チャンピオンズリーグのアーセナル対ローマ戦を前に、BBCに
リーセのインタビューが掲載されています。
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BBC:イタリアへの移籍の背景には、どんな考えがあったんでしょうか?
Riise:僕には変化が必要で、イタリアを選んだんだ。新しい国に住んで、違う言葉の中でフットボールをプレーし、新しい言葉を学びたかった。 ローマは美しい町で、ローマという巨大なクラブが僕を欲しがってくれた。自分の選択にはとても満足しているよ。
BBC:リバプールで7年間を過ごし、新しいクラブと新しい国に慣れるのに問題はありませんでしたか?
Riise:最初はとても難しかったよ。新しい言葉、新しい戦術、そして全く違うスタイルのフットボールに慣れなくてはならなかった。イタリアではテクニックとポゼッションがずっと重視されていて、その一方で試合のペースが大きく違う。イングランドよりもずっとゆっくりとしているんだ。
僕たちはシーズン開始の10試合ぐらいは全く良いプレーができず、僕のパフォーマンスも良いとは言えなかった。しかしチームとしての自信を増すに連れて、僕のプレーも良くなり始めているよ。移籍してからほとんど7ヶ月が過ぎて、僕はイタリアのフットボールをずっと良く理解し始めている。時間と共にもっと良くなって行くという自信があるし、これから僕たちのサポーターは本当のリーセを見るだろう。
BBC:今シーズン、ローマはチャンピオンズリーグのグループステージを初めて首位で突破しました・・・彼らのヨーロッパでの好調の鍵は何だったんでしょうか?
Riise:僕たちは優れたチームで、僕たちの中には大勢のチャンピオンがいる。今シーズンの決勝は僕たちのホームグラウンドであるローマで開催されるから、僕たちはチャンピオンズリーグをものすごく気に掛けているんだ。そこにたどり着くために、できることは全てやるつもりだ。
BBC:イングランドのクラブが台頭しているのと同時に、イタリアのチームはヨーロッパの大会の中で下降線をたどっているという認識について、あなたは同意しますか?
Riise:僕が見てきて、そして体験してきたこと、ローマがグループステージでチェルシーに勝利したことからもわかるように、ヨーロッパの試合でイタリアのクラブと他のフットボール大国のクラブとの力は拮抗している。
ローマからすれば、僕たちがチャンピオンズリーグの他のどのチームも倒せるということに疑問はない。プレミアリーグがセリエAよりも強いというのは難しいよ。彼らは全く違うリーグだけど、共通して言えることはひとつ、それはどちらにもすばらしい選手たちがいるということだ。だからほとんど変わりはない。
BBC:ベスト16の対戦でローマがアーセナルを引き当てた時、あなたの反応はどのようなものでしたか?
Riise:こう思ったよ。「いい抽選だ、僕は彼らをとても良く知っているし、良い、互角の戦いになるだろう。」
BBC:アーセナルに関して、イングランドにいた時の何か特別な思い出はありますか?
Riise:2002年の、ハイバリーでリバプールが1-1にした僕の同点ゴールだね。あれはすばらしい思い出だよ。
BBC:当分の間はローマに在籍すると思っていますか、それともどこかに移籍したいですか?
Riise:僕はローマで幸せだし、ローマでのフットボールを楽しんでいるよ。長い間ここに留まりたいと思っている。
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インタビューはリーセが電話で行えず、電子メールでの返答だったそうです。彼はここのところスタメンから外れていたようですが、週末のリーグ戦ではスタメンに復帰して90分プレーし、チームは1-0で勝利しています。アーセナルは彼の良く知ったチーム、昨シーズンのエミレーツでのCLの試合には彼の出番はありませんでしたが、今年はぜひ「本当のリーセ」のプレーを見せて欲しいです。頑張れリーセ!
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