からだ。わかっていると思うけど、チームメートのことは言えないよ。選手はたくさんいて、それぞれの選手が違うタイプの関係を持っているかもしれない。

私がお聞きしているのは、あなたが彼と良く話し合っているのかということです。彼に頻繁に会い、彼が「これをしろ、あれを直せ」などと言い、彼と話し合うチャンスがあるんですか?しかしそうではなく、誰か他の人物がトレーニングセッションを担当しているのなら・・・あなたはそうしょっちゅう彼に会ってはいないと思うんですが。

そうだね、知ってのとおり、ここイングランドでは、監督はコーチや「トレーナー」ではなくマネージャーでもある。そしてもちろん、トレーニングセッションの間は終始そこにいるわけじゃない。他にもいろいろと仕事をやらなくてはならないからね。でも物事を修正するのが彼ではないとは言えないよ。何と言ってもそれが監督の一番の仕事だし、彼はそれをやっているんだ。物事を修正するということをね。しかし、僕個人的にはそういう指示を受けていないと言っているんだよ。

例えば、日々で言うとどれぐらいの頻度で彼と会っているんですか?

毎朝。

朝というのは、彼はあなたたちを迎え、あなたたち全員が練習場で朝食を取るからですか?

一緒に朝食を取るのは選手たちだ。

しかし、彼はトレーニングセッションに現れて指示を与えないんですか?「今日は我々がやるのは、A、B、C」というようなことを言って、それから離れたりとか?

毎日同じってわけじゃないからね・・・

しかし普通はどんな感じなんですか?

・・・でも彼はクラブ内部で他の仕事があって、トレーニングにいつも姿を現すわけじゃない。でも僕たちは今、僕がプレーしていないという特殊な状況について話していて、それは僕個人の経験でしか言えないことなんだ。そしてそれに関しては、僕は彼と立ち話も会話もしていない、理由が何であろうとね。

それではあなたは、何か個人的な理由があると感じているんですね。あなたの行為か何かで彼が気に入らなかったことがあり、2人が疎遠になったと。そしてあなたは説明を求めてまっすぐ彼のところに行くことはせず、彼もあなたに何も言って来ないと・・・

知っての通り昨シーズンは僕はかなりの数の試合に出たからね、待ってみるよ・・・

28試合に出場して、3ゴールを決めました。

昨シーズンは僕は何度かお粗末なプレーをしたけど、それでも次の試合にまたチャンスをもらえた。だから僕は説明を求めたり、自分はこの間の試合であまり良くなかったからプレーすべきじゃありませんと言いに、彼のオフィスに行ったりはしなかったよ。だから、自分のチームメートたちに対する尊敬の意味から、僕は彼に何で自分をピッチに出さないんだと言いに行くつもりはない。でも、フットボールを別として、個人としての扱いというものがあるんだ。今回の場合は、僕は個人的なレベルで、大人として、状況を落ち着かせたいなら話し合って修復するか、少なくともそうしようとすることができると思っている。もっと理解し合うためにね。

あなたはそうしようとしていますか?明日にでも・・・人々は間違いなく、彼に電話をかけてこう言うでしょう、「アルベルトがこんなことを言ったが・・・」と。

うん、うん、もちろん。僕はそれをすることに何の問題もないよ。話し合いはお互いを理解し合うために大事なことだし、そうすべきだと思う。それに結局、一番大事なことは何かと言うと、僕自身のためだけでなく、クラブのため、そして彼自身のためになることをすることだ。そして誰もが、話し合うことによってそれをする。僕は自分の状況を説明したのであって、ラファを敵に回すようなことは全く望んでいないし、そんなことをするつもりもない、その反対だよ。僕は何の騒ぎも起こしたくないけど、自分の現状はこうなんだ。WCの代表入りするチャンスはものすごく低い・・・

それは明白です。昨シーズンはあなたは代表チームの一員で、リバプールではほとんどに先発していました・・・

そして、僕は少なくともフットボールをプレーし、少なくともWCのメンバー入りするわずかなチャンスでも得られるように、解決策を求めているんだ。

アルベルト、しかしいずれにせよラファが選手を励ますような監督ではないことは、良く知られています。彼は距離を取るのが好きなんです。それは全く悪いということはありません。戦術上の一つのやり方です。

どう答えていいかわからないな。とにかく待つよ、選手はみんなそれぞれ違う。

選手によってということですか。

それぞれのケースで違うと思う。選手それぞれが、個性も性格も違う。だから僕は、選手それぞれの性格に応じて扱うべきだと思う。多分選手によっては、励ましたり、自信をつけさせたり、ちょっと褒めた方がいいんだよ・・・そういうことは、時には千の言葉よりも価値があるんだ。だからわからないんだよ・・・

彼は今まであなたにそういうことをしたことがない?

だから僕はこう言っているんだ。そういうことで頑張ろうという自信がついたりするんだよ。僕は今まで一度も彼からそんなことをされたことはない。彼には彼の理由があるんだろう。

あなたがプレーしていなければ、当然のことですが、代表チームに復帰するのは不可能でしょう。

もちろんだ。フランス戦のメンバーリストが発表されたと同時に、自分は入らないだろうとわかったよ。そして、僕に連絡をして来てくれて、僕の状況を心配してくれた人たちがいたのはありがたかったね。でも、レギュラーでプレーしていない選手が代表チームに呼ばれないのは、当然のことだ。特にスペイン代表チームの場合はね。

ではリエラ、今シーズンのリバプールが期待されたような成績を出せてない理由を、あなたは何だと思っていますか?

わからないよ、僕自身も同じことを自分に尋ねている。選手が変わったから?・・・単純な答えだ・・・でも単純に出て行った選手が理由じゃない。彼らは2人ともレアル・マドリーに移籍した。だから彼らは間違いなく優れた選手だ、でも僕は2人とも代わりになる選手が来たと思うよ。僕たちはイングランド代表のレギュラーである右サイドバックを獲得し、シャビ・アロンソの代わりにはローマのレギュラー、アクイラーニを獲得したんだからね。

シャビ・アロンソに関しては、ラファは彼とすばらしい関係というわけではありませんでした。昨シーズンを通して、彼がシャビとあまり話をしなかったことを私は知っています。彼らはすばらしい関係ではありませんでした。あなたは進んでそれを認めないでしょうが、知っているはずです。

そうだね、それは彼とシャビとのことだけど、彼らの関係が最高とは言えないことはわかっていた。シャビも起用されない時期が何度かあって、彼らの問題を抱えていた。でも日常的にそういうことは起きるものなんだ。チームには25人の選手がいて、シーズン中には良い時も悪い時もあって、状況はいろいろと変わる。試合に負けて士気が下がり、誰かと衝突したり、誤解だってあるさ。でも結局大事なのは、どうやってそういう関係を修復し、どうやって良いグループを作るかなんだ。そしてこれは、和解して修復する必要がある状況だよ。僕はそれをぜひとも望んでいて、そして繰り返すけど、誰とも論争をしたくなんかない。僕が望んでいるのは、もしできることなら・・・移籍せざるを得なくなんかなりたくないし、このすばらしいクラブに留まる方がずっといいよ。僕はここでものすごく幸せなんだ。僕の願いは、プレーのチャンスが欲しい、それだけなんだ。そしてもしプレーできないのなら理由を教えて欲しいし、少なくともなぜなのか知りたいよ。少なくとも自分のどこが悪いのかを知れば、そういうところを改善するために頑張れる。そう、それが僕の望みの全てで、ピッチの上でチャンスを得られればここで幸せなんだ。心から言うけど、ここはフットボールをプレーするのにはものすごい場所なんだよ。

明日には修復できると思いますよ、アルベルト。ラファはすぐに電話をして来て、「君は何を言ったんだ、私はこう聞いたが・・・」と言って来るでしょう。放っておいても向こうから話して来るでしょう。

それが僕の望みと願いだよ。

必ずそうなりますよ、見ていてください。

それに、もし君が僕の立場だったら同じことを望むよ。願いは上手く行くことだけで、決して・・・決して・・・カッとなって「ちくしょう、あいつはこういう奴で・・・」と口走ってしまうこともあるかもしれないけど、そういうことをしても何にもならない。そして、僕たちは皆、お互いに心を許し合うことを願っていると思う。そうでなければ、みんな陰気な顔をして、ポジティブな変化は何も起きないだろう。

今夜のリバプールはとても冷え込んでいますか?

いや、そうでもないよ、最近、ここ数週間は僕たちはこっそりゴルフに行ったりしているよ。いい天気が戻って来ているね。

それはいいですね、お元気でアルベルト、おやすみなさい。

どうもありがとう、おやすみなさい。

●ギリシャ Englishfootballのインタビュー

インタビューアー:こんばんわ、アルベルト。現在はトレーニングから除外されているとのことですが、それは月曜までですか?

リエラ:うん、僕は来週の火曜日までトレーニングから除外だよ。

英国のいくつかの報道によると、あなたは練習で若い選手を殴ったとのことですが、それは事実ですか?

いや。僕は練習でどの選手も殴ったりはしていない。謹慎の理由は、僕がした発言だけが理由だ。

来週にベニテスと話し合う約束は取っていますか?

いや、何もない。僕とベニテスとの関係は冷え切っている。僕たちは全く話をしていないし、そういう話し合いがこれからあるかどうかもわからないよ。

ご自分のチームでの将来について、どのように考えていますか?リバプールから出て行きたいと思っていますか?

いや。僕はこのチームから離れたくない。本当にそう思っているんだ。物事を解決したい、それだけなんだ。もっと頑張りたいと思っているし、この夏にはワールドカップがあり、僕はスペイン代表に入りたい。

最後の質問です。オリンピアコスはこの冬にあなたに興味を示したと言われていました。これは事実ですか?

オリンピアコスから何もコンタクトはなかったし、オファーも受けていないよ。

-----------------------------------------------
スペインのラジオは聞き取ったスペイン語を英訳したものをさらに日本語訳したので、不正確な部分があると思います。ご承知おきください。
彼はこれからどうなるのか?タイムズ紙のバレット記者が、Q&A形式で答えています。
-----------------------------------------------
リエラは感情を爆発させて、ラファエル・ベニテスとの架け橋を焼いてしまったんでしょうか?

確かにそういう風に見えます。リエラはリバプールから処罰を受け、月曜までトレーニングには来ないようにと告げられました。さらにその発言について罰金も課せられるでしょう。リエラがラジオ・マルカの議論の的となるインタビューに応じたその前から、いろんな意味で橋はすでに焼け落ちていたとも言えます。もしもベニテスへの批判が、例えば、スティーブン・ジェラードや、フェルナンド・トーレス、あるいはハビエル・マスチェラーノから出たものであったら、その時はおそらくもうちょっと信用性はあったでしょう。しかしリエラは今シーズンの彼のプレーぶりから見れば、リバプールのチームに要求されるレベルには達しておらず、その発言ほど強い立場にいるとは言えません。

リエラの発言には一理ありますか?

いえ、そうとは言えません。彼はまずまずのファーストシーズンを過ごし、チームにバランスをもたらし、さらに進歩していくための堅い基盤を築きました。しかし、彼はその約束を果たせず、チャンスを得るたびに頻繁に四苦八苦していました。今の彼は端役の選手以外の何者でもなく、明らかにフラストレーションを抱えてもいます。彼はおそらく、彼とラファの間の緊張の中で先に銃の引き金を引いてしまったんでしょう。

誰が勝ちますか?

勝つのはただ一人で、それはリエラではありません。ベニテスは、ああいうあからさまな発言を、特にメディアにしたことに対して、寛大な扱いはしないでしょう。問題は、今のフットボーラーたちがあまりにも大勢、安易に言い訳を求めすぎることです。リエラは、他の誰かを糾弾する前に、自分自身を見つめる必要があります。ベニテスは昨シーズンずっと彼を使い続けた同じ監督であり、リエラに昨シーズンに良いパフォーマンスをさせた同じ監督です。監督が突如として人間的に変わったわけではありません。今シーズンの彼にどんな欠点があったとしても、それは昨シーズンと同じです。今回の違いは、リエラがレギュラーにプレーしておらず不満を感じているということで、リバプールがあまり勝てていないことが、ベニテスがこういう類の批判を受けやすくしています。

リバプールのファンは、リエラについてどう思っていますか?

最近はあまり重要視されていません。先月はヨーロッパリーグのホームのウニレア・ウルジチェニ戦で63分に交代で退きましたが、拍手のさざめきさえありませんでした。特にファンのサポートが強いアンフィールドにおいては、それはブーイングにも近いものです。彼らは選手が不調の時でさえサポートします。私には、リエラへの援護は何も見えません。

彼はどうなるんでしょうか?

今シーズンの終了時に彼はあと2年の契約を残していますが、それが満了する前に彼は去ることになるでしょう。いくつかのスペインのクラブが彼の獲得に興味を持っており、ロシアに行く可能性もあります。彼のアドバイザーは、間違いなくすでにロシアと打診を始めています。今のロシアのフットボールは資金が潤沢で、彼らの国内リーグは非常に過酷というわけではなく、移籍市場はまだ開いています。

リエラが言ったように、ベニテスがコミュニケーションを取る気がないというのは事実なんでしょうか?

それがラファです。彼はそういう人で、今変わるということはないでしょう。リバプールが2005年のヨーロピアンカップで優勝した時からそれが彼のやり方で、リバプールがひどく苦戦している今も同じです。彼は、誰かの肩に腕を回したり、誰かの悩みを聞いてやるような人間には決してならないでしょう。リエラはそのことを認識すべきです・・・もしくは、たった今認識したところかもしれません。彼が出て行きたかがっているように見えるのは、それが理由かも知れません。しかし忘れてはならないのは、リエラはラファによって獲得されたのであり、彼が出て行くのなら・・・それは避けられないようですが・・・2008年の夏に獲得し、世間を沸かせることに失敗した最も最近の選手となるでしょう。

-----------------------------------------------
リエラはやっぱり出て行くしかないのか。ついこの間まで欧州最強の呼び声も高いスペイン代表にリバプールから5人も選手を出していたんですが、今は2人。ちょっと寂しいですね。ワールドカップが目の前に迫っており、彼は焦りを募らせているんだと思います。バベルもフラストレーションをためてそれを公言したことが何度かありましたが、ラファは話し合いを持ち、彼を納得させ、調子を上げて来た彼に再びチャンスを与えています。同じことをリエラにするかどうかは、ラファが彼をどれだけ評価しているかによるでしょう。厳しい話ですが、これからの成長を期待できないと思っているのであれば、道はひとつしかないと思います。

「若い選手を殴った」という話について、少し補足しておきたいと思います。現地ファンの間でこの話が出たのは1月中旬で、リエラが2度目のハムストリングの負傷から練習に復帰して少したった頃だったと記憶しています。「リエラがパチェコを練習中に殴ったらしい」という話題が出て、「信じられないな」「本当?」というようなやり取りがあり、それで消えていました。ちょっと気になってはいて、パチェコとリエラは一緒にベンチにいるかな、と見ていたりしたんですが、それからリエラは何度か先発で使われていたので、間違いか、たいした問題ではなかったんだろうと思っていました。今回こういう話がメディアから出てきたのは、彼のラジオでの発言があり、「実はこんなことが原因では?」といまさらながら取り上げたことだと推測します。

ファンの間で言われている事の顛末は、こんな感じです。「練習中にパチェコがパスを出すべき時に出さず、リエラが注意したがパチェコは無視したらしい。それが一度ではなかったので、リエラはかっとなって彼の顔を叩いた。リエラは家に帰らされ、パチェコは泣いていた。練習には他にも何人かリザーブの選手が加わっていたが、彼らはリエラの方が正しいと感じていた。パチェコはちょっと自信過剰になっていて、誰かが釘を刺す必要があった。」
これが全て正しいかどうかわかりませんが、リエラがパチェコを殴った、という話は複数から出ていて、多分事実なんだと思います。しかし個人的に思うのは、エネルギーにあふれたスポーツ選手たちが集まって練習していれば、お互いにぶつかり合うことは日常的にあるでしょうし、手が出てしまうことも時にあるんじゃないでしょうか。違いはそれが表に出るか出ないかだけです。子供を泣かせるのはちょっとどうかと思いますが、同じスペイン人同士で、リエラは兄貴のような気持ちを持っているんでしょう。その後2人はすぐに仲直りしたという話もありますし、もう2ヶ月以上も前のことですから今回の謹慎とは関係ないと思います。
PR
COMMENT
Name
Title
Mail
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧

無題

ごぶさたしています!
リエラには現状の不安に負けてしまって一流のメンタリティーというか、
強い精神力というものが欠けてしまっているんでしょうね。
ビッグクラブでプレーし続けるためには最も必要な要素の1つだと思います。
そこが一流選手と二流選手の分かれ道。
だからこそ今のバベルを見ているととても嬉しい気持ちになります。

リエラは唯一サインを貰った選手でもあるので、
どうなるのか、今後の動きに注目したいと思います!

Re:無題

こんにちは!
keiさんのまさにおっしゃるとおり、ビッグクラブでプレーするためにはメンタルに強さが必要なんだろうなあ、と私も改めて感じました。皆ここまで来た選手ですから強い自負があるでしょうし、その中でもう一歩先に進むためには、ちょっと想像できない強さが必要なんだと思います。バベルにもそういう強い選手になってもらいたいです!!

リエラのサインを貰ったんですか!いいなあ。私の知人もメルウッドに行った時に、彼は一緒に肩を組んで写真を撮ってくれて、サインもしてくれたそうです。ファンに優しい良い人なんですね。

フニクラさんこんにちは!

こんなに長いインタビューを訳して下さって本当にありがとうございます!
リエラの件はとても気になっているので非常~に興味深く読ませていただきました。。
リエラの不満爆発はワールドカップに出られない事への焦りがかなり影響してますよね。。しかし今まで何人もの選手がラファに対してほぼ同じ内容の不満を言うたび、ラファももうちょっと何とか・・と思ってしまうんですが、きっとこの先も絶対変わる事はないんでしょうね(苦笑)練習風景の写真を見てると冗談くらい言ってそうに見えるのになあ;ほんとに毎日練習場をあの塀によじ登って観察したいくらいです(笑)
リエラとパチェコのやり取りについては大した事ではないですよね。。これもリエラ自信の自分への焦りが関係してる気もします。大人げなかったと自分でもわかってるでしょうね。だけどこんな事が起こるたびキャプテンはいろいろと対処しなきゃならないだろうし・大変ですよね;
余談ですが今週発刊のワールドサッカーダイジェストの表紙がキャプテンでインタビューが載っていたので買ってみたんですが、そこに、クリスマス前のチームの状態は最悪だったそうで、何度も選手同士で話し合いの場を持ったと書いてありました。今シーズンはいろいろと多難でしたが選手同士もバラバラだったようで、キャプテンは相当大変だったんじゃないか・と思いました。。
ですが今は結束が深まったと強い気持ちを見せてくれているので、残りの試合に期待したいです。
明日(もう今日ですね 笑)はいよいよユナイテッド戦ですね・!昨年の3月を思い出します・(涙)

Re:フニクラさんこんにちは!

こちらこそコメントありがとうございます!リエラは相当不満と不安を抱えているのが、このインタビューからわかりますよね。それもきっとワールドカップがあるからなんでしょう。スペイン代表は優勝候補の一つだし、彼にとってはキャリアを左右しかねないチャンスですからね・・・。
ラファはもうちょっとやれんのかと私も思います。人見知りするわけじゃないですよね(笑)。私がメルウッドの練習を覗き見したのはたった2回ですが、どちらも選手より早くグラウンドに出てきて、ずっとグラウンドにいましたよ。でもずーっと黙って立ってましたから、あれじゃあダイエットにはならないと思います。和気あいあいとした雰囲気だったんだけどなー。あの時は勝っていたからか。

ユナイテッド戦は残念でした!しかし「勝てればもうけもん」みたいな気持ちだったので、それほど落胆してません。トーレスはめちゃくちゃカッカ来てそうですけどね。彼のそのファイトが、これから良い方向に存分に出てくることを、ものすごく期待しています。
TRACKBACK
Trackback URL:
04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
(05/20)
100
(04/16)
(04/15)
(03/01)
NAO
(02/28)
プロフィール
HN:
フニクラ
性別:
非公開
趣味:
サッカーを見ること。
自己紹介:
リバプールを応援しています。
ブログ内検索
携帯はこちらから
<<マンチェスター・ユナイテッド 2-1 リバプール  | HOME |  リバプール 3-0 リール>>
Copyright ©  -- FIELDS OF ANFIELD ROAD --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Photo by Melonenmann / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ