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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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トーレスがスペインの新聞ABCのインタビューに答えた内容が、オフィシャルサイトに紹介されています。
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ABC:昨年、リバプールに加入するために、あなたはご自分の唯一無二のクラブを去りました・・・

Torres:アトレティコ・マドリーであれだけ長い年月を過ごして、僕には変化が必要だった。僕は新しい挑戦が好きだし、リバプールはまさに僕にそれを提供してくれたよ。リバプールは重要な歴史を持つクラブで、彼らはいつもヨーロッパのトップ5のチームの中に挙げられる。この1年間で、僕はいくつか重要な記録を達成したよ。例えばレッズで24ゴールを決め、それはプレミアリーグでの外国人選手のデビューシーズン最多記録になって、ファン・ニステルローイからそのタイトルを奪ったんだ。
ABC:アトレティコ・マドリーを去った時、あなたはそれが両クラブにとって最善の選択だと言いました・・・

Torres:それが双方にとって正しい決断だったことに、疑いの余地はないよ。リバプールと契約したことは、僕にとっては最高のチームと重要な試合を戦うという夢を達成する助けになった。僕は最高のレベルでプレーして来たよ。チャンピオンズリーグで、そして周りを最高のフットボーラーたちに囲まれてね。僕たちが海外遠征をする時には、人々は僕たちを評価してくれる。特に北ヨーロッパにはとても多勢のリバプールファンがいて、それを強く感じるよ。それは以前に僕が経験するチャンスは決してなかったことだった。
Miguel Angel Gil(アトレティコ・マドリーのマネージングディレクター)とフェルナンド・トーレスが正しかったことは、時間とともに証明されている。僕たちお互いが成長を続けている。僕は一人の選手として成熟し、アトレティコが僕を売却することで得た資金は、クラブの成長の力になっている。アトレティコには攻撃オプションが増し、チームを大幅に入れ替えることは止めた。それがほんのここ最近に起こっていることだ。ハビエル・アギーレは監督としての仕事を続け、能力のある選手たちがいて良いプロジェクトを立て、物事は正しい方向に進んでいる。良い方向に見えるよ。

ABC:1年を経て、フェルナンド・トレースはアトレティコ・マドリーとチャンピオンズリーグで対戦することになりました・・・

Torres:うん、クラブを去る時に、僕は自分が本当にこのホームに戻って来たいこと、そして「道が交わることを願っている」と言ったんだ。それは、二つのチームがチャンピオンズリーグで対戦することのみで可能だった。今は僕は、僕たちが勝ち進んで今シーズン3度目の対戦ができることを願っているよ・・・決勝でね。

ABC:ハビエル・アギーレのチームの一番の脅威は何でしょうか?

Torres:前線の優れた能力だね。アトレティコはフォワード4人を置いて、2人の純然たるストライカーと、さらにウィングでプレーする2人の選手でプレーする。マキシとシモンは、相手のゴールがどこにあるかを知っているとても攻撃的な選手だ。彼らはあのチームの一番の得点源である2人、クン・アグエロとディエゴ・フォルランをサポートし、ゴールを供給する。

ABC:・・・クン・アグエロはどうです?

Torres:彼は驚くべきスキルの持ち主だね。彼の成長はめざましいよ。

ABC:・・・では、マニシェは中盤で何か違いをもたらしていますか?

Torres:マニシェはとても豊富な運動量があり、アトレティコにそれまでなかった駆動力があるね。

ABC:マドリーに帰還することについてはどうお考えですか?

Torres:ビセンテ・カルデロン・スタジアムは、すばらしいチームとヨーロッパで最も重要なチームの一つが対戦する、驚くべきフットボールの夜を経験するだろう。僕は以前のチームメートの何人かと話をしたんだけど、その意見は同じだったよ。すばらしい夜になるだろうけど、奇妙な夜でもあるだろうね。彼らと対戦するチームの中に入るっていうのは奇妙だろうと思う。特に、あれだけ長い間通り抜けていた側のトンネルじゃなく、ビジター側のトンネルを通り抜けるんだからね。その時にどう感じるかはわからない。僕は何度も頭の中で繰り返してみたよ・・・試合前日練習であのピッチに足を踏み入れること、クラブの従業員の人たちに挨拶すること、間違いなくユニークな経験になるだろうね。

ABC:ビセンテ・カルデロン・スタジアムでは、あなたはどんな風に迎えられると思いますか?

Torres:ファンは僕が移籍する理由を理解してくれたし、僕があのクラブを去ってなどいないかのように、今も彼らの一員だと考え続けてくれている。それは僕があのクラブで育ったからで、人々はその過去を忘れてはいない。僕は暖かい歓迎を受けることを願っているけど、試合がキックオフされると同時に、そして90分経って試合が終るまで、彼らが僕の側にいないだろうということは確信するよ。
アトレティコ・マドリーは、僕が10歳の時から、そして23歳で去るまで自分のホームだった。僕は過去も、そして今も、アトレティコ・マドリーのファンだ。僕は彼らに全てを教えてもらった。クラブは僕にたくさんのものを与えてくれたけど、僕は常に彼らにその全てに対してお返しをして来た。再びビセンテ・カルデロンのピッチに足を踏み入れる時は、驚くような感情を味わうだろうね。

ABC:アトレティコとリバプール、あなたはどちらのカラーをより感じますか?

Torres:僕はアトレティコ・マドリーをサポートしているけど、リバプールでプレーし、プライドを持って赤いシャツを身につけ、僕たちのサポーターに感嘆しているよ。

ABC:リバプールをそれだけ特別にしているものは何でしょうか?

Torres:リバプールは他にないクラブだよ。フットボールの歴史において最も重要な過去を持つクラブの一つで、人々がイメージしているよりもはるかに重要なんだ。クラブはとても良く組織され、最近の結果が彼ら自身を物語っている。チームは可能な限り高いレベルで維持されているんだ。チームはヨーロピアンカップで優勝し、その他にも決勝や準決勝まで駒を進めている。過去4年間で、チームは決勝で勝ち、もう一度決勝進出をして、準決勝までは3度勝ち上がった。チームは国際舞台で尊敬を勝ち取っているし、ACミランやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーと同じように見なされているよ。僕たちが大陸でプレーする時に受ける歓迎を、君も見るべきだよ!

ABC:イングランドのフットボールは、本当に言われるほど速いですか?

Torres:プレミアリーグでプレーされるフットボールのペースは、世界のどこよりも速いよ。スペインやイタリアの試合は速さにおいては遠く及ばない。プレミアリーグは国内リーグでは最も強さもあり、レフェリーはかなりのフィジカルコンタクトを試合の中で許すんだ。

ABC:ご自分のチームについてはどう表現しますか?

Torres:リバプールはダイナミックなチームで、一つのチームとしてこれ以上良くなるのは不可能なぐらい、卓越した選手たちで一杯のチームだ。このチームの強さはその最終ラインから始まる。まずはすばらしいゴールキーパー、レイナと、そして2人のすばらしいセンターバック(キャラガー、シュクルテル・・・)、そしてマスチェラーノという、世界最高のミッドフィールダーの一人がいる。それからスティーブン・ジェラード、世界最高のフットボーラーの一人がいるんだ。僕たちにはシャビ・アロンソもいる・・・そして前線にはリエラやロビー・キーンのような選手たちがいて、豊富な攻撃オプションがある。

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トーレスはビセンテ・カルデロンで暖かい歓迎を期待しています。アトレティコの皆さん、本当にどうかひとつ、よろしくお願いします。アンフィールドはルイガルやポンを心から歓迎いたしますので・・・。
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