公式HPより、アルベロアのインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:英語の上達具合はどうですか?
AlvaroArbeloa:昨シーズンよりは良くなっているけど、まだまだ道は長いね。英語を話す方に関してはまだあんまり自信がないよ。今シーズンは去年よりもレッスンを増やしているんだけどね。でもメルウッドでは英語を話さなくてはならないから、勉強を続けて頑張らないと。ラファはいつも僕に向かって『英語で話せ』『英語で話せ』って言うんだよ!
Liv.tv:クラブで最も親しい友人は?
Arbeloa:アンフィールドには友人が大勢いるけど、仲がいいのはたぶん、マスチェラーノ、ベナユン、それからもう行ってしまったけどパレッタだね。時々僕たちはサッカーを離れて集まるんだ。しかしスペインでは、こっちよりももっとチームメート同士で出掛けるのが伝統になっているよ。
Liv.tv:ドレッシングルームで一番面白い人は?
Arbeloa:それは簡単だ。ジャーメイン・ペナント。彼はいつも、冗談を言っているか歌っているかダンスしているかだよ。
Liv.tv:背番号を2番から17番に変えたのはなぜですか?
Arbeloa:17番がいつも僕の番号だったからだ。カスティージャ(レアル・マドリーB)のキャプテンをしていた時にもそれを着けていたし、デポルでもそうだった。リバプールに加入した時は、クレイグ・ベラミーがそのシャツを着ていたから僕は着られなかったけど、彼がチームを去った時に僕は番号を変えられるかどうか聞いてみた。嬉しいことにそれが可能だったよ。
Liv.tv:どんな音楽が好きですか?
Arbeloa:シャキーラみたいなラテンミュージックが一番好きだね。今はリバプールにいるんだからビートルズがすごく好きだと言うべきなのかもしれないけど、パパの方が僕よりずっと彼らのファンだよ。
Liv.tv:あなたのキャリアに最も影響を与えた人は?
Arbeloa:大勢の人たちが助けてくれて、僕の今がある。両親、二人の兄、そしてガールフレンドに負うところは大きいよ。誰の人生にとっても、もっとも大切なのは常に家族だ。家族にとって、僕が異国にいるというのはかなり難しいことだけど、彼らは僕がリバプールのようなビッグクラブで良くやっていることを喜んでいるよ。
Liv.tv:リバプールが今年リーグ優勝をするチャンスはあるでしょうか?
Arbeloa:良いチャンスだと思うけど、すごく難しいだろうね。僕たちは良いチームで選手層も充実しているから、もちろん他のチームと競い合える。今のところ僕たちは次の一試合一試合のことだけを話しているけど、もしもあと5試合か10試合経過してまだチャンスがあれば、プレミアリーグ優勝について話し始めることができるだろう。
Liv.tv:左サイドバックでプレーするのはやり易いと感じていますか?
Arbeloa:あのポジションで良いプレーが出来ていると感じているし、試合ごとに良くなっていると思う。それまでは2試合しかあの位置でプレーしたことがなくて、急いで勉強しているよ。スペインではセンターバックでやっていたんだけど、僕の好きなポジションは右サイドバックだ。リバプールのチームに入ることがそもそも大きなチャレンジだから、ボスにどこでやれと言われてもかまわない。
Liv.tv:昨シーズン、あなたあはバルセロナでリオネル・メッシとマッチアップしましたね。その出来には満足でしたか?
Arbeloa:メッシはあのチームのビッグプレーヤーだから、すごく難しかったよ。クラブの初めての試合で慣れないポジションだったからなおさらだ。あの夜全ての成り行きにとても満足したよ。自分のパフォーマンス、そしてもちろん結果はクラブ全ての人にとってすばらしいものだった。
Liv.tv:試合の前に縁起かつぎはしますか?
Arbeloa:特にないね。たぶん試合ごとに同じ事をやっていると思うけど、別に縁起をかついでいるわけじゃない。癖みたいなものだ。
Liv.tv:スカウス訛りはもう理解できるようになりましたか?
Arbeloa:全く。時々何を言っているか手がかりさえつかめないよ。何人かの選手は本当に理解するのが難しい。特にスティービーとキャラだね。いつかはもっとわかるようになるだろうけど、今は悪戦苦闘しているよ。
Liv.tv:フットボールをしていない時は、何をしていますか?
Arbeloa:ガールフレンドと楽しく過ごしているよ。時々PlayStation3もやる。スペインではPaddleというスポーツを良くやっていた。テニスとスカッシュとラケットボールをミックスしたような競技なんだ。ここではあんまり知られていないみたいだね。
Liv.tv:プレミアリーグに慣れる方法はどうです?ラ・リーガと比較してここのフットボールはどうですか?
Arbeloa:全く違うね。プレミアリーグの方がずっとフィジカルだし、レフェリーはスペインほどファールを取らない。短い時間の割にはよく慣れたと思うよ。プレーすればするほど僕はもっと良くなって行くだろう。
Liv.tv:スペインの暮らしで懐かしいと思うものは何ですか?そしてイングランドの暮らしで一番のものは?
Arbeloa:もちろん家族が懐かしい。僕がこの国で良くやっているのを彼らが喜んでいるのは間違いないけど、離れているのは辛いよね。ここではいろんな場所がスペインよりずっと早い時間に閉まってしまうのも、ちょっとなれるのに時間がかかったよ。それでも僕はイングランドの生活を楽しんでいる。特にフットボールの面でうまく行っているからね。
Liv.tv:ラファがあなたと契約したがっていると聞いた時はどう感じましたか?
Arbeloa:すごく驚いたけどすごく嬉しかった。キャリアのどこかの段階で最高のクラブでプレーして、チャンピオンズリーグに出場するチャンスを掴みたいという気持ちは、僕の中でとても大きなものだった。イングランドフットボールはいつも見ていたし、ラファがここにやって来て、リバプールはスペインでは大きな興味の的だったし、ごく自然に注目を集めるクラブになっていたよ。僕の立場からすれば、ここに来ないかと言われたことは名誉だった。
Liv.tv:今シーズン最もチームに影響を与える選手は誰でしょう?
Arbeloa:スティーブン・ジェラード。彼は僕たちのベストプレーヤーだからね。彼はああいう有名な選手だから、もちろん彼のことは知っていたけど、毎日トレーニングで一緒にやって始めて、彼が実際どれほど優れた選手かがわかる。
Liv.tv:あなたはこれまでずっとディフェンダーだったんでしょうか?
Arbeloa:うん、ずっと。すごく小さい時・・・おそらく8歳か9歳の頃はストライカーでやったこともあったけど、最終ラインに入った時の方がずっとうまかった。
Liv.tv:子供の時のアイドルは誰でしたか?
Arbeloa:ジネディーヌ・ジダン。単純に彼がこの競技の今までで最高の選手の一人だから。僕自身は彼の技術を全く持ち合わせていないけど、だからってそういう才能を持った選手を賞賛できないってことはないよね。
Liv.tv:リバプールFCを最も良く表現する3つの言葉は何でしょう?
Arbeloa:サポーター、アンフィールド、そして歴史、その3つがまず最初に頭に浮かぶ。ファンは最高だし、彼らが'You'll Never Walk Alone' を歌う時の響きは驚きの一言だ。サポーターがそういうすばらしい雰囲気を作ってくれるからスタジアムは信じられないくらいだし、もちろん、クラブのこの歴史と伝統は、何よりクラブ自身を物語っている。
Liv.tv:スペイン代表でプレーしたいという気持ちは強いですか?
Arbeloa:誰もが自分の祖国のためにプレーしたいと思っているし、僕もその一人だよ。いつかそうなって欲しいと思うけど、どうなるかはわからないね。
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楽しいインタビューでした。感想をいくつか。
・ペナントはやっぱりお調子者キャラですか^^;
・スカウス訛りは外国人選手には定番のネタです。でも最終ラインに入ってキャラが何を言っているかわからないのはちょっと困るかも。
・イングランドの店が閉まるのが早いんじゃなく、スペインが異常。レストランの昼が2時からでは腹が減って困ります。夜が8時からでは途方にくれます。キックオフ10時ってなんですか。
・アルベロアはやっぱり優等生ですね~。
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