公式HPより、グレン・ジョンソンの入団会見でのやり取りです。
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記者:他の複数のクラブもあなたに興味を持っていましたが、なぜリバプールに?
グレン・ジョンソン:もちろん偉大な歴史を持つすばらしいクラブだし、僕はいつもちょっとリバプールには弱かったんだよ。
記者:そういう「弱かった」というのはどこから?
ジョンソン:おかなしな話だけど、僕はサウスロンドンの出身にも関わらず、一番初めに持っていたフットボールのユニフォームはリバプールのキットだったんだ。なんでかは知らないけど・・・。
記者:チェルシーに復帰する可能性というのは、どれぐらいあったんでしょうか?
ジョンソン:全然なかったね、実際のところ。僕はラファと話をし、自分が行きたいところは腹の中で決まったんだ。だから決断は簡単だったよ。
記者:あなたを引きつけたものは、何だったんでしょうか?
ジョンソン:ラファは、僕を成長させ、僕をそうなれるような選手にする手助けをしたいと強く願っていた。
記者:他のクラブからの興味については、あなたはどれくらい知っていましたか?
ジョンソン:新聞によればたくさんの興味を持たれていたらしいけど、当然、ポーツマスはそのことについては僕よりもずっと良く知っているだろうね。しかし、リバプールのことを聞いた時には、決断は簡単だった。
記者:この夏の早い段階で移籍をまとめられたということは、あなたにとって重要でしたか?
ジョンソン:早ければそれに超したことはないね。プレシーズンに集中する前に、僕は落ち着いて夏の残りを楽しむことが出来たよ。
記者:チェルシーから一度出されて、あなたは自分が証明すべきものがあると感じていますか?
ジョンソン:チェルシーを出た時には、僕は試合でプレーする必要があったんだ。そしてもちろん、拾ってくれたポーツマスにはすごく感謝しているよ。毎週毎週プレーして、僕は人々に、自分がもっとやれる見込みがあるということを証明したと思う。今はこのチャンスを貰って、昨シーズンにやったことをまたやりたいし、選手としてさらに成長したい。
記者:そしてもちろん、ワールドカップのイングランド代表の野望も持っているでしょうね?
ジョンソン:うん、僕のイングランド代表キャリアにとっても大きな1年だ。でも僕が第一に集中しているのは、リバプールのシャツを着て出来る限りうまくやることだよ。まずはそこからだ。
記者:次のシーズンに、このリバプールチームが立ち向かう挑戦は、大きなものでしょうか?
ジョンソン:僕たちはすばらしいチームで、すばらしい戦力の集団だ。対戦相手がどこであろうと、出来る限り彼らが困難に陥るように努力するよ。
記者:あなたたちは、マンチェスター・ユナイテッドに次いで2位で終了しました。今度はさらに上に行けると感じていますか?
ジョンソン:僕たちは、チーム全体が成長することを目指している。あと少し改善点を見つけ、あと少しミスを減らせば、僕たちはさらに上を目指せるだろう。
記者:ここでの挑戦に、あなたはワクワクしていますか?
ジョンソン:僕は嬉しいよ。トロフィーを獲得するために僕はここにやって来た。キャラとスティービー、そして他の仲間の何人かも、彼らとの対戦経験から知っている。僕はこれからを楽しみにしているんだ。
●ラファの会見でのコメント
(公式HP)「私たちは本当に嬉しく思っています。本当にすばらしい、イングランド代表選手を獲得したんですからね。非常にポジティブなことです。彼は能力があり、非常に優れたメンタリティの持ち主で、最初に私が彼と話をした時から、彼がここに来たいと思っていることは明らかでした。
彼には能力がある、それは明白です。そしてさらに成熟しています・・・この記者会見からも、彼が優れていることがわかると思います。
チェルシーは、彼が在籍している時に大きなトロフィー獲得に向けて挑んでおり、彼らは優勝のためには経験を必要としていました。今は良い時です。彼ははるかに優れた選手になっており、経験を積み、熱意を持っていますからね。
(
インディペンデント紙より、移籍マーケットでの金銭に関する質問を受けて)おそらく私が思っているだけかもしれませんが、今のこの移籍市場の中で、金がまず第一というわけではありません。このレベルでは、全員が大金を稼いでいます。それを楽しみ、決断をし、正しいやり方でベストを尽くさなくてはなりません。
金のことしか考えなければ、時としてミスを犯すことになるでしょう。ギャレス・バリーのようにです。私はあまり言うつもりはありませんが、(彼のシティへの移籍は)明らかに金のためでした・・・100%です。彼を逃したのは悪いことではありません。最も大事なのは、その選手の情熱を確認することです。
私たちは再びバリー獲得に乗り出していましたが、先ほど言ったように、全ては金、金、金です。全く単純な話です。(ジョンソンの獲得は)いくつかのクラブが大金のオファーを出しており、難しいものでした。しかし彼はここに来ることを望んでいた、それが違いとなりました。シティは優れた選手たちを大勢獲得していますが、彼らが何かを勝ち取れるという保証は何もありません。来シーズンに何が起きるか、それを見るのは興味深いでしょう。
(マスチェラーノとアロンソについて)どちらの選手も契約下にあり、我々はそれを本当に嬉しく思っています。私たちは、スペインの外では誰もアロンソのことを知らない時に、彼を獲得しました。2年前に契約を更新し、彼は満足していました。そしてマスチェラーノに関しては、ウェスト・ハムでのことは皆さんご存知です。どちらの選手もリバプール・フットボールクラブに大きな借りがあり、ファンは彼らが好きです。ですから、私たちは彼らと共に仕事を続けて行きたいと思っています。彼らはこのチームに忠実である義務があります。それは彼ら2人ともわかっています。
トップチームにいるならば、(選手たちを留まらせることが)可能です。物事を進めるためには決断が必要ですが、私には何の問題もありません。私たちは十分に強いはずですし、そうでなくてはならないのなら、そうあるつもりです。」
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気負い過ぎず過剰なリップサービスもなし、それでいて熱意が感じられる、好感の持てる率直な会見です。まだまだこれから大きな成長が見込める選手ですから、とても楽しみですね!しかし今回の入団で最も驚かされたのは、「グレン・ジョンソンってこんなにかっこ良かったっけ?」ということでした(笑)。コーンロウと赤いシャツが似合いますねえ。青ではなくて良かったです。インディペンデント紙は、彼のサラリーは驚きの週給£120,000と報じています。
それから、ペナントのサラゴサ行きが決まりました。右で彼とジョンソンが組んだところが見たかったな、とちょっと残念です。彼がクラブを出て行く経緯にはいろいろとありましたが、愛すべきキャラクターの選手で好きでした。新天地での活躍を祈りたいと思います。ジョンソンとのコンビは、代表で見られる日が来るかもしれません。
ラファは会見で、アウレリオのひざの怪我については「最大でも2ヶ月間の離脱」と言ったそうです。インディペンデント紙では、「1ヶ月しかからないだろう」としています。9月には復帰できそうですね。それまでの間は、インスーアに頑張ってもらいましょう。
ラファのバリーについての発言は、爆弾発言とも言えるでしょうか。マスチェラーノとアロンソに関するコメントは、なんだがラファの必死さが感じられて、かえって少し心配になってしまいました・・・。
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お疲れ様です。
体調を崩されてるとの事ですが大丈夫ですか?あまり無理をなされないように。
これからもこのブログを通じ、仰るようにのんびりと皆で応援していきましょう。
ラファのバリーに対する発言、真意は分かりませんがちょっと不用意ですね。メディアに対する疲弊が表れているのかも知れませんね。プレシーズンが始まるまでに落ち着いてほしいですね。
Re:お疲れ様です。
暖かい言葉本当にありがとうございます^^。ぜんぜん無理していませんから大丈夫ですよ。これからも一緒に応援していきましょう!よろしくお願いいたします。
ラファの発言はおっしゃるように不用意ですね。またアロンソの話も騒がしくなっていますし、彼らスペイン組が合流する頃までには、全てが解決していて欲しいですね。
無題
体調を崩されていたのですね‥湿度も温度も高くなってきて体にもかなりのストレスになる季節ですし、健康第一でご自愛くださいね(*^_^*)
ジョンソン好印象ですね~☆精悍な顔つきがこれまた良いですね。今季の活躍が楽しみです!
Re:無題
ジョンソンは本当に期待大きいですね。ラファは3バックで両サイドを攻撃的にする布陣も示唆していますから、ますます楽しみです。
無題
期待大です!!
お知らせを見たときは絶句してしまい、なんとコメントしてよいやら、気持ちをコントロールできない状況でした・・・
これまでも、熱く厳しくレッズを語り、私の指針となるような数々のサイトが閉鎖されていくのを、涙を呑みながら見てきました。。
まさか’フニクラさんまでもが…という切ない思いがこみ上げてもきましたし。。
でも、たとえ不定期でも続けて頂けること、本当に嬉しいです”
どうか、お体と相談しつつ、無理せず、ここでしか見ることのできないインタビュウなど時折見せて頂ければ、それだけで本当に幸せです。。
これからも、どうぞヨロシクお願いします☆
Re:無題
無題
ジョンソンは好感が持てますね。活躍が楽しみです。
確かにバリーへのラファの発言は言いすぎな感が否めませんが、確かにそうだと思っていたのでまぁいいです。個人的にはバリーの移籍がアロンソの残留につながったと思っていますから。
今シーズンはアロンソもマスチェラーノも大丈夫そうですね。それがラファから聞けただけで非常に安心しました。
アウレリオの怪我は軽くてよかったですが、ドッセーナはそれでどうなるか気になります。
Re:無題
ドッセーナは気になりますね。しかしラファがちらっと言っていたように3バックを攻撃的布陣としてオプションにするなら、ドッセーナの活躍の場所が増えるかもしれません。シュクルテル、キャラ、アッガーが3人並んで両脇がドッセーナとジョンソン、これもいいですねえ。実はレッズの3バックは私は好きなんです。
どうかお大事に
>一番初めに持っていたフットボールのユニフォームはリバプールのキットだったんだ。なんでかは知らないけど・・・。
てところが笑えました
僕もペナントファンなんで出て行くのは残念ですが、仰るように新たな舞台で活躍して代表に呼ばれてほしいです。彼の性格ならすぐに打ち解けられそうだし、英国人にとっての新たな道を作って欲しいと思います
ラファのアロンソとマスチェについての発言は二人がわかってくれているならよそ様にいくら勘繰られようとも構わないんですが
バリーの方のコメントはバリーだけじゃなくて、左ウィングの方も苦労してるのかなあと思ったりもします
トレーニングの写真にハミルが見当たらないのが気になります・・・
Re:どうかお大事に
私も笑えました。もうちょっとファンが喜ぶような話を用意して来ればいいものを、便座事件のことといい世渡り上手じゃないんでしょうね。そういうところも好感が持てます。
ペナントは、ちょうど肝心なところでの怪我さえなければもう少しやれたんじゃないかと思っているので、とても残念です。本当に彼ならどこでも打ち解けられて、ドレッシングルームに笑いを持ってきてくれそうですね!
ハミルがいない。これは私も非常に気になって、目を皿のようにして写真を探しています。たまたま写っていないだけだといいんですけどね。スイス合宿には帯同しているのか、月曜にも報道の写真が出てくるのを待っています。
無題
お体、大丈夫ですか?
体に異変があると些細なものでもすごくストレスが溜まりますね。
一番の特効薬はやはりレッズの勝利ですよね。
早くシーズンが始まるといいです。
ベナユンの残留は良いニュースですね。彼の昨シーズン後半のプレーは飛びぬけてました。代わりのいない選手だと思います。
グレンジョンソンはあまり良いイメージがないですが、イングランドの選手が加入するのは良いですね。
ペナントとのコンビが実現していたら見てるだけで、笑ってしまいそうです。そこにマスチェが絡んできたら最高ですね。
ありがとうございます。
Re:無題
グレン・ジョンソンとペナントはポーツマスで一緒にやっていたんですが、良く見ていなかったのでどんな感じだったか知らないんです。なんだかライン際で渋滞を起こしてしまいそうな気もするんですが、うまくやっていたんでしょうか(笑)。
お大事に。
Re:お大事に。
無題
大袈裟かもしれませんが、こんな最高なリバプールサポーターのサイトはないと思います。
Re:無題