CL予選3回戦の相手は、ドローの結果イスラエルのマッカビ・ハイファに決定しました。8月22日か23日がアウェイの試合になりますが、今紛争の真っ只中にいる国ですので、リバプールのサポーターズクラブは、イスラエルでプレーするべきではないと主張しています。
(BBC)-----------------------------------------------------------------
●Les Lawson(リバプール インターナショナルサポーターズクラブ)
「彼らは行こうなどと考えるべきではありません。皆が危険にさらされます。彼らは到着したとたんにターゲットになりますよ。
常識的な判断が、確実に優先されるべきです。ハイファのオフィシャルが、全てが平穏なテルアビブで試合を開催することも出来ると言うのを私は聞きました。しかしそれは馬鹿げていますよ。イスラエルのどの場所にも安全は保証されていません。
イスラエルは今、危険で暴力的な状況です。チーム、オフィシャル、ファン、レフェリー、全ての人々の安全を第一に考えるべきです。UEFAはこの状況が訪れることを知っていました。彼らはここ数週間のあそこでの戦争を知っていますし、ハイファがドローの中にいるのも知っていました。彼らは、ハイファのホームの試合は中立国で開催されると、あらかじめ宣言しておくべきでした。」
●Jacob Schachar(マッカビ・ハイファ会長)「私たちの欧州カップ戦は、通常テルアビブで開催してきました。ですから、この地域で物事が平穏になり、私たちがそこでリバプールを迎えられることを期待しましょう。
イスラエルは今不愉快な状況ですが、テルアビブは平穏です。私たちは自分の町あるハイファで試合を主催したいですが、それは不可能ですから、国の中心都市であるテルアビブで主催することを望みます。
私はリバプールの懸念を理解できますが、それはUEFAが考えることでしょう。そして、リバプールはイスラエルに多くのサポーターを有していますし、もちろんロニー・ローゼンタールは我々双方のクラブでプレーしました。」
●Rob Faulkner(UEFA役員)「私たちは、イスラエルのフットボール協会と関係当局に、私たちに安全に関する保証をするように求めています。
私たちは皆ニュースを見、重大な関心を持っています。状況は日々変わりつつあります。しかし、そうするのが正しい方法であり、私たちはしかるべき人々に求めています。
私たちは今、両クラブと話し合い中ですが、大切なのは選手たちとファン、オフィシャルの安全です---そして、私たちは、これらの保証がなくては試合を開催しないでしょう。
私たちは過去にあそこでの問題と紛争の中で試合をしたことがあり、イスラエル国外で試合をしたこともあります。それはプランBです---バックアッププランです。」
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去年のグループ分けといい今年といい、リバプールはCLで当たりを引きますねえ(笑)。いや、笑いごとじゃないか・・・。
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