トーレスの
オフィシャルサイトより、スペイン通信社EFEに語ったインタビューです。
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EFE:実際にプレーして、イングランドのフットボールは速いですか?
Fernando Torres:すごくペースは速いし、スペインでのような止まって息を整える時間もあまりないよ。フットボールが速いだけでなく、フィジカルも強い。おそらく僕が慣れるまでに一番時間がかかりそうなのはそこだね。マーカーは常に体をつけて来るし、もうあと何メートルか前に出るためにはものすごい強さが必要だ。試合をやるたびに、フィジカルコンタクトの多さとレフェリーがそれを流すのに驚かされるけど、ファールで止まったりリスタートしたりが減るから、試合そのものにとっては良いことだ。
EFE:ジョン・テリーのようなセンターバックと対戦するのはどんな感じです?彼が何か叫んだ時には意味が理解できますか?
Torres:まずはピッチで起こることを理解するために、いつも勉強しているよ。練習の最初の3、4日は、本当に何も理解できなくて、練習のエクササイズが何を目的にしているかさえわからなかった。それはすぐにわかるようになるけど、テリーとか、他の誰かが何か文句があって僕に早口で話しても、言いたいことは何でも言って構わない。だって僕は何も理解できないだろうからね(笑)。
EFE:あなたは英語をマスターしようと本当に頑張っているように見えますね・・・。
Torres:うん。言葉を学ぶというのは重要なことだ。スペイン語を話せる人間が大勢いてもね。チームメート全員とコミュニケーションが出来るということも重要だよ。たとえば、ラファ・ベニテスは僕たちに全て英語で話す。個人的な暮らしの中でも、誰かの助けを求めることなく何でもやったりわかったり出来るようになるために、英語を話せることは必要だ。
EFE:ドレッシングルームの中はどんな感じですか?
Torres:ここのドレッシングルームにはすばらしい雰囲気があって、僕は全員と本当にうまくやっているよ。ほとんど選手たち全員が優勝を経験しているにも関わらず、彼らはそれでももっと欲しいとハングリーだ。初めの頃はスペインの仲間と時間を過ごしていても、ドレッシングルームはとてもオープンで特定のグループというものはないんだ。スペインで見られるような感じとは違うよ。
EFE:ゲイリー・リネカーがやっているBBCの'Match of the Day'で、もしあなたが20ゴール決められればリバプールは優勝できると言われていましたね。
Torres:そうなればすばらしいね。ラファ・ベニテスは完全主義者で、競技の面で見れば、彼は僕たちにハードワークをさせる。結局のところは、ストライカーがチャンスを作ってシュートを打つポジションへ入っていくことが重要なんだ。このチームはとても攻撃的なフットボールをするし、ストライカーにはいつでもゴールのチャンスがある。言われていたことが現実になって欲しいね!
EFE:ベニテスは、チャンピオンズリーグの決勝に勝ち進むための特別な手法を持っているに違いありませんね?
Torres:うん、物事は偶然には起こらないからね。ラファはとても論理的な人で、自分の望むことが何か正確にわかっているし、その試合でどういう風にプレーしたいか、それを基盤にチームを作り上げるやり方を知っている。この手法で、ラファはバレンシアとリバプールの両クラブで歴史を作った。彼は自分のシステム、自分のやり方に適応できる選手を求めている。ローテーションを受け入れる選手たちだ。そしてこれが秘密なんだけど、選手は監督を信頼し、監督は選手たちに自分たちの重要性を感じさせているよ。
EFE:選手たちをローテーションさせるやり方についてはどうですか?例えば、試合の時間が経つにつれて自分自身にこう問うたりはしませんか、「今日は自分はプレーしないのかな?」と。
Torres:それは受け入れなくてはならないものだよ。彼のチームの出している結果が、彼が正しいことを証明している。それに、自分はチームの一員なんだし、それが全員にとってベストのやり方なんだということを思い出さなくてはならないよ。
EFE:アンフィールドで、フェルナンド・トーレスのチャントはもう聞きましたか?
Torres:この間初めてチャントを聞いて、嬉しかったし、誇りに思ったし、驚いたよ。こんなに早く皆が僕を好きになってくれて、本当に暖かい歓迎を受けたことに驚かされた。すごく難しいことだよ。ここはこういう大きな都市だし、重要な選手たちがこれだけ大勢いて、僕が到着したその日から僕を受け入れてくれたのはすばらしいことだ。アンフィールドでプレーする全ての試合が、特別な経験だよ。
EFE:マドリードでやったことがなくて、リバプールでやっていることは何でしょうか?また、故郷がなつかしく思うことは何でしょうか?
Torres:今のところ、何もないね。僕はここでのチームとチームメートとの毎日を楽しんでいるよ。町でも、ほとんどどこに行っても何の問題もなく楽しく過ごしている。
EFE:イングランドの暮らしで何か変わった話はありますか?スペインとはどう違います?
Torres:ほとんど全てが違っているよ。お金、キロメートルの代わりにマイルを使うこと、道路の逆側を走ること。最初に車を運転した時はちょっと緊張したよ。例えば交差点に入る時なんか、最初は間違った道を走っていたかもね。でも変化には慣れていくものだ。代表チームのためにスペインに戻って、また道路の逆側を運転した時は面白かったね。すごくおかしな感じがしたんだよ(笑)。
EFE:イングランドのフットボールの話題に戻って、それはほとんど宗教のように見えると言って差し支えないでしょうか?
Torres:いや、それはちょっと大げさだね。それでもファンが見せる情熱と、彼らのチームに対する気持ちには驚かされているよ。今まで決して見たことのないものだ。小さな子や年金暮らしの人がチームを応援したり、誇りを持ってチームのシャツを着て通りを歩いているのは、ごく当たり前の風景だよ。それは本当に感動的で、ここではフットボールは本来あるべき、純粋なエンターテイメントなんだ。人々はスタジアムに楽しむためにやって来て、勝っても負けても、彼らは常に自分たちのチームを支えている。
EFE:フェルナンド、あなたがイングランドに来て、ほとんど3ヶ月が経ちました。ご自分の決断に満足していますか?
Torres:うん、ものすごくね・・・そして日が経つに連れて、ますますその気持ちは強まっている。」
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またしてもトーレスのインタビューです。楽しく過ごしているようで何よりですね。今週は彼の話題ばかりになってしまいましたが、このブログは彼個人のファンサイトではありません、念のため(笑)。
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無題
これからも宜しくお願いします。。
無題
今日はトーレス不発でした~。苦しい展開だからこそチームを救う一発が欲しかったですが、まあまだまだこれから!試合に勝てたし結果オーライってことで、これから頑張ってもらいましょう。目指せ20ゴール!!!