ベナユンが契約延長についてイスラエルのメディアに語ったインタビュー記事を、現地のサポーターが英訳してくれました。それをさらに日本語訳してみました。
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Reporter:(リバプールのようなクラブでプレーを続けられてワクワクしている、というベナユンの発言を受けて)それがあなたのゴールだったんでしょうか?リバプールでキャリアを終えるということが?
Benayoun:自分のキャリアの終わりのことや、将来自分がどこにいるかということを、今話すのがベストだとは僕は思わないよ。フットボールはとてもダイナミックで、全てがわずか数ヶ月で変わることもあるからね。ゴールというのは、僕の側とクラブの側、双方があってのことだ。
Reporter:リバプールは、あなたについて真剣な意思を持っているように見えます。
Benayoun:こんな偉大なクラブが、僕がここで続けて行くことを望み、他のクラブからのオファーをはねつけたというのが嬉しいよ。リバプールのようなビッグチームでプレーを続けるチャンスをもらえて幸せだ。僕がここに最初に来た時は、適応するのに1年はかかるだろうと想像していたんだ。でも、僕は自分がこのレベルでやれるということを証明した。これからも長い間、リバプールでプレーを続けたいと願っているよ。世界規模で見ても最も大きいクラブの一つだからね。
Reporter:この夏、あなたが移籍するかもしれないといううわさがありました。
Benayoun:フットボールでは全てがダイナミックで、人は来たオファーを一つ一つ検討し、ベストを選択しようとする。僕がすごい金持ちになれるようなオファーもあったけど、そこに僕はチャレンジを見出せなかった。
Reporter:大金のオファーや、レアル・マドリーやバルセロナのようなクラブからのオファーをあなたに断らせたものは何だったんでしょうか?
Benayoun:そういう重大な決断を下した理由は、僕はもっと成長できる、そして可能な限り高いレベルで成功し、自分の最も大きな夢である、リバプールでトロフィーを勝ち取ることができるという信念だった。
Reporter:ベニテスの意向が気になりませんでしたか?
Benayoun:リバプールのようなチームに加わったら、こういう類のことは考えて受け入れるよ。僕が初めてここに来た時は、僕が試合の90%をスタメンで出ると必ずしも全員が信じていたわけじゃなかった。僕にとっては、先発で出ようとベンチから出ようと関係ないんだ。プレーできる限りはね。
Reporter:ベニテスとは話をしましたか?
Benayoun:今時では、契約について話し合う時は監督が同席するんだ。彼は、僕が留まると信じている、僕に大きな信頼を寄せていると言ってくれたよ。でも先発の11人のポジションを約束はしなかった。
Reporter:あなたは、ジェラードやトーレスのようなメガスターになりつつありますか?
Benayoun:絶対違うね。僕は彼らの靴磨きをするよ(笑)。ジェラードやトーレスのような選手はめったにいない。
Reporter:あなたのサラリーはものすごいですね。それはリバプールのあなたへの評価の証明です。
Benayoun:僕は金銭については話さないよ。僕を愛し、僕の真価を認めてくれる人間は誰であろうと、僕がどれだけ稼いでいるかは気にも留めない。イングランドでは、誰もロナウドのマドリーでのサラリーのことは気にせず、移籍それ自体に話が集中していたよ。金は僕にとって問題じゃないんだ。もしそうだったら、僕は今リバプールにはいなかったよ。
Reporter:昨シーズン、非常に長い時を経て、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドは首位争いで接戦を演じました。差は縮まりつつあると感じていますか?
Benayoun:明らかにね。ユナイテッドには大勢の優れた選手がいる。テベスとロナウドが去った後でさえね。僕たちのことを見れば、チームは一つに堅くまとまり、そこにはほとんど変更はない。僕の意見では、僕たちは今年はさらに良いチームになると思うし、シーズンの最後まで競い合えるだろうと信じている。
Reporter:リバプールはあなたにとって最高の場所ですか?
Benayoun:うん、僕はこれからの1年にとても集中しているんだ。ここは僕にとって最高の場所だよ、疑問の余地なくね。
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ベナユンの契約延長は本当に良いニュースでした。契約が満了する時には、彼は33歳です。リバプールでそのキャリアを終えることになるのか、それともその後故郷のチームに帰るのか。彼のこれからのリバプールでのシーズンが、成功に満ちたものになることを大いに期待しましょう!
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