疲労と不調

カイトとキャプテンについて、ラファのコメントです。
------------------------------------
●ラファ（Liverpool Echo）
「今シーズンは負傷者が多発しているため、あまりにも多くの試合に出場しなくてはならなかった選手たちが何人かいます。しかし、もう少し選手たちが戻って来れば、異なるやり方でやりくりし、休みが必要な選手たちを休ませることができるようになるのは間違いありません。
ディルクはプレー時間が多すぎる、それを私たちは認識しています。彼はフィオレンティーナ戦でちょっと休むことも可能でしたが、エンゴグが体調を崩したために、彼のプレーが必要になりました。
彼は驚くべき選手で、その運動量はすばらしいものがあります。選手全員のスタッツを見ていますので、それがわかります。彼はいつでも試合の中で最も走っている選手の1人ですが、私たちは可能ならば彼を休ませたいと考えています。そうすることで彼のプレーは改善されると考えています。

（スペインサッカー協会が、トーレスに手術をさせるように求めて来たという報道に関して）私はスペインサッカー協会のスタッフと非常に良い関係を持っています。何もコンタクトはして来ていませんよ。

（テレグラフ紙より、キャプテンについて）彼は良くなりつつあります。しばらくトレーニングをしていませんでしたが、フィジカルレベルは改善されつつあります。
彼は自分は改善しなくてはならないとわかっており、それは私にとって非常にポジティブなものです。彼は自分が私たちにとって非常に重要な選手であることを認識しており、私たちは彼のスタッツを分析していますが、はるかに良くなりつつあります。
前回の試合（ポーツマス戦）は彼は本来のレベルではありませんでしたが、そういう試合はあるものです。彼は、自分がフィジカル的に向上していることを認識しており、今最も重要なのは自信です。

彼はあれだけ優れた選手ですから、ファンは彼がいつでもベストのプレーをしてくれることを期待します。チームと共にトレーニングができていなかった状態では、それはたやすいことではありません。彼は自分自身にプレッシャーをかけています。本当に懸命に努力し、時には懸命過ぎるほどです。彼はチームを助けたいと願い、ピッチ上で私たちのキープレーヤーになりたいと願い、もっと力を出したいと願っています。しかし、それができない時もあります。ですが彼はまだあまり年を取っているわけではなく、ピークを超してはいません。もし彼に特に問題がなければ、シーズンのこれからははるかに良くなるでしょう。
彼にとってベストなのは自分のクラブについて考えることで、ワールドカップについて考えられるのはシーズン終了後であることを、彼はわかっています。」

-----------------------------------------
ラファもついに鉄人カイトを休ませるか！？彼が調子を落としていることは誰もが認めるところで、それが疲労のせいではないかとも皆が感じています。ミッドウィークはアウェイのヴィラ戦ですから、ウルヴズ戦には彼は休みの可能性が高そうです。すると右にベナユンが廻り、左にアウレリオ、ドッセーナ、バベルの誰かか。
キャプテンに関しては、ラファのコメントの通りになることを願うのみです。記事では、彼の精神的な負担が不調の原因の一つかもとも言っています。しかし、精神的な重圧で調子を落とすような選手はレッズキャプテンではありません。まあ、ちょっとナイーブなところはありますけどね。頑張れキャプテン･ファンタスティック！

シーズンも折り返し地点が間もなくで、そろそろどのチームも疲労がたまってくる頃です。今までチームは26試合をプレーしていますが、総出場時間のトップ10は下記のようになっています。

カイト･･･2,131
レイナ･･･2,070
キャラガー･･･2,062
インスーア･･･2,020
ルーカス･･･1,938
マスチェラーノ･･･1,791
ベナユン･･･1,648
キャプテン･･･1,631
ジョンソン･･･1,604
トーレス･･･1,317

これに代表戦の時間を加えると、マスチェラーノは3位に上がります。これから彼の出場時間はしばらく増えませんけどね（泣）。しかし、チームと彼自身にとって、これは良いリフレッシュの時間になるかもしれません。してくださいお願いします。