ケリー、U21初キャップ？

イングランドU-21代表に初選出されたケリーは、今日ウズベキスタンと親善試合を行います。FAのサイトに意気込みを語っています。
----------------------------------
●ケリー（FA.com）
「プレシーズンでは良いプレーができていたから、この親善試合に選ばれるチャンスがあるかもしれないとは思っていたんだ。そして本当に選ばれたよ。代表仲間はほとんど知り合いで、彼らにまた会えてうれしいよ。
ここにいてワクワクしているし、一緒にやるのが待ちきれないんだ。イングランド代表に召集されるというのは、プロフェッショナルなら願っていることだし、子供の頃からの夢でもある。上手くいけば、僕はこのチャンスを掴んで、スチュアートに自分に何が出来るかを見せ、もしかしたら来月の試合にも呼ばれるかもしれない。

今年のプレシーズンでは、リバプールで試合に出るチャンスをもらった英国人仲間が他にも何人かいた。そういうチャンスをもらったら、その時には、自分がステップアップできるだけの力があり、レギュラーベースで加われるというところを見せなければならない。

（対戦相手のウズベキスタンは、1年前のU-20ワールドカップで対戦し、1-1の引き分けでイングランドはグループステージ敗退した。）僕たちが勝ち上がるためにはあの試合で勝利が必要で、彼らの戦略は深く引いて僕たちに得点させないというものだった。それをすごく上手くやり、そしてカウンターアタックで得点した。僕たちはほとんどボールを支配していたんだけど、僕たちにはあらゆるプレッシャーがかかっており、勝利を期待されていた。僕たちの方が優れたチームだったと思うけど、結果はそれを反映しなかったね。そして彼らは彼らの望んでいた結果を手に入れたんだから、賞賛しなければならないと思うよ。
もし僕たちが自分たちのチャンスにしっかりと決めていれば、3ポイントを獲得できたかもしれない。火曜も恐らく、似たような試合になるだろう。」

----------------------------------
U-21初キャップなるか、頑張って欲しいですね～。できればCBでスタメンに入ってもらいたいです。順調にキャップ数を重ねて、2012年の自国開催オリンピックにはぜひ代表で！その頃には、いやEUROの代表の方に入れろとか、彼がプレシーズンに連れて行かれてはクラブは困るんですとか、そんな話が出て来るような選手に成長していてくれたら、と夢は膨らみます。

大変騒がしいクラブ買収に関して、キャラがコメントをしています。
----------------------------------
●キャラガー（SKY SPORTS）
「正直、俺たちは何も聞かされていない･･･もっと上の人間たちがやることで、俺たちはあまり関わるべきじゃないと思う。こういうことは俺たちの手には負えないさ。ピッチの上での自分たちのやるべきことに集中するだけだ。

チャンピオンズリーグからはじき出されて、俺たちの一番の目標はトップ4に復帰することだ。それができれば、マンチェスター･シティのようなチームと競争して、良くやったと言えるだろう。しかしそこまで行けたら、状況は変わって俺たちはさらに上を見ることができるかもしれない。トッテナムは昨シーズンは（4位で終わって）本当に良くやった。しかし、チャンピオンズリーグのフットボールが彼らにどう影響するか、それは誰にもわからない。
遅れを取るクラブもあれば、前に進むクラブもあるだろう･･･願わくは、俺たちは前に進むクラブの一つでありたいね。」

----------------------------------
「ピッチに集中する」と言いながら、「フットボールのことは全部読む」というキャラはあらゆる新聞のこの話題を隅々目を通していると思いますけどね。しかし、それで彼がピッチ上の集中力を切らすことはないでしょう。記事では新オーナーが決まれば彼の契約延長が提示されるだろうと書いてありますが、そんなことは関係なくすぐにでも延長オファーを出してもらいたいところです。

※買収に関してはいろんなニュースが出ており、はっきり言ってわけがわかりません。ここからは書いてる本人もよくわかっていないので、それでもいいよという方は読んでください。

買収に関して最新の報道では、シリアのYahya Kirdiがクラブ買収に関して両オーナーと既に合意し、日曜のアーセナル戦前にも正式サインを目指しているとSKY SPORTSが報じています。このニュースが出た時の現地フォーラムの反応は「釣り」「牛のうん○のように臭う」とさんざんでしたが、SKYはあくまで買収の可能性を報じています。このキルディ氏という人物は4月にもちらっと買収のうわさが上がっていたんですが、彼自身の投資会社にはクラブを買収するだけの資金力はなく、UAEの首長国の一つである、シャールジャがバックについての買収と言われています。アブダビのような石油で潤う国ではないので、ドバイのお隣で観光が盛んなようです。キルディ氏はジレットの息子の友人でもともとジレットが引っ張り出して来た人物で、今の現地フォーラムの話題はもっぱら「ブロートンや役員会の頭越しにオーナーズが売却にサインできるのか？」ということに移っています。

各紙によれば、ブロートンは今週一杯オーナー候補のオファーを受け付け、それからデューデリジェンスをし、翌週には候補を1人に絞ると言われています。今のところ「少なくとも2つ」はオファーがあると見られており、それは黄氏とキルディ氏です。うわさに出ていたインドのロイ氏は「現在オファーするつもりはありません」とコメントをしました。スケジュール通りに進んで役員会がオーナー候補を1人決めたら、その後プレミアリーグが最大10日間をかけて、このオーナーの適正審査をします。それを考えると正式に決まるのは、どんなに順調に進んでも8月末ぎりぎりではないかと思います。

先週末にかけて、このクラブ買収話は混沌というか混乱というか、二転三転して「ジェットコースターみたい」な感じでした。タイムズ紙の報道から１日してフィナンシャル･タイムズ紙が黄氏に関して全く異なる報道をして、ファンの期待は一気にしぼみました。その報道を要約すると、
「CICに近い情報筋は、彼らの黄氏への資金提供に関して『とんでもない。そのうちメディアは、CICはプレーボーイを買うと言い出すんじゃないですか？』と語った。香港のQSLスポーツの所在地のビルオーナーに聞くと彼らが入居しているという事実はなく、QSLスポーツに電話で問い合わせると、最初はそこにあると言い、次は引越したと答えた。引越し先の北京の小さなオフィスには従業員がおよそ15人」
というものです。
天下のフィナンシャル･タイムズでしょうということでファンの間の黄氏に対する信頼は一気に崩れ去ったんですが、タイムズ紙をはじめとする各紙は追随せずに、あくまで中国が買収最有力という立場を今のところ崩していません。それで、どちらが正確な情報なのか、そもそも正確な情報なんてあるのか、計りかねているというの現状です。
黄氏にしろキルディ氏にせよ、彼ら自身にクラブを買収できるだけの資金はなく、どこかがバックアップについていなければクラブは買えません。それだけの資金力を有しているのはローヌ･グループとクウェートですが、この二つは沈黙を保っています。

私の知る限りではこんな感じです。すみませんわかりにくくて、私も良くわかっていません。後は、ブロートンが正しい判断を下してくれることを信じるのみですね。どこかを選ぶか、それともどこも資格なしと判断するかもしれませんし、他のところが入札に現れるかもしれません。とにかく、ただ少しでも金が欲しいだけのオーナーズの独断売却は、なんとしても阻止！

ぜんぜん話し変わって、トーレスは新車で早速おまわりさんに切符切られちゃったんでしょうか？ボンドカーもしょんぼり。