FAカップ決勝前 両キャプテンのコメント

FAカップ決勝戦前、両キャプテンのコメントです。
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●キャプテン（Vitalfootball.co.uk）

ワールドカップのことを考えていたら自分の役割は果たせない。僕はキャプテンとしての初めてのFAカップ決勝を勝ちたい。今はそれだけを望んでいる。

60以上もの試合をした後でもいいプレーができているのには、僕自身ちょっと驚いているかもね。人々はシーズンの初めに、いったい僕たちは何試合することになるんだろうと心配してた。
もし自分に怪我がなければ、それは大丈夫だと僕はずっと思っていた。みんな、僕が自分のキャリアの中で何度怪我をしたか知っているよね。
僕は元気だよ。そのことにちょっと驚いている。でも、僕はピッチの上でも外でも自分をきちんと管理してきたんだ。そして今は決勝が待ちきれないくらい楽しみだ。

決勝でいい結果を出せれば、ワールドカップにもいい心理状態で臨めるだろうね。自分の体調には満足しているし、それを維持しようとがんばってきた。僕は全ての試合に自分の全てを出したい。

今シーズンは、僕にとってベストのシーズンになったと思う。自分の調子にすごく満足している。リーグでもいい結果を残せたし、カップウィナーのメダルはシーズンの最高の締めくくりになるだろう。
それはすばらしい瞬間だろうね。FAカップ決勝でプレーすることをずっと夢見ていた。しかも今回はキャプテンだ。僕にとってすごく特別なことだよ。
僕は以前にもカーディフでカップを勝ち取っている。でも、今回はキャプテンとしては初めての経験で、僕たちはきっちりと仕事をしなきゃならない。
決勝戦でシーズンを終えるっていうのはいいね。リーグでもいい結果を残してきたんだから、最後までそれを続けることが大切だ。

でも、カップ決勝まで来れたことはすごいよ。チャンピオンズリーグの決勝と同じとは言わないけどね、かなり近いものだと思う。重要なトロフィーなんだから、僕たちはそれを持って帰らないと。

今までのウェスト・ハムとの試合は楽じゃなかったよ。うまく行けば僕たちの力が彼らを上回るだろう。ラファ･ベニテスが指揮するチームは、ウェスト･ハムを過小評価して決勝に向かうことはありえない。
僕たちはマンチェスター･ユナイテッドやチェルシーというすばらしいチームを倒してきた。でも、そういう勝ちあがりかたをしてきた後は、最後のハードルを越えられないかもという考えは常に心の中にあるものだ。

ウェスト･ハムは僕たちの前に立ちはだかっている。彼らの中には、全てを賭けて戦うすばらしい選手たちがいる。僕たちは油断せず、自分たちの最高のプレーをしたい。僕たちはリーグ戦でウェスト･ハムに2度勝利したけど、これは全く違う試合になるだろう。
この決勝は僕にとって大きな意味がある。この大会を軽く見ようとしている人もいるけど、僕はそうじゃない。僕はFAカップで勝つということがどんなものかを知っている。もういちどそれを経験したいよ。
FAカップを獲得できたら、すばらしいシーズンの締めくくりになるだろう。僕は、自分がシーズンの始まりみたいにフィットして準備ができているように感じている。まだまだ元気いっぱいだよ。この後のワールドカップが待ちきれないくらいだ。

●ナイジェル・レオ-コッカー（ウェスト･ハムキャプテン　テレグラフ紙）

僕はすごく若いときからスティーブン･ジェラードにあこがれていたし、今もそうだよ。彼は世界最高のミッドフィルダーの一人で、世界のどのチームでもプレーできる数少ない選手の一人だ。
こういう状況は僕をもっと駆り立てるよ。FAカップの決勝で、僕のキャリアの中で一番大きな試合なんだ。ひょっとしたら、もうFAカップ決勝を戦えるチャンスは来ないかもしれない。どんな試合でも、一番肝心なのは、恐れを抱かずに立ち向かっていくことだ。それが、僕たちウェスト･ハムの気構えだよ。僕たちはウェスト･ハムでそういう精神を生み出してきた。今僕たちは、歴史に名を残し、イースト･エンドの伝説になるチャンスを迎えている。

今年のFAカップは本当にビッグマッチだよ。2つの巨大なクラブがぶつかり、世界中からそれを見に来る。ここ数年は、FAカップよりもチャンピオンズリーグやヨーロッパ戦に光が当たっていたけど、今、FAカップはそれに値する注目と栄光を集めつつある。

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キャプテン本当に体調が良さそうです。今シーズンは今までのように怪我で長期離脱することもなく、満足できるシーズンになったようですね。いい締めくくりを期待します。
勝利ももちろんですが、両チームの誰も怪我をしないで欲しい。ファイナルの真剣勝負、手を抜くことは絶対にあり得ませんから、フットボールの神様にお願いするだけです。