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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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移籍について、パチェコとマラガSDのコメントです。また、パレルモはルーカス獲得に意欲のコメントをしています。
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●パチェコ(Click Liverpool)
「僕は本当にここに残りたいんだ。2、3日以内に監督と話をする予定で、僕たちは将来のことを決断するつもりだ。上手く行けば僕はここに残って、何試合か出場できると思う。だから見てみるつもりだよ。努力してできるだけたくさんのチャンスを得て、チャンスが来た時にはそれを掴むつもりだ。
戻って来て、ファーストチームでプレーできて喜んでいるよ。チャンスをくれて監督が僕に信頼を示してくれたのは本当に嬉しい。彼に応えるために、懸命に頑張るつもりだ。」
●Abdullah Ghunbn マラガ副会長(SKY SPORTS)
「我々はリバプールと話し合いをしていますが、数多くのクラブがこの選手に興味を持っていることを知っています。私たちは、リバプールに対して出来得る限りの提案をしています。しかしまだ合意には達していません。」

●Walter Sabatini パレルモスポーツディレクター(SKY SPORTS)
「(Mediagol.itからのコメント)ルーカス・レイバの件でリバプールと話し合いをしているか、ですか?ええ、予備的な話し合いですが、既に話し合いはしています。リバプールは彼は売却しないと言っています・・・私は、そこに融通の余地はあると捕らえています。
金額はいくらか、ですか?彼らは彼を10m(£8.31m)と評価しています。しかし、クラブがその額を投資してもいいと考えるならば、最終的には6~7m(£5~6m)で取引できるのではないかと私は思っています。

(Live Siciliaからのコメント)ルーカスですか?可能性はかすかで、我々には忍耐の覚悟が必要です。」

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マラガもパレルモも意欲満々・・・マラガは本当にパチェコを欲しそうです。どちらのクラブも早々にお引取り願いたいところですが、パチェコの方はソシエダも興味を示している模様。ルーカスの移籍はおそらくないでしょう。今彼に出て行かれたら、中盤に巨大な穴が開いてしまいます。マスチェラーノが残留となればまた話は変わってくるでしょうが・・・。
木曜のパチェコはボールを何度も失いはしましたが、彼がそれで決して臆することなく、スペースを探して動いてボールを要求しているのに、すごく好感が持てました。ちょっとルイガルを思い出してしまいました。できればファーストチームで経験を積ませてあげたいですが、今の彼の実力、そして彼のポジションンの選手たちを見ると、ちょっと厳しい気がします。リザーブではもう彼は別格なので、経験を積ませるにはローンもいいんでしょうが・・・しかしスペインにローンに出てしまうと帰って来る気がしないので、プレミアのどこかのチームにお願いしたいところです。

それからこれはファンサイトの情報ですが、SKY SPORTSイタリアが、インスーアのジェノア行きの可能性を報じているそうです。これから数日以内に決まるかもしれない、と言っているそうです。クラブはやっぱり彼を売却したいのか。公式サイトを見ると、取ってつけたように割り振られた50番が、また番号なしに変わっていました。あまりと言えばあまりなしうちでございます(泣)。

もともと公式サイトの選手プロフィールを見てみたのは、そろそろ登録選手17人を数えてみようかなと思い立ってでした。ホームグロウンに当てはまらない選手を見てみると、番号順に

カバリエリ、アクイラーニ、アッガー、トーレス、アウレリオ、ヨバ、キルギアコス、マキシ、カイト、バベル、マスチェラーノ、ルーカス、エンゴグ、レイナ、プレシ、イタンジュ、エル・ザール、シュクルテル 以上18名でした。プレシ、イタンジュ、エル・ザールは戦力として考えていない可能性が高そうで、そうなるとポウルセンが入ってあと1枠ということになります。

クラブ買収に関しては、日々刻々とニュースが流れていますが、BBCのDavid Bondの記事がなかなか良くまとめてあると思ったので、それを訳してみました。
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まだ正式のオファーはされていないが、黄氏と彼の後援者によって出された取引の総額は、£450mであると考えられる。この額は、リバプールの負債を支払うのに約£300m、そして£150mが新スタジアム建設の着手と選手獲得に使われる。

これは、2つの理由で重要な意味を持つ。

第一に、黄氏はアメリカ人オーナー、トム・ヒックスとジョージ・ジレットに、クラブ買収に際して割増金を支払うつもりがないということを説明している。今現在の負債総額を測るのは難しい。しかし我々の認識では、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドは£237mを貸し出しており、その上にさらに他のところに負債があるということだ。
さらに知られているのは、最も新しい会計報告によれば、ヒックスとジレットは、借入の保証金、スタジアム建設、選手獲得におよそ£144mを投資している。しかしながら今の最新状況では、もし黄氏の入札が成功すれば、ヒックスとジレットはリバプールを3年間所有して、何の利益も得られないことになる・・・その事実は、彼らの負債を使ったクラブ買収とオーナーシップを痛烈に批判していた、大多数のファンを喜ばせることになるだろう。

二つ目の興味深い事実は、新スタジアム建設と選手獲得のために黄氏が使う資金が、比較的控え目に設定されていることだ。スタンリー・パークにクラブの新スタジアムを建設するための概算費用は、2009年にそれが延期された時にはおよそ£350mで、ヒックスとジレットはその計画を実現させるだけの資金を用意できなかった。一部の敷地整備と初期準備を除き、主な作業は何も行われていない。
黄氏が£150mのうちのどれだけをスタジアムに当てているのかは不明だが、それが全額であったとしても、リバプールがプレミアリーグの最高レベルで競い合うために必要としている、近代的なスタジアムを建設する費用には明らかに不足である。
その資金のうちいくらかがチームに廻され、仮に£150mを等しく二つに分けたとしても、ロイ・ホジソンのチームをを一夜にして変貌させるだけの移籍資金とはとうてい言えない。

それでも、黄氏はこれを単なるスタートと見なしている。彼と彼の後援者は、もしクラブを手中に収めれば、その時にはスタジアムとチーム補強のためにさらなる金額を出資すると考えられている。

金曜日には、リバプール買収を目論んでいる中国人ビジネスマンは、黄氏1人ではないという事実も浮かび上がった。投資銀行である Franklin Templeton Investmentsの副会長、Guang Yangも、入札が成功すればリバプールを保有する機関となるQSLスポーツリミテッドの共同会長として、黄氏とともに仕事をしている。
この2人に加え、シカゴに拠点を置く企業、Sportscorp LtdのMarc Ganisも、リバプール買収のオファーを構成するために助力している。

Ganisが語ったところによると、リバプールへの「正式オファー」はまだ提出されていないが、売却を統括している人物であるクラブ会長のマーティン・ブロートンに対しては、月曜に「概要計画」を提示した。彼はさらに、中国投資有限責任公司(CIC)・・・共産国家の政府系投資ファンドであり、世界で最も豊富な資金力を有するファンドの一つ・・・は受動的投資家(※経営に関与することのない投資家)になるかもしれないが、直接的な経営には携わらないと語り、中国政府による関与についての混乱したうわさをある程度整理した。それは、木曜の各紙で報じられた、中国政府がリバプール買収の背後にいる謎の投資家であるという話を否定していた。

情報筋は私に、現在CICは黄氏に直接投資をしているわけではないが、これからそれはあるかもしれないと明かした・・・おそらく、新スタジアム建設の資金を提供するために。
そうは言っても、現金を提供しているのではないにせよ、中国政府が黄氏とYangを支援していないと想像するのは困難である。

それでは、これから何が起きるのだろうか?

ブロートンとバークレイズ・キャピタルは、来週の金曜日までに望ましい入札者を選ぶのに先立って、興味を示した入札者たちの資金調達を来週に検証することになる。選ばれた入札者が誰になっても、その後クラブの帳簿に関してデューデリジェンスの実施が必要で、そして取引完了となる。ブロートンの目標は、その処理を含めて今月末までに全てを終了させることだ。

シリア・カナダの実業家であるYahya Kirdiの広報は木曜、ヒックスとジレットとの取引は合意間近であると主張した。しかし現段階では、彼はブロートンには本気の入札者としては扱われていない。さらに謎なのは、Kirdiがなぜ直接ヒックスとジレットに話を持っていったのかということだ。彼らオーナーたち自身が4月に語ったように、ブリティッシュ・エアウェイズの会長を彼らの代理人として任命しているにも関わらずである。
クウェートの Al Kharafi家は入札を準備していることを否定したが、ニューヨークを拠点にするRhone Group同様、過去には興味を示している。

状況は非常に不透明であり、あまりにも多くの解釈や事柄が飛び交い、誰が最後にリバプールのオーナーとなるのか、それを確実性を持って予想するのは不可能である。しかしなんとかそれを掻き分けてみれば、少なくとも興味を示している人物はおり、イングランドフットボールにおけるヒックスとジレットの災難は、間もなく終了が近づいているのかもしれない。

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最後は「結局わかんねーよ!でもオーナー退場は近そうだね」でした。長々読んで最後はこれかい!と思った方は申し訳ありません(苦笑)。補足すると、黄氏の買収計画は、1.まず負債を完全にきれいにする 2.スタンリーパークに新スタジアムを建てる 3.選手補強に「どっさり」資金を投入する 4.アジアにおけるリバプールのファンと商業活動の拡大 この4つの柱と言われています。新しい胸スポンサーであるスタンダード・チャータード銀行が主にアジアで事業を拡大させていることも、アジアの市場開拓のはずみになると言われています。CICのかかわりに関しては、CIC自身が否定も肯定もしておらず、過去に彼らがうわさに上げられた時は事実でなければ即座に否定しているところからかんがみて、沈黙イコール肯定であると考えられています。スタジアム建設と選手補強に関しては、£150mのうちスタジアムに£100m、補強に£50mとも言われています。BBCは£75mでも足りないなんておっしゃっていますが、£50mが提供されるなら、レッズファンは雲の上を飛び歩くような気持ちになれると思います。シティになりたいわけじゃないですしね。

シリアのKirdiに関してはメディアも本気で買収する気があるのかもっぱら懐疑的なようですが、本人が「間もなく合意」と明言しているものをサクラと断定する根拠があるわけでもなく、いちおうそう言ってますよ、という感じです。
BBCの記事によれば、新オーナーはクラブの負債推定£300mは支払い義務がありますが、持ち株会社のKOPホールディングスがKOPケイマンに借り入れしている£144mについては支払い義務がないようですね。ザマー、借金抱えてアメリカに帰れ!

ヒックスはつい最近テキサス・レンジャーズを売却しました。連邦破産法を申請してノーラン・ライアン率いる会社に売却することを目論んでいましたが、債権者団体の抵抗にあって結局競売にかけられることになり、裁判所は提示額の少なかったライアンの会社を選んだそうです。債権者団体はヒックスにおよそ$525mを貸し付けていますが、この売却で回収できるのはわずか$75mだそうです。裁判官は債権者団体に、「でもヒックスの会社は他にも持ち物があるから、そこからどうぞ回収なさってください」と言いました。RBSはますます、一刻も早く彼と縁を切りたくなったでしょう。ヒックスはダラスにあるアメリカン航空センターの株式の50%もお持ちだそうですので、まずはそこから回収をお願いしたいです。
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無題


アメリカ人のボンクラ兄弟(兄弟じゃないけど)もいよいよ見納めでしょうか?というか、往生際が悪すぎてとっくにみんなドン引きですけどね。

シリアの富豪さんとやらは、買収についての報道がされてる割には顔や素性を伝えるメディアがないから狂言じゃないかと思っています。

さすがアメリカ人。はったりもスケールがでかいですね。

Re:無題

ボンクラ兄弟と言うとちょっとかわいらしくていいですね(笑)。相当仲の悪い兄弟みたいですが。

結局今のところ、信憑性がありそうな買い手は中国しかないんですよね。彼らが本当に真剣に買うつもりがあるのか、それとも壮大なPR活動なのか、あるいはこれからインドや他のところから誰かが登場して来るのか、見守りたいと思います。

無題

インスーアはフィオに結構キツイと思われる要求突きつけたところを見ると出て行きたくないように思えます。
なので個人的にはジェノアにインスーア側の要求が呑めるとは思えません。
意外とあっさり決まっちゃったりして。
あと、フラミニの話をある方のブログで読んでビックリしたのですがフニクラさんは何か知りませんか。もしフラミニがくるなら歓迎です。
ポウルセン、、、

Re:無題

インスーアは月曜に決まり、なんていう報道もあります(泣)。おっしゃるように本人が出て行きたいのならすんなりヴィオラに決まっていただろうと思いますので、クラブ主導の移籍なんでしょうね・・・誤報だといんですけど。

フラミニの話は数日前にちらっとうわさになって、「うおおおおおー!」と歓喜したんですが、それっきり具体的な報道はありません。選手サイドやクラブから何のコメントも出ていないので、あくまでうわさの域を出ない話題だと思います。でも来て欲しいなあ。
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