若手あれこれ

パチェコについてホジソンが数日前に語ったコメントが、なぜか今頃メディアに報道されています。もともとポウルセンを誉めたコメントの最後にちょこっと触れられていたんですが、改めてその部分を。
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●ホジソン（Liverpool Daily Post）
「彼（パチェコ）は特定のタイプの選手で、問題なくやっているよ。彼は良く見える時もあれば、あまりそうでない時もある。自分のプレーに取り組んでいるところだ。
彼はあの残念なノーサンプトンの試合に出場した。ファーストチョイスの13～14人から外れている選手たちにとって、あの試合が『自分を戦力に入れろ』と私に訴えるすばらしいチャンスであったのは事実だが、もちろん、出て行って信頼を勝ち取った選手は、ソトとシェルベイの二人だけだった。
彼はいつ再びチャンスを得られるか？多分ヨーロッパ戦の試合の中のどこかかもしれないし、それはわからないね。彼はその試合で一気に爆発するかもしれない。しかし、それをリザーブの試合でやるのは非常に難しい。」

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このコメントを読んで、ホジソンはパチェコをあまり評価していないんだなと実感しました。少なくとも最近の起用を見る限り、彼よりもエクレストンの方を評価していることは間違いないですね。もったいないなあ･･･。これは20日土曜日に出た記事ですが、今になってこのホジソンのコメントがメディアに取り上げられている背景には、パチェコが1月に移籍するかも、という感触があるようです。
うわさでは、マラガやエスパニョールなのどスペインの複数のクラブの名前が出ています。彼は火曜にリザーブマッチがあったにも関わらず先週末にスペインに行っており、帰って来たのは月曜の夜でした。帰郷の理由はわからないんですが、何かヘンだ･･･。若手育成の方針を明確に出している新オーナーが、U19欧州選手権で得点王の選手をそう簡単に放出するわけない、とは思うんですが、最近の動向に不安です。

一方で新たな期待のスペイン人選手、スソが2013年までのプロ契約を交わしました。彼は公式HPに、リバプールを選んだ理由を語っています。
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●スソ（公式HP）
「僕はとても幸せを感じているよ。ここに長い間いたい。がんばってリバプールのファーストチームでプレーして、全試合に出たいよ。でもそれを達成するためには、もっと一生懸命がんばって、毎日全力を尽くさなければならないね。

僕は彼ら（バルセロナとレアル･マドリー）から良いオファーをもらっていたんだ。レアル･マドリーとサインすることになってたんだけど、その前日に電話が来て、ラファエル･ベニテスと話をしたんだよ。彼はリバプールが僕のためのクラブだと、僕に確信させたんだ。それがあって、僕は自分のプランを変えざるを得なかったよ。僕はリバプールに行こうと思ったんだ。
僕はいつもラ･リーガよりプレミアリーグの方が好きだったし、ここに来るほうが自分にとって良いと決断したんだ･･･イングランドの気候があってもね！

2005年のチャンピオンズリーグの決勝、リバプールがACミランを破った試合を見ていたのを覚えているよ。驚くような決勝で、あの後僕は、このチームでプレーするという考えが本当に好きになったんだ。」

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スソは来た当初は言葉もわからないし故郷が本当に恋しかった（特に故郷に残した彼女が）そうで、毎日のようにスカイプで電話をかけていたそうです。しかし今はすっかりリバプールの生活になじんで言葉の問題も克服し、楽しくやっているとのことです。外国人選手の場合、環境に適応できるかどうかは非常に大きいですね。

リバプールにやって来る若手選手、特に外国人選手は、ほとんどが他のビッグクラブからも注目されている選手です。そういう彼らが、それぞれの理由からリバプールを選んでくれて、ここで活躍することを夢見て故郷を離れてがんばっています。彼らが自分の決断は正しかったんだと思えるように、順調に成長して成功して欲しいと強く思います。そして周囲の人たちは、そういう彼らを強く厳しく暖かく育ててもらいたいですね。

それから、うわさのエデン・アザールの代理人が、「1月の移籍はありません」とコメントをしています。
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●John Bico代理人（Sport.co.uk）
「彼が1月にクラブを去ることは間違いなくありません。彼が去る可能性はありませんよ。絶対にリールに留まります。
現時点で彼の未来について私が言える唯一のことは、リールでできる限り最高のシーズンを過ごすのが彼の一番の目標であり、1月の移籍はないということです。彼は良いクラブに所属しています。
夏に何が起こり得るかを話すつもりはありませんが、彼が1月にクラブを去る可能性は全くないと言えます。彼はあれほどの絶好調におり、他の場所に目を向ける理由がありません。現時点では、彼は自分のフットボールを楽しんでいます。」

●ミシェル・セイドゥー会長
「今のところの我々は、彼のプレーを見て喜ばせてもらっています。我々は楽しんでいますよ！日曜の彼は信じられないほどでした。あの寒さの中で、我々を暖めてくれました。
隠すつもりはありません。あれほどの才能ある選手ですから、リクエストは間違いなくあるでしょうね。しかしあの選手は、自分がここで上手くやれており、彼が自分のレベルまで達する助けとなってくれる人々がここにいることを、良く理解しています。ダイヤの原石とは良いものですが、砂漠の真ん中では役に立ちませんよ。」