負傷者はジョンソンとキャプテンのみ

明日のアーセナル戦に向けて、ケニーのコメントです。
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●ケニー（公式HP）
「出場が疑問視されるのはグレン・ジョンソン一人だけで、他の全員は比較的フィットしていると思う。（キャプテンのリハビリの進行状況を問われて）すばらしいよ。

彼ら（アーセナル）がどう反撃して来るかは私にはわからない･･･我々がどう反撃するかは自分たちにかかっている。自分たちが何をやるかはこちらがコントロールでき、そして彼らを相手に戦うことができる。それが我々がやらなくてはならないことだ。

おそらく、我々は（エミレーツで）勝つべき時期だろう。アーセナルは最も多くのフットボールファンが2番目に好きなチームだ。彼らは見ていて非常に楽しいフットボールをするが、彼らにとっては不運なことに、もう6年間優勝から遠ざかっている。その荷を下ろしたくてたまらないだろうね。
昨シーズンの彼らにはカーリングカップで絶好のチャンスがあったんだが、その日はバーミンガムの方が彼らを上回り、優勝をもぎ取った。

彼らはファブレガスを失い、ナスリがプレーしないかもしれず、二人の出場停止がいるが、それが私たちを楽にしたりはしないだろうね。依然として私たちにとっては困難な試合になるだろうし、私が最大級の敬意を払うチームであることに変わりはない。だから昨シーズンに抱いていたのと同じ気持ちで敵地に赴くつもりだ。しかしうまく行けば、彼らが我々を困難に陥れるのと同じように、私たちも彼らを困難に陥れることができるだろう。

（昨シーズン4月のエミレーツでの対戦は、98分にカイトがPKで同点ゴールを決めた。）あのタイミングを見ると、レフェリーは実際のところ早めに終了の笛を吹いたね。しかし私たちにとってはすばらしい結果となった。
私たちは若いフラノ（ジョン・フラナガン）を右サイドバックで起用し、ファビオ（アウレリオ）は15分ほどで早々に負傷交代し、17歳のジャック・ロビンソンが交代で入り、イングランド代表であるテオ・ウォルコットと対峙してすばらしく良くやってくれた。
あの試合全体に渡って我々は厳しく戦い、本当に良く競い合った。結果に値するプレーだったと思う。

（サンダーランド戦について）後半の出来に私たちは落胆したよ･･･もっと良いプレーができたはずだ･･･しかしもうほんのちょっとツキがあれば、私たちは2点か3点リードしていたかもしれないね。あの時点でよりもむしろ、今振り返って見た方が、試合からポジティブなものをたくさん得ることができたよ。
獲得したばかりの3人の選手にとっては難しい試合であり、ホセ（エンリケ）は試合前日に加入したばかりだった。加えてルイス（スアレス）は1週間しかトレーニングをしておらず、ルーカスは10日間だけだった。
総体的に見れば、その6人の選手のことを考えると、それほど悪くはなかったと思う。アンフィールドでデビュー戦を戦うのは選手にとって大きな試練であり、ホセの場合は24時間前にサインしたばかりで特にだった。

ジョーダン（ヘンダーソン）にとっては、彼が今までプロフェッショナルとしてプレーして来た唯一のチームとの対戦だった。チャーリー（アダム）とスチュワート（ダウニング）はそれとは違う気持ちだっただろうが、それでも彼らにとっても感情が高ぶる時であり、大一番だった。彼らはみんな比較的若い選手だから、あの試合を振り返って考えてみると、試合開始直後の我々は想定したよりも良くやれていたと思う。

（前半は良かったのに後半はそれを維持できず、チームは疲労の問題を抱えていたのかという記者からの質問に）疲労が問題じゃない。新加入の選手たちはああいう風に感情を高ぶらせてプレーし、彼らの前には大きな試練があった。だからさまざまな理由により、後半が前半ほど良くなかったのは理解できることだ。フィットネスに関しては何も問題はない･･･どれだけやれるかを見せるために、アーセナルを相手に頑張るよ！

（エンリケについて）彼は優れた選手だ。プレミアリーグでの経験があり、イングランドの生活に適応している。それは我々の助けになるね。左サイドバックは補強が必要だったポジションだ。若いジャック・ロビンソンはすばらしいポテンシャルを持っているが、私たちは彼に対して責任がある。まだ17歳であり、彼を投入してフルシーズンのプレーを求めるのは誤りだろう･･･しかし彼はそこに近いところに行くだろうね。
環境を熟知しているというのは、常に有益だ。サイドバックを探すにあたり、我々にとってそれは重要な要素だった･･･この競技とプレミアリーグを知っている選手ということがね。彼（エンリケ）には間違いなくそれがある。4年間英国でプレーし、英語もうまいよ･･･私よりもうまい。フットボールも私よりうまいね！だからホセを獲得できたことに我々は本当に満足しているよ。

（エンリケはこの夏の最後の補強かと問われて）正直言って、私には答えられないよ。昨シーズンに『お前はいつ契約にサインするんだ？』とか『契約を提示されているのか？』と聞かれた時と同じようなものじゃないかな。移籍市場が閉じるまでは、私が言える最も正直な答えは『わからない』だよ。」

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今季アウェイの初戦は、ずっと勝利がないエミレーツ・スタジアムです。彼らはセスクがバルサへ移籍し、ナスリはシティ移籍が濃厚で起用が微妙、ソングとジェルビーニョは出場停止です。さらにウィルシャー、ギブス、ジュルー、ディアビを負傷で欠き、ロシツキも鼠径部を痛めた模様。さらにさらに、ミッドウィークにCL予備戦を戦っており中3日での対戦です。リバプールはこれで勝てなかったらいつ勝つのですかという状況ですが、しかし彼らには、カップ戦でほぼリザーブチームの相手にホームでメタメタにやられたという苦ーーーい思い出もあります。あなどれん。

通常彼らは中盤を3枚置くシステムなので、アウェイでリバプールがここをがっちり支配して主導権を取るために、こちらも中盤3枚で対抗してもらいたいと思っています。しかし今のアーセナルには、3枚置くだけの選手がいないかも･･･。それに、ケニーはこの試合も2トップを採用するんじゃないかという気がします。というわけで、スターティングイレブンをこう予想してみました。

　　　　　　レイナ
ケリー　キャラ　アッガー　エンリケ
　　　　ルーカス　アダム
カイト　　　　　　　　　　ダウニング
　　　　　スアレス　キャロル

希望を言うと、ルーカスとアダムの前にアク･･･を置いてもらいたいんですが、去就がはっきりするまで彼の起用はないのかもしれません。じゃあメイレレスとなるんですが、プレシーズンからサンダーランド戦まで、これまでの彼はどうもあまりいいところがありません。
右はフラナガンもヘンダーソンも開幕戦は今一つだったので、ケリーとカイトで。左のエンリケは、ウォルコットをがっちり止められるところを見せてもらいたいと思います。開幕戦の後半失速をケニーは「フィットネスに問題はない」と断言していますので、この試合はきっちり90分間、「走って動く」ハードワークのレッズを見せてもらいたいと強く強く願っております。それから高い最終ラインを保てるかどうか、ここにも注目します。

アッガーはサンダーランド戦で大腿四頭筋の打撲傷を負いましたが、土曜に問題なさそうで何よりでした。シュクルテルもそろそろ復帰して来そうです。ケニーはジョンソンとキャプテン以外は全員OKと言っていますが、ということは先週アキレス腱を痛めたアウレリオも問題はないんでしょうか。人数に入ってないことは･･･ないですよね･･･。

移籍に関してですが、アジャラに続いてエル・ザールのレバンテ移籍が公式HPにアナウンスされました。数日以内に2年契約で正式サインになる見込みだそうです。アジャラはプレミアのチームに、エル・ザールはラ・リーガに、それぞれ活躍の場を得られたことはとてもうれしいです。デゲンもQPR移籍のうわさが数日前に出ていましたが、その後の進展は聞こえてきません。市場のクローズまでには、どこかに決まるだろうと思います。エンゴグはボルトン行きの憶測がエコー紙などで取り上げられています。

獲得の方に関しては、最近またケーヒルのうわさが活発に出ていますが、タイムズ紙のベン・スミス記者はツイッターで「LFCはこの選手を追いかけてはいない」とつぶやいています。「もし実現したらびっくり」だそうです。そうですか･･･びっくりしてくれないかな。でもLFCはディフェンダーを一人探しているようだとも言っており、ショークロスはオプションの一つだそうです。
ケーヒルは契約期間が残り1年なので、ボルトンとしては放出するならこの夏しかないと思うんですが、延長にサインするんでしょうか。市場が閉じる間際まで駆け引きが続くのかもしれませんね。それからバーミンガムは木曜にEL予備選を戦いましたが、ダンはベンチ入りもしませんでした。カップタイドを避けたのか？そこはリバプールには関係のないところですね（泣）。もちろん負傷で出られなかったという可能性もあります。