移籍ラストスパート

キルギアコスのヴォルフスブルク移籍が正式にアナウンスされました。2年契約です。ヴォルフスブルクの公式サイトでは、マガト監督と彼のコメントが紹介されています。
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●マガト監督（ヴォルフスブルク公式サイト）
「我々のディフェンスは安定を欠いており、ここにてこ入れが必要だった。キルギアコスはすぐにも我々を強化し、力になってくれる選手だ。彼は経験豊富でブンデスリーガを知っており、適応に時間を要しない。」

●キルギアコス
「ヴォルフスブルクは優れたクラブだ。2009年にはチャンピオンシップを獲得し、それは今も僕の頭の中にある。僕はここにプレーをしに来た･･･可能ならば全試合に。僕はフィットしているが、いつ起用されるかは監督が決めることだね。」

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ギリシャのメディアにキルギアコスはすでにドイツ入りしていると報じられてから、正式アナウンスまで電光石火でした。ヴォルフスブルクは開幕3試合で8失点しており、ディフェンスにすぐにも補強を必要としていたそうです。
彼はリバプールが苦しい状況の中加入し、本当に助けてもらいました。彼の空中戦での存在感に何度拍手したことか。ホジソンの時代にはファーストチョイスになることもありましたが、新チームのプランの中では、残念ながら居場所を失いつつありました。彼を必要としているトップリーグのクラブに活躍の場所を見い出せたのはうれしいです。これからは長谷部がチームメートですね。どうかギリシャのポセイドンをよろしくお願いします。
蛇足ですが、キャプテンといいキルギアコスといい、リバプールでは今スティーブ・マックイーンが流行りなんですか･･･？

キルギアコス、アジャラがクラブを去り、ウィルソンはローンを志願してクラブも容認しており、ケリーは目下右SBで活躍中となると、これは新CB獲得のめどがついたのか？と期待がぐぐぐいっと高まります。テレグラフ紙は、月末までにウルグアイ人ディフェンダー、コアテスの獲得を狙っていると報じています。むおおお、ついに来たか？

記事によれば移籍金は￡12m（安！）。ちなみにキルギアコスはフリートランスファーだと書いています（･･･）。コアテスはサンパウロ移籍が内定してましたが、コパで価格が急騰、所属クラブのナシオナルはもっと高く売れそうだと踏んで取引を反故にしたそうです。

競争率高そうだし所属クラブは強欲そうだし、まだ「狙っている」というだけの話ですが、それでも思わず期待しちゃいますね。今朝のユナイテッドとトテナムの試合を見てちょっとだけ「ちきしょー」と思っていましたが、この移籍話がもし実現したら、「こっちの方が空中戦強いもんね、ハッハッハッ！」と高笑いできます（単純）。移籍市場は残すところ9日、ここからがラストスパート。最後の最後にコモリが大仕事をしてくれることを期待します。でもあまり期待しすぎないように気を付けます。

テレグラフの記事には、ケニーはベラミーにローンオファーを出すかもしれないとも書いています。そうなれば彼は賃金カットを受け入れなければならないし、シティがライバルに塩を送るかどうかわからないので、成り行きは不透明。彼は元レッズだし、子供のころからのレッズファンだし、個人的に好きな選手でもあり、もしもエンゴグが移籍するのなら第4FWとして良い取引じゃないかと思います。暴れん坊ですがケニーには頭が上がらなさそうだし。

それから出ていく方の話題もいろいろ出ています。まずはアクイラーニ。彼自身が「ミランに移籍が決まりそう」とガゼッタ紙に語ったと日曜に各メディアで報じられ、それに続いて関係者もいろいろコメントをしています。
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●アクイラーニ（SKY SPORTS）
「ミラン加入は近い。」

●アッレグリ監督（Football Itaria）
「アクイラーニはすばらしい能力を持つ選手だ。彼はピルロの代わりになれるだろう。」

●ベルルスコーニ会長（ESPN）
「我々はアクイラーニに関して交渉中だよ。私は彼をとても気に入っている･･･興味深い選手だよ。（副会長の）ガッリアーニとアッレグリと話し合いを続けて来た。どうなるか見てみるよ。」

●Zavaglia代理人（ESPN）
「この件について関係者が話し合いを続けています。水曜か木曜には全てが決まるでしょう。」

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代理人は月曜にミラン入りしている模様で、この人の期限の話は全く信用ならないんですが、交渉中であるのは間違いありません。アクイラーニのイタリア復帰願望を考えると良いことなのかもしれませんが、問題は条件です。イタリアで報じられている内容によると、とりあえず1年ローンという形にして移籍金は来年の夏にミランが支払い、金額は6mユーロ（￡5m）、さらに給料の減額分を補てんするためにリバプールがアクイラーニに1mユーロ（￡0.8m）を支払うということです。いやちょっとこれは、今は元気でぴんぴんしている27歳の現役アッズーリの値段としては、あまりにも低すぎるんでは？ミランふざけすぎじゃないのと思うのは、私だけではありませんよね？ここはコモリに踏ん張ってもらって･･･でも移籍が実現しないとそれはそれで困りそうだし･･･くそお。

それからJ・コールのQPR移籍の話題もまた出てきています。QPRはオーナーシップが変わってウォーノック監督には資金が与えられ、ローン移籍で彼の給料が払えるようになったかもしれない？という話です。しかしウォーノック監督はJ・コール獲得を希望しながらも、やや慎重な発言をしています。
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●ウォーノック監督（ESPN）
「我々は、ただ金を無駄に使うつもりはないよ。このクラブに能力ある選手を獲得することは必要だ。ジョー・コール？おそらく我々は、彼の今の給料の30か40％しか賄えないだろうね。会長は私の獲得ターゲットをわかっており、それについて話し合いをしているところだ。
この人、Tony Fernandes（新オーナー）がやって来て、夢が現実になった。自分が夢にだけ見ていた選手を実際に獲得するチャンスなど、そうやって来るものじゃない。私はユートピアにいるよ。」

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さらにもう一つ、インテルがカイト獲得のオファーを出したと、彼の代理人がオランダメディアに発言したと各メディアに報じられていますが、エコー紙はこれを「1年前の古い発言」とばっさり切り捨て、カイトもオランダメディアVoetbal Internationalに「リバプールで幸せ」と語っています。
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●カイト（SKY SPORTS）
「僕が知る限り、これ（移籍のうわさ）に事実は何もない。僕はリバプールでとても幸せだよ。何かあるなら、3か月前に2年契約延長したりはしなかった。すぐ出ていくつもりなら、そんなことはしないよ。」

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そりゃそうでございます。市場がオープンしている時はいろんな話が湧き上がって来ます。そんな彼は楽しくカートで爆走中。