El Mundo紙に連載中のラファのコラムの、スペイン代表戦の翌日に掲載されたものを訳してみました。スペイン語→英語→日本語です。
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●ラファ
(El Mundo)昨日のスペイン代表のEuro初戦、完膚なき勝利について語る前に、私は自分の無条件の支持について話しておきたいと思います。優れたフットボールに対する無条件の支持、ドイツが見せたそのプレースタイルに対する支持、特にポーランド戦の前半です。圧倒的な力と高い処理能力を有し、サイドバックが攻撃に加わり、中盤はチャンスを作ってゴールを決めていました。
オランダの攻撃的なスタイルも支持します。特にスナイデルとカイトに触れておきましょう。カイトは先取点をアシストし、彼の賢い動きは常に相手の脅威となっていました。2点目はいつもの通り、彼のプロ意識とチームスピリットの現れでした。敵のサイドバックに迫り、シンプルなパスを上げて2つのゴールをアシストしたあのプレーは、優れた選手たちがいかにチームに利益をもたらすかという証明でした。そういう選手たちのおかげでチームは勝利し、スター選手たちは輝くことができます。
次にスペイン代表に対する無条件の支持です。しかし、それは良い時にも悪い時にも、無条件にです。結果次第で支持をするわけではありません。破壊的な態度での批判というものはいつでも起きますが、一方でそれは、するのが容易いことです。一つの大会に完全に没頭している時というのは、重要なのは一体感であり、責任を負っている人々の決断に敬意を払い支持することであり、物事がうまく進むために出来る限りの全てをすることです。責任を負っている人間が一定のプレースタイルを決め、それを実戦するのに十分だと思う選手を選ぶなら、私たちはそれを受け入れ、成績に左右されてはなりません。後で無条件な支持に戻ることが出来るように、ちゃんとした根拠に基づいた意見は事前に言っておくほうが誠実です。
私は、専門家やエキスパートと呼ばれる人々、オフィスのデスクに座りながら監督の決断を嬉々として批判することに没頭し、一方でそういう決断がどんな理由でなされたのかを決して考えることのない人々が好きではありません。それに、こういう立場の原理主義者もです・・・彼らが「哲学」や「提案」と呼ぶものについては声を大にして発言し、その考えと違うものは何であろうと一律に批判する、そういう人々です。
私が監督になって以来、ずっとはっきりとしていることがあります。チームに責任を負う人間は、決断をする前にあらゆる面を分析し、選手たちと日々接触していることで、いかなる外部の人間よりも情報を持っているということです。これら全ての理由から、私はこう主張します。まずは無条件の支持、その次がEuroの大会が終るまでの建設的な分析です。裁判をするにはその後に十分な時間があるでしょう。
さて、昨日の4-1の勝利のことに注目しましょう。スペインは明らかに、動き回れて能力のある4人のミッドフィールダーを配置することで、ロシアの個別のマンマークに対してアドバンテージを取りました。相手はポジショニングを失い、私たちはポゼッションを保つことが出来ました。一度先取点が決まると、ロシアは前に出て来て彼らの背後にスペースを空け、それはトーレスとビジャのような、速さと賢い走り込みが出来る選手たちの格好の場所となりました。私たちには右サイドに問題があり、実際そこを彼らに使われましたが、カウンターアタックでの2-0は私たちを勝利に導きました。
後半のスタートは、そのまま前半の続きでした。ロシアの選手は前に出、スペインはボールをコントロールしてカウンターアタックを仕掛けました。違ったのは、ファブレガスのような真ん中でプレーする選手をもう1人増やし、可能ならばさらに中盤に力を加えてアドバンテージを取るために、ルイスがトーレスを犠牲にしたことです。その他の交代は、チームのバランスを取ってフレッシュな選手を入れるためのものでした。フェルナンドがピッチにいる間は、その後でさえも、私たちはトーレスとビジャの間の良い相互理解を見ることができました。3-0の後でのハグは、2人の間に良いハーモニーがあることを見せました。結論として、スペインは良い印象を残し、それは彼らの自信を高め、一方で彼らのライバルに警告を発したという意味で重要になるでしょう。おめでとう。
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ラファのコラムはだいたい3日置きぐらいに掲載されており、これは3回目です。長いので全部を訳すのは無理だと思いますが、面白いなと思ったものはできるだけ紹介していきたいと思います。最近は寝不足でもうろうとしていて、まともに訳せるかどうかは疑問ですが、ご容赦ください。今回のコラムは、彼の監督としての姿勢や気持ちが現れていますね。
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無題
ラファも忙しそうですね。こういったコラムは監督の視点も表れてていいですね。
バリーの件も色々と問題ありそうなので、来期のビジョンもこれぐらい明確に語ってほしいところです。
本当に交渉下手で・・・そんな中、シティのマッキントッシュの噂も出てましたね。ただ、パリーが去るとしても悲しい気がしますね。
あまり、手放しで喜べるニュースも少なそうなので、EURO出場選手には、ほんとがんばっていただきたいです・・・今日は、カイト先発入れるかな~~
無題
パリーは生粋のレッズサポですからね~。有能なレッズサポならなお良かったんですが(笑)。シティのCEOはオーナーが連れてきたがっていると聞くと、それだけでもうイヤな感じです。でもパリーでいいかっていうと、それもうーんですね。
カイトがあの出来で先発でなかったら、激怒です!イタリアはデルピエロ来ましたね~。楽しみです!そしてまた寝不足・・・。