「状況を見て」byラファ

ウルヴズ戦に向けて、タイムズ紙の記事です。
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ラファ･ベニテスは負傷者の状況について説明するのが恒例になっており、このリバプールの監督は、試合前日会見ではいつも着用しているクラブジャージよりも白衣と聴診器で臨むほうが似つかわしいほどだ。
このシーズン中ずっと、ベニテスはプレスとファンに対して負傷者の長いリストの最新情報を送り続けている。フェルナンド･トーレスとアルベルト･アクイラーニはその中の普遍のテーマとなっている。ベニテスにとって不運なことに、クリスマスは事態を良い方に変えてはいない。
トーレスとアクイラーニはこの祝祭季の対戦には出場できそうだが、ベニテスは彼らの出場状況を管理しなくてはならないだろう。トーレスは彼の出場時間を制限させている鼠径部の負傷を克服しようと戦っており、今日のアンフィールドでのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦にはどうやら先発しそうだが、3日後のアウェイのアストン･ヴィラ戦に出場可能かどうかを判定する前には経過観察が必要だろう。しかしながら、問題解決のために手術をすることに関して、スペインフットボール協会からの圧力はない。

アクイラーニはふくらはぎの負傷から回復しており、夏にローマからクラブに加入して以来初の、プレミアリーグ先発を果たしそうだ。しかしそれでも、このイタリア人ミッドフィールダーがこの試合の激しさにどれだけ対応できるかが、彼のこれからの出場機会を左右するだろう。

「現時点では、フェルナンドは練習を続けながら毎日フィジオと取り組むことになります。治療を受けて彼が良い状態の時もあれば、そうでない時もあります。しかし今のところ彼はOKで、私たちは管理を続けなくてはなりません。マッチフィットネスを上げて行かなければならない選手たちが、私たちには何人かいます。ファビオ･アウレリオ、アクイラーニ、トーレス、スティーブン･ジェラード、一人ひとり状況が違い、それぞれ違うやり方を取る必要があります。フェルナンドはクリスマスの対戦をフルにやることができそうです。彼が先発できるかどうかを見てみるつもりですが、先日の彼は問題ありませんでした。
アクイラーニについてですが、私たちは彼を獲得する時に2、3人の専門家の意見を聞き、最も悪い見通しが2ヶ月ほどのアウトとなるだろうというものでした。個人によって回復具合は違いますから、それよりも長くなってしまいました。彼はプレーしたがっており、ハビエル･マスチェラーノが起用できない現在、おそらく彼の出場機会は増えるでしょう。」

負傷者だけが、ベニテスの唯一の懸念ならば良いのだが。プレミアリーグの順位表を見れば、今シーズンのリバプールがどれだけひどく苦戦しているかは一目瞭然だ。現在8位、バーミンガムより1ポイント下で、1ポイントしか上回っていないフルハムは1つ未消化試合を残している。このような状況は、8月にシーズンが始まった時にクラブの誰も予想していなかった。アンフィールドでそういう予測がほとんどなかったことは驚きではなく、ベニテスは「一度に一試合」という伝統的な監督のマントラに立ち戻る以上の、何もしたくはないようだ。

「フットボールは週ごとに変わります。そして、次の試合は良くなるという自信を持たなくてはなりません。」

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ラファの白衣に合いそうですね（笑）。どうやら今日は、アクイラーニがプレミア初先発を果たしそうです。トーレスは長い目で見て上手く使って行くしかないとして、気になるのはキャプテンです。コンスタントに出場するようになって1ヶ月以上が経過している今もなおフィットネスに問題があるということは、鼠径部に不安を抱えながらプレーしているのは間違いないでしょう。彼の回復にも長い目が必要なのか･･･うーんうーん。両エースが100%でないのはきついですね。クリスマス季、救世主の光臨はあるか？
今日はカイトが休みそうなので、スタメンをこう予想してみました。

レイナ
ジョンソン　キャラ　アッガー　アウレリオ
ルーカス　アクイラーニ
バベル　キャプテン　ベナユン
トーレス

相手はたぶんびったり引いてカウンター一発狙いに徹して来ると思うので、狭い中をこじ開けるスキルを持つ選手たちを前に並べます。アクイラーニとキャプテンは位置が逆でも面白いと思いますが、突進力があるキャプテンをいちおう前にして、状況によっては2人横並びでもいいと思います。後ろはとにかくカウンター警戒！危険をどれだけ早く察知してつぶしにいけるかはルーカスにかかっています。頑張れよ～。