サポーターズクラブだけでなく、クラブもイスラエルでの試合に関する懸念を表明。
公式HPより、CL予選3回戦、マッカビ・ハイファ戦に関するラファのコメントです。
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これはクレイジーな状況であり、この時期に私たちがイスラエルに赴くと考えることすら、全く受け入れがたいことです。
私がバレンシアにいた数年前、私たちはドローの結果、UEFAカップでマッカビ・ハイファと対戦することになり、試合会場はキプロスに移されました。あの時は、今ほど悪い状況では全くありませんでした。
バレンシアは、アメリカがツインタワーを攻撃された日にもウクライナで欧州戦がありました。私はあの時の混乱を覚えています。選手たちは、いつ彼らが帰ってくるのかと心配する家族への携帯電話にかかりきりになっていましたよ。そういう状況の中で試合に備えるのは不可能です。
この時期に私たちがフットボールをするためにイスラエルに行くなど、決してできません。考えてみることすらクレイジーですよ。UEFAは、誰であろうと危険にさらすことなどできません。私の心の中では、状況は非常に明らかです。私は今この時あそこにいる人々に対して悲しみを感じます。彼らにとって悲惨な時です。しかし、私たちは、関係する全ての人々の無事と安全を、他の何よりも優先させなくてはなりません。それは、私たちがあそこへは赴けないということを意味します。試合に専念することは不可能でしょう。
UEFAはすぐに判断を下す必要があります。なぜなら、私たちの大勢のサポーターが、今何が起こっているのか知りたがっているからです。
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