公式HPより、土曜の試合前会見でのラファのコメントです。
---------------------------------------
ラファ:私は彼(グレン・ジョンソン)に何か数値目標を与えたいとは思っていませんが、5から10ゴールはできると思います。彼は本当に良く前に出ますし、私たちは基本的に攻撃的なチームですからね。みなさんが言う数字の間のどこかを達成できると思います。
私たちは彼の試合を数多く見て分析し、前に出てゴールを決めることのできる、大きな能力を持つ選手を連れて来るんだということを認識していました。彼は懸命な努力をしてくれる選手であり、自分のプレーのディフェンスの部分を向上させようとしていると思います。私は最初に彼と話した時のことを覚えていますが、彼は私に、自分は学びたくてたまらないんだと言いました。私たちは彼に、我々は彼の力になると言いましたので、彼は喜んでいました。そして本当に良くやっています。
(シュクルテル、アッガー、キャラガーのような選手たちと並んでプレーすることが、ジョンソンの守備を向上させる大きな力になるか、と聞かれて)ええ、そういう選手たちと共にプレーすることは彼にとって重要だと、私は思っています。彼らは試合中常に彼に声をかけ、どういう風にしたらいいかをアドバイスするでしょうからね。サミー(リー)とペジェグリーノと一緒に仕事をすることも、彼の成長の助けになると思います。シーズンの終わりには、私たちは間違いなく、優れた攻撃的なメンタリティを持つ非常に優れたディフェンダーのことを話しているでしょう。
---その他の記者とのやりとり---
記者:ラファ、あなたはAEKアテネからソティリオス・キルギアコスを獲得したばかりです。あなたの新しいセンターバックについて、私たちに教えていただけますか?
ラファ:彼は経験豊かな選手です。空中戦に優れ、強力なタックルを持っています。ですから、私たちの両方の部分で良くやってくれるだろうと思います。
記者:あなたのディフェンスでの怪我の問題を考えると、彼にはすぐにインパクトを与えるチャンスもありますね。
ラファ:ええ、私たちはディフェンスにいくつか問題を抱えています。アッガーには手術が必要で3~4週間の離脱になるでしょうから、シュクルテルがフィットした時には彼と、そしてキャラとアジャラとも競い合うことになります。
記者:キルギアコスがレンジャーズでプレーしていたという事実も、我々のリーグに適応することに関して非常に大きいでしょうか?
ラファ:ええ、私たちはサミを失い、空中戦に優れてアグレッシブな能力を持つ選手を探していました。キルギアコスのような選手の獲得は力になると思います。彼がスコットランドで経験があるということは、ブリティッシュスタイルを熟知しているということですからね。
記者:ここのところ、あなたは大勢のディフェンダーと接触していましたね。とうとう選手を獲得できて、喜んでいますか?
ラファ:サミが去ることを決断したと知って以来、私たちはずっと選手を探していました。同じ特徴を持つ選手を欲しいと考えていましたが、そういう選手を見つけるのは簡単なことではありません。最終的に私たちは望む選手を得、彼は他のディフェンダーたちとは違うものをもたらすことができると、私は思っています。
記者:あなたには既に、ダニエル・アッガー、マルティン・シュクルテル、ジェイミー・キャラガーという3人のワールドクラスのディフェンダーがいます・・・公平に言って、彼はある程度の時間を控えで過ごさなくてはならないかもしれませんね?
ラファ:彼は、自分がリバプールというトップチームに加わったんだということを理解しています。彼はその選手たちのことを知っており、私たちの興味を聞いた時は本当に喜んでいました。彼はポジションを争うためにここに来ています。
記者:ダニエル・アッガーが長い離脱になるとの報道がたくさん出ています。彼の状況は正確にはどうなんでしょうか?
ラファ:彼は腰に問題を抱えていてそれは今は大丈夫ですが、今回の問題は違っています。ドクターは彼が手術を受けた方が良くなると考え、彼は3~4週間の離脱となります。そうしなければ、私たちは待って待ち続け、何ヶ月もこのことを話し続けなくてはなるかもしれません。
記者:アッガーはいつ腰の手術を受けるんですか?
ラファ:全て問題がなければ、来週の予定です。うまく行けば彼がプレーに復帰するまで、最長で3、4週間になるでしょう。執刀医は、これは複雑な問題ではないと確信しています。
記者:あなたのディフェンスに関してのポジティブな要素は、グレン・ジョンソンとエミリアーノ・インスーアが実に印象的だということですが・・・
ラファ:彼ら二人が良いプレーをしているというのはその通りですが、他の選手たちもですよ。ボロニンは良いプレシーズンを過ごし、ルーカスも成長しています。
記者:水曜にストーク・シティに4-0で勝利したことで、自信は高まっていますか?
ラファ:自分たちがもっと良いプレーをして勝つ必要があるということを、私たちは認識していました。私たちのファンの前で4ゴールを決めてクリーンシートをキープしたことは、本当にポジティブでした。私たちは今は自信を持っていますが、まだ始まったばかりです。次の試合を勝ちに行き、3ポイントを取らなくてはなりません。私たちの狙いはどの試合にも3ポイントを獲得することでなくてはならず、1度に1試合ずつです。
記者:昨シーズンは、アンフィールドで落としたポイントについていろいろと言われていました。このリーグ戦の最初のホームの試合で勢いのある勝利を収めたことを、あなたは喜んでいるはずです・・・
ラファ:ええ、その通りです。選手たちの自信は高まりましたし、うまく行けばこれはアストン・ヴィラ戦での力になるでしょう。彼らはすばらしい能力と速さを持つ優れたチームですから、違う試合になるでしょう。彼らは豊富な経験も持っています。
記者:あなたはずっと、自分のチームに本物のサイドの力を加えたいと切望していました・・・グレン・ジョンソンはまさにそれをやっているようですね?
ラファ:人々は選手のことを、その選手がいいプレーをしたかしなかったかで判断することが時々あると思います。もちろんそれは正しいですが、私たちはドッセーナとデゲンを、攻撃的なサイドバックとして連れて来たんです。彼らはイングランドに適応する必要があり、デゲンは怪我の問題も抱えて来ました・・・。今は私たちはジョンソンに同じことを求めています。彼はワイドな位置でプレーでき、ウィンガーが中に切れ込むための場所を開けることができます。私たちは以前からのこのアイディアを持っていましたが、今は異なるタイプの選手を使っています。
記者:スパーズとの敗戦を振り返って、あれはあなたの選手たちにショックを与えましたが、結果論ですがおそらくそれは必要だったんでしょうか?
ラファ:私たちはあの試合後には非常に落胆し、次の試合では何かを証明したいと考えていました。トッテナム戦の前半は良いプレーができませんでしたから、ストーク戦では良くやったと思います。うまく行けばアストン・ヴィラ戦でも同じことがやれるでしょう。
記者:マンチェスター・ユナイテッドのバーンリーでの敗北は、あなたの最近の発言、今シーズンはトップチームが特定の環境の中で試合を落とすかもしれないという発言を裏付けたと思いますか?
ラファ:ええ、私は今シーズンは違うだろうと思います。今は誰もが、アストン・ヴィラやマンチェスター・シティ、トッテナムのことを口にするかもしれません。ですから、トップチームが全ての試合に勝つのは困難だろうと思います。
記者:次は月曜にアストン・ヴィラ戦です。大勢の人々が、彼らがホームでウィガンに敗れたことに驚きました。しかし昨シーズンは、彼らは自分たちがその速さのためにアウェイでより力を発揮するチームであることを証明しました・・・
ラファ:ええ、しかし彼らにはアグボンラホールという、素早さと強さを備えた選手もいます。へスキーは空中戦に強く、ミルナーはいいプレーをしています。彼らには優れた選手が何人かおり、私たちに問題を引き起こすことができます。
記者:マルティン・シュクルテルにはすぐに復帰するチャンスがありますか?
ラファ:彼はトレーニングをしていますが、リスクを犯すがどうかは決めかねています。ドクターは彼とあごの問題について話し合っています。リスクを犯すことを彼が望むかどうかですね。彼は間違いなくイエスと言うでしょうが、ドクターと私自身が最終的な決断を下すつもりです。
-------------------------------------------
アッガーは当初の報道より離脱期間は短くなりそうで、何よりです。10月4日のチェルシー戦には間に合って欲しいんですが、当初の予想より必ず早く回復するシュクルテルに比べて、アッガーの場合はちょっと予測がつきませんからね・・・。強豪相手にこそ彼の最終ラインからの展開力が欲しいので、戻ってきてくれることを期待します。アウレリオもメルウッドで別メニューのトレーニングを開始したそうで、10月には「あ」の3人が勢ぞろいしているといいですねえ。
公式HPでは、U-18でキャプテンを勤めながらリザーブ昇格ならず名前が消えていたケネディ君が、ジョン・ムーア大学のスポーツサイエンス課程へ進学したことが報じられています。スタッフへの道を歩むんでしょうか。ユースで一人だけ大人が混じっているような体格と、無骨に思いっきり蹴り込んだPKが印象に残っています。アカデミー出身の選手たちのほとんどがプロまでたどり着くことなく、こうやってそれぞれの人生を選んで行くという事実をしみじみ感じました。頑張って欲しいです。
ウォーノックはヴィラに移籍しそうですが、決まったとしても月曜の試合には間に合いそうにないですね。彼もアカデミー出身でプレミアまで到達した数少ない選手の一人、早く新しい活躍の場所が決まるといいですね。
ネメトがAEKに1年のローンという話が出ているようです。AEKは当初はエル・ザールを欲しがっていたようですが、彼はラファのチーム構想に入っているので、ではネメト、ということになったようです。ギリシャでは既に公式で報道されているらしいんですが、彼らは先走って発表することが時々あるので、LFCの公式待ちですね。決まればネメトにはとても良い経験になると思います。
さて、ヴィラ戦で注目しているのは、シュクルテルは間に合うのか、左サイドはリエラとベナユンのどちらか、そしてジョンソンとA・ヤングのマッチアップです。個人的には、シュクルテルは火曜には既にフルトレーニング復帰していたようなので間に合う、左は前回のヴィラ戦で良かったリエラと予想します。そしてイングランド代表対決はジョンソンの圧勝。話によると今までの二人の対決はジョンソンがヤングを凌駕していたそうで、ひょっとしたらミルナーとヤングの左右を入れ替えて、ヤング右もあるかもと思っています。二人の直接対決見たいんですけどね・・・オニール逃げんなよ。
PR
無題
話は変わりますが、ギルギアコス獲得でもう実質補強終了とみていいのでしょうか??
ジェラードの話にラファとの会話であと二、三人選手をつれてくるとラファが言ってたらしいのですがこれが事実ならどのポジションを補強するのかすごく気になります。
Re:無題
戦力については、これで獲得は終了という気配が濃厚ですね・・・選手の契約更改で相当の資金を使ってしまったんだとか。しかし大逆転で何か起こらないか、まだ一縷の望みを抱いています。アタッカーがもう一人欲しい・・・。
無題
それは頼もしい限りです。
まぁ仮に右に回ったとしても、インスアの一対一の強さは相当なもので、問題ないでしょう。
リエラもそろそろスタメンで使ってあげないといけませんが、ベナユンがキレまくってるだけに。。
個人的には一度ルーカスのところにスピーリング使ってみて欲しいです。
Re:無題